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▼Fairy Dance~KOKIA meets Ireland~:詳細

Fairy Dance~KOKIA meets Ireland~

Fairy Dance~KOKIA meets Ireland~
KOKIA(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「KOKIA discovered a fairy in the Ireland.
 この環境の激しい時代、グローバル化したことによるメリット、デメリットを露骨に身をもって体感した今日、国も企業も人も信用できない、信じられるのは自分だけ。自閉感に蝕られそうになる己に何かしら「光」のようなものを見せてくれるKOKIAの歌。 我にとってもはや癒しの存在であるKOKIA。

 前回そして今回アルバムに感じる「自然」という共通の要素が感じられ、特に今回は誰もいないストーンヘンジ(イギリスであるけれども)で思うまま、気の済むまま、誰にも制約を受けずに歌うKOKIA のイメージが浮かぶ。 出来れば「currents」を入れて欲しかった思うのは欲張りすぎか・・・  真に良いものの本質気付く者は必ず存在する。その存在をいち早く感知し同調してくれるのは海外であるが、日本にも少なからず存在する。それは私でありここにレビューを書いてくれている者、歌を購入する者たちである。 個々の文化はいち早くグローバル化し、良いものは直ぐ認められる。それ故、歌には国境存在しない。

・「珠玉の組み合せ
何人ものアーティストがケルト&アイルランド音楽をテーマにした作品を発表していますが、KOKIAのこの一枚は、その中でも群を抜く完成度だと思います。

どこまでもアイルランド古典の空気漂う1〜2曲は、てっきりケルト語で歌われていると思っていたら、彼女独特のKOKIA語。彼女の世界とアイルランド音楽の違和感のない融合ぶりに驚きます。これがアイリッシュに!?と驚いた「蘇州夜曲」は、どこかコミカルな軽快なアレンジがとても新鮮。そして、この1曲のために買ったと言っても過言ではない、「Suil a Run 」この曲は本場アイルランドでも様々なアーティストに歌われ、美麗なアレンジを多く聴きますが、歌詞自体は古歌らしい、恐さを含んだ恋歌。KOKIA版の「Suil a Run 」は、単に美しいだけではないこの曲の重さが感じられて、これまで聴いた「Suil a Run 」の中で最も好きなアレンジです。

全曲を通じてのアイリッシュの曲調。けれども、どの曲KOKIAの歌として消化されていて、KOKIAファンにも、また彼女を知らないアイルランド音楽ファンにも楽しめる内容ではないかと。とてもお薦め。

・「アレンジ、音質、クオリティ◎ のトラッドアルバム
彼女が作詞作曲を行ったのは#1のLydiaと#2のSong of Pocchong,#7のそのままで,で後はトラッドのカヴァー。とはいっても、彼女自身の卓越したソングライティング力もあり違和感は全くありません。これからの秋の季節に似合う極上のアコースティックアルバム。 野原で夕焼けを眺めるKOKIAの姿同様に、聴くものを暖かさで優しく包み込んでくれる。アレンジャーとバックのミュージシャンにはThe Corrsとも共演したPuckfairが担当。Sean Whelanは元々ジャズ畑の人でさすがにスパニッシュギターの挿し込みが上手い。ストリングスを多用したポップスアレンジ、そこまではいかなくともヴォーカルエフェクトや音源処理をしたがる日本やアメリカでレコーディングをしたなら、これだけナチュラルなものはできなかったはず。冒頭で彼女が電子音で作られたものが多くなったと語っていますが、その通り、人工的な音源処理や機械要素はあくまで「自然的」な音を作り出すに過ぎない。ここで流れる音楽はその意味で本当に自然なもの。8曲で34分と短いですが、買う価値は十分にあり。

・「優しく、儚く、強く、美しく、、、アイルランドの伝統音楽そのもの
事実上The Voiceリリースからわずか7ヶ月の短期間でのリリースですが、このプロジェクト自体はもう何年も前から考案されていてた長い歳月を経た作品です。曲数は少なめですが、それを補うには余りあるほどの濃い内容です。今の音楽ではあまりない隅々まで、生楽器で生演奏という豪華な内容です。デビューしてから一貫したKOKIAの中に迸るトラッドの魂が大きな慈愛と合わさったのが今作であるように思います。そこには音楽を通して文化を伝えようとするKOKIAの信念が込められているようにも思いました。自身をミュージック・トランストレーターと名乗るように、現地の空気や香りまでも余すところ無く音楽に変換できています。日本の音楽シーンに幾度となく影響を及ぼしてきたアーティストですがこれからも日本の音楽シーンを引っ張ってほしいと願うばかりです。

日本アイルランド外交は今年で50年を越えましたが、日本からの返答の、大本命だと思います。アイルランドという国は長年の政治紛争や移民など苦悩の歴史がありますが、だからこそその中でしか表現できない美しさや、哀しさが詰まっています。音楽という枠にとどまることが無く、KOKIAはそんな歴史背景を表現しているようにも思えます、EnyaやCeltic womanと同じアプローチを感じます。世界一難しい言語と称されるゲール語ですが、遊び半分で挑戦しているのではなく、歴史背景を学んできちんとした言葉での発音など(こればかりは現地の人でなければ分からない)真剣さが伝わってきます。それぞれの起源をたどればいつか誰もがこの国に接点を持っていたのではないかと壮大な気持ちになりました。異文化コミュニケーションという言葉はまさにこの作品のことを言うのではないかとおもいます。

1、Lydia ‾fairy danceKOKIAオリジナルの書き下ろしですが、オリジナルと言われなければ分からないほど自然です。毎回KOKIAはアルバムのコンセプトを1曲目で表現していますが、この曲がコンセプトになっているように感じます。2、Song of pocchong‾雫の唄「The Voice」の一曲の自身によるカバーです。「The Voice」とは全く異なった味わいがあります。聴き比べるのもかなり面白いです。3、悲しくてやりきれない親しみのある邦楽のカバーで、オリジナルはザ・フォークルセイダーズの名曲です。このアルバムにとても合っていて哀愁漂う名曲になっています。4、Black is the colour洋楽の名曲のカバーで、KOKIAは過去にも「Moonlight shadow」や「Desperado」など深みがあってシャープな曲をカバーしていますが、今回もその感性を発揮しています。哀愁漂う、どの名曲にも劣らない名曲になっています。5、蘇州夜曲この曲も日本には親しみがある邦楽のカバーです。今まで名だたる歌姫と呼ばれる人がカバーをしてきましたが、このKOKIAのカバーはいい意味でどのカバーにも属さない名曲になっています。大きなオマージュが込められていて唯一無二というにふさわしいまっすぐな曲です。前後の流れもあり爽やかな中にもどこか哀しげな表情は、KOKIAならではです。6、Siuil a Runアイルランド民謡のカバーで、とても透き通った曲です。Celtic womanのカバーにとても近いと思いますが、そこにKOKIAならではの憂いが加わってよりいっそう深みが出ているように感じます。7、そのままでいい‾be as you are書き下ろしのオリジナルで、自分の曲に対する信念を伺い知ることが出来る曲です。無理をしないリラックスできる音楽、ぬくもりがあり爽やかだけど、どこかちょっと哀しげな表情はKOKIAならではだと思います。8、Taimse im Choladhアイルランド民謡のカバーです。何百年という長い年月語り伝えられている曲で、優しく母性的で繊細で強くて美しくて、ちょっと哀しい。まさにアイルランドの女性像そのものです。

Fairy Dance~KOKIA meets Ireland~
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