・「英語版が良い」
日本語より英語の方が音とあっている気がした。キャッチーな聞きやすさはあまりないと思うが、聞き込める曲が多いと思う。秋冬の夜にあうと思います。いい季節に発売された。
・「かっこいい!」
あうぅ。かっこいい。
彼女の音楽は私にとって、胎内で聞いた母親の心臓の音のようです。卓越した技術、感情豊かなメロディ、複雑なリズム。根底には、すべて「愛」が流れている。
「When I Die」―もし私が死んだら(その予定はずっと先だけど)、葬式ではこの曲を流してほしい。っていうか、葬式、しめっぽいのイヤだから、BGMはずっと矢野顕子さんの音楽を流してほしい。「ふりむけばカエル」「花のように」「わたしたち」「おおきいあい」「ひとつだけ」「ごはんができたよ」「DAVID」・・・もっともっと、たくさんの大好きな曲たち。そんで、みんなで「あいつはなかなかいいヤツだった」とか言ってほしい。
私は今35歳なんですけど初めて私が矢野さんの音楽を知ったのは16歳の時。お友だちに「いいよ」って教えてもらった。以来、19年、ファンです。その時確か矢野さんは34歳。いつの間にか、その年齢を追い越してしまったけど、私はどうしてこんなに幼いんだろう?矢野さんは、どうしていつまでもあんなに若くて美しいんだろう?精神年齢は高く、その一方で、少女のような瑞々しさも忘れない。私も、そうありたい。
・「個人的にはちょっと」
前もって言っておきますが、アッコちゃんの音楽は別格だと思っています。ヤノカミも個人的に別物と据えながらもとても好きな作品です。しかし今回の作品は曲的にはいまひとつ・・・でした。曲がいまひとつインパクトが弱い。逆に詞の方は素晴らしい『変わるし』なんてもう最高の詞だと思います。それだけに曲がもう少しひねり出してほしかったかも。ピアノは云うまでもありませんね。最近の作品のなかではどれよりも日本的なアルバムでした。
・「等身大のパーソナル作、「akiko」。」
オール・タイム・ベストとセルフー・カバー・アルバムのリリース、そしてハラカミレイとのデュオ「yanokami」の活動を経て、「ホントのきもち」を継いで矢野顕子の早くも4年ぶりの新作は彼女の名前をタイトルにした「akiko」。という事で、いままでの矢野顕子より一層パーソナルな内容になるとは思いますが、大変楽しみにしています。トラックリストは以下通りに:
01. When I Die02. Evacuation Plan03. The Long Time Now / T Bone Burnett カバー04. Song for the Sun05. Whole lotta love / Led Zeppelin カバー06. しまった07. いい子だね08. People Are Strange / The Doors カバー09. The Wall10. 変わるし
このボックスセットには日本語曲のうち6曲の歌詞を英語にした英語版を加えてレコーディング映像と「変わるし」のPVを収録した特典DVDもついていますが、3枚組としてかなり買う価値がありますよね。英語版を作るというのは、多分「yanomaki」の英語版が故でしょうか。
実は私はつい最近彼女の事を知りファンになったんですが、きっかけは今年の3月に我が国に開かれた国際的音楽祭「Mosaic Music Festival」だった。その時にyanokamiは一日限定の出演をされましたが、「せっかく日本からのアーティストなんで見に行かない?」と思って一回目の演出のチケットを買ったんですが、本当に行ってよかったです。勿論、二人としての演奏は素晴らしかったが、今になってまだとても深く印象に残っているのは矢野さんのソロ・ステージで歌われた「ごはんができたよ」でした。正かこんな謳もあると思えなかった私は大笑いしながら幸せそうにピアノを弾いて歌っている彼女を見て思わず笑ってしまったんです。
こんなにも元気で、そしてこんなにも壮快で。矢野さん、こんなに素敵な音楽をありがたとう。
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