・「大人のオアシス」
第一印象は、肩の力が程よく抜けた大人のロック。ミドルテンポの曲で始まるが力強いギター音で個人的には好み。前作よりは、本来のオアシスらしさを取り戻したような気がしますが、人それぞれ感じ方は違うでしょうね。何はともあれ、一貫した音楽性を保つアーティストには尊敬します。
・「よく分からん」
確かにオアシスの最新作ですが、前のアルバムに比べると、はまり具合が落ちてますよ。確かに体感できる音楽と書いてありますが、私はどうもこの作品にはなじめません。確かにロックですが、どうも何かが物足りない消化不良の作品でした。
・「良いです」
良い曲が並んでいます。1〜8曲目までの流れはほぼ完璧。終盤3曲は少しマニアックですが、佳曲です。ほんのり新機軸のスパイスが効いています。個人的には2曲目の嬉し懐かしいマンチェスター・メロディーに、ノエルのストーン・ローゼズへの愛情を感じました。このアルバムは全米5位にチャートイン、十数年ぶりにアメリカでも大ブレイクしているようですね。本当に良いものを創れば届くのですね。嬉しいことです。
・「縛りプレイ」
新作を出すたびに1・2作目と比べられ、過去の影がまとわりつくのは可哀相だと思います。まあそれは別の話として。珠玉のメロディに溢れ、普遍性に満ちたかつての1・2作目のアルバムと今回の7作目はまるで違います。メロディは排除され、ライブで皆で合唱できるような曲は見当たりません。そのため賛否両論が激しいようです。私も初期オアシスのメロディが懐かしい身ではありますが、今回のようなアルバムもありなのではないかと思います。ズカズカ歩く行進曲のような1曲目や、ドラムのイントロで始まる2曲目には高揚感があると思います。ただアルバムの前半の流れが良いだけに、後半が物足りない気がします。今作ではオアシスがメロディを敢えて排除し、新しい方法論を模索しているように感じられました。そこから「おお!」と思える曲もいくつかあったのですが、『Don't Look Back In Anger』のようなメロディを久々に聴きたいのも本音です。今作で曲作りの方法論を広げた分、次回作がどうなるのか早くも気になります。
・「4th以来の快作」
英マンチェスター出身のロック・バンド,OASISの最新作(7作目)。久々にまともな作品ができあがってきた。最近,ブルーズ,R&B,JAZZに傾倒している私が聴いても「優れたロック作品」だと思う。楽曲の感触はデビュー作に最も近く,すごく混沌としたサウンドメイクがいい。力強さと繊細さがうまく同居して,メロディもOASISらしい。特にレコードで言うところのA面にあたる部分(CDで言うとM1〜M5まで)は,アルバムとしての流れ・構成もほぼ完璧で文句無し!既に“終わった”感のありありだったバンドだったが,やればまだできるのである。ファンも納得の良作と言い切ってしまっていいだろう!!ちなみに,前作「Don’t Believe The Truth」(2005年発表)と前々作「Heathen Chemistry」(2002年発表)の2枚をそれぞれのリリース当時以来,聴いてみたのだが,やっぱダメだね・・・。「Dig Out Your Soul」とは比較にもならない“屑”のような作品だった(苦笑)。あまりに酷すぎて途中で聴くのを止めたくらいだから,その程度がわかるだろう。キャリア史上一の名盤「(What’s The Story) Morning Glory ?」(1995年発表)以降,彼らの作品はすべてリアルタイムで聴いてきたが,「Don’t Believe 〜」と「Heathen Chemistry」の酷さだけはどうしようもない。今回もし復活できていなかったら,本当にファンを辞めていたかもしれない。次回作では昔のようにもっとノエルの作品を聴きたいものである。
・「これはいい」
私の個人的嗜好としては質感で攻めてくる今作は実にジャストに響きました。 正直2枚目がそんなに好きではないので(名盤だということはわかりますよ、さすがに)オアシスの全アルバムの中で1枚選ぶなら私はこれですね。…ノレる。
・「もう二度と彼らの新譜を買うことはないだろうと思ってた」
しかし試聴して買わずにおれなかった。
今までのOASISとは違うとか本人たちも言ってるようですが、昔のかっこいいOASISを思い出しました。 好きな1stに近い高揚感。
・「じわじわ沁み込んでく」
すげえシブくなったなあ!最初聞いたときは「んん?」と首をかしげてしまったのだけれども何回も通して聞いているうちにやめられなくなった。今じゃコレばっか聞いてる。冒頭の『Bag It Up』から『Soldier On』までの心地よいビートがじわじわと体の中に沁み込んでいく感覚がすごく気持ちいいのです。感覚的には「ビィ・ヒア・ナウ」に近いかも、「モーニング・グローリー」のような即効性は無いけどやっぱり聞いてるとワクワクして来るんだよなあ。
表現の仕方が変わっただけでオアシスの音楽は今でも変わってないんだなあって感じました。このアルバムを一言で言うとサージェント・ペパーのようにおもちゃ箱をひっくり返したような無邪気さとシニカルなオッサン心(笑)が融合したアルバムかなあ。
全然一言で言えてねえじゃん。
ホントに「体感」できる音楽だった!コレはオアシスのクラシックになるかも!?
・「このアルバムはfalling downにつきる。」
falling down、この曲はヤバイっす。まさかのtomorrow never knowsのビートパターンに哀愁漂うメロディ。このビート自体はノエルとケミカルのコラボなどでしばしば使われてきていましたが、あまりにビートルズのイメージが強いこともあるのか、それほど使用頻度の高いビートとは言えませんでしたし、あまりに変わったリズムのためか、結局ビートルズと似たり寄ったりに終わるものが多かったと思います。しかし、falling down。まさか、オアシスがこのビートの新たな使い方を提案してくるとは!どちらかといえば良い曲を作ることに重心を置いていたバンドがこういう曲を作り上げたことは素直に驚きます。今までの例でしたら野心あふれる新人バンドが作り上げていた曲でしょう。それをこのベテランバンドが作ったということがこの曲の、そしてこのアルバムの価値を決めると思います。すでに中年の域に入ってる人間が新しい何かを求める心を持ち、”その心に真摯に向き合った”そんな印象をこのアルバムから感じます。
・「難しい」
全体として暗く、重い雰囲気で統一されている。アビーロードスタジオでやった影響なのか、ドラムの音とベースライン(ポール独特の)がもろにビートルズになっている。何十回と聴かないとこの作品のよさは私には理解できそうもない。DVDでのメンバの発言はデビュー当時と何も変わらぬ自信過剰さが伝わるが、これが常にトップ走るoasisのパワーの源泉なのでしょう。
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