・「聖杯戦争開戦」
この巻は各人がマスターに至り全サーヴァントに出会うまでの経緯が明かされます。つまり、開戦までの経過を綴ったものです。キャラそれぞれの過去など深い部分は2巻以降からになります。ぜひ4巻まで揃えて読破することをオススメします。
・「奈須きのこ+虚淵玄! 夢のコラボ完成。」
TYPE-MOONの奈須きのことNitro+の虚淵玄という、人気のゲーム作家がコラボしたFate/stay nightの外伝です。Fate/stay night の世界観を壊すことなく、第4次聖杯戦争の顛末が詳細に語られています。Fate/stay nightで語られなかった秘密が明らかになっていき、決められた終焉へとつき進んでゆく。他人の作品さえ自分の作品として昇華してしまう虚淵玄という作家の能力に感動しました。奈須さんがファンタジックホラーだとすると、虚淵玄はハードボイルドミステリーでしょうか。Fate/stay nightの好きな方のみならず、多くの方に読んでいただきたい作品です。
・「書籍です」
書籍なのか、PCソフトなのか良くわからない方がいらっしゃるかもしれないので、最初に明記しておきます。これは書籍です。
タイトルから明らかなように、時間軸上は「第五次聖杯戦争」を描いた「Fate/Stay night」より以前の「第四次聖杯戦争」を舞台にした物語。作者が「Fate/Stay night」とは異なるということで若干不安があったが、それは杞憂に終わった。マスター、サーバントというおなじみの設定の中で、衛宮切嗣がどういう人物だったのか、言峰綺礼はどのように聖杯戦争にかかわるようになったのかが明らかにされていく。セイバーは相変わらず強く美しい。「Fate/Stay night」のフアンの方は必読。ただ、全4巻で5,000円はちょっと高い。
・「魅せられ惚れさせられる」
Fateシリーズの根源に相応しい物語 1400ページにも及ぶZeroは読み応えありますよ(笑) 喜怒哀楽全て有り! 個人的には五千円は高くない! hollowまで買った方にはそう言って良いと思います。 (なぜなら文章読みながら、場面を想像しやすい) あとがきで、ライターさん達の言葉に触れられたのも良い! ネタバレになるから詳しくが言えないのが残念です… 個人的に好きなキャラはライダーです(笑)
・「面白いです」
最初値段が高いかな?と思いましたが、各巻カラーイラストが10ページ以上、本編にもモノクロの挿絵がついていて、値段については納得しました。
内容については、文句のつけようがありません。新規の登場人物、サーバントとも実に魅力的で、複雑に絡み合いながらストーリーが展開していきます。
fate本編の、奈須きのこ氏のテキストが「冗長だな」と思っていた私には虚淵玄氏のテキストはスピード感があってよかったです。あと、驚いたのが辻褄が合っていること。「10年前の聖杯戦争で何があったのか」「なぜ、衛宮切嗣と言峰綺礼は対立したのか」が丁寧に明らかになっています。
本人が「血ヘドを吐く思いで書いた」とあとがきに書くだけあって、ものすごい出来です。だからこそ、TYPE-MOONからきちんとビジュアルノベルの形で世に出なかったことが残念でもあります。
・「凄く満足」
書いているのは奈須きのこ氏じゃありませんが凄くいいです。違ったよさがあって。原作ゲームでは基本的には主人公+ヒロインの視点から物語を追っていきましたが、これは違います。各マスターの視点からです。そのため非常に分かりやすいです。戦闘場面ではやっぱり熱い。ニトロプラスという会社を知らなくて不安だったんですけれど、予想以上の出来。文句なし。普通に熱い。
外伝的なものですが、普通にいい。ゲームをやって人には文句なしにオススメできます。ただ、すぐ品切れになる・・・
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