・「詞の質は落ちた」
曲はいい曲が多くて嬉しい限り。しかし、詞の質は著しく落ちた。
この人の持ち味の一つは、人の内面を鋭く抉るような詞だと思うが、今回は曲に無理矢理詞を乗っけてるような感じで、しかも苦し紛れに使われる英語が不愉快極まりない。
次回に期待。
オープニングナンバーのドラムは沼澤さんだが、非常に素晴らしいです。
・「落胆と失望・・・」
どうなんだろう?この2〜3年はアルバムを出すごとに作品に「深み」がなくなっている感じがします。今回も同じ感想です。最近のインタビューを聞くと「絶好調」をやたらアピールしてるシカオちゃんですが、本当はいまスランプに陥ってるんじゃないかな?才能あるアーティストだと信じてるので今後に期待します。早く戻って来い。ちなみにクローバーを聴いた時の衝撃を僕はいまも忘れてません。
・「やたらクセになる」
私的にNobodyKnowsが好きなのですが、言葉の切り返しが音楽と相俟ってイイです。コノユビトマレは最初、応援歌?的思いで聞いてましたが、最後まで聞くとそんなタカビーな曲では全く無い!ベスト盤よりこちらから、是非!
・「スガは今人生の夏」
おそらく後々アーティスト活動全体を評価したならば、前作から現在あたりまでは、夏の季節と評価されることだろう。批評的でなくて申し訳ないが(ファンなので)、私は陰りのない夏の季節を迎えたスガを楽しもうと思っている。盲目的なファンというのはそうしたもので、こちらがアーティストに何か要求するのではなく、アーティストの変化に合わせて、ただその姿を受け入れて楽しむのである(ファンじゃない人にはわかりにくくてスミマセン)。 下ネタへの挑戦もあるし、メッセージもあるし、自分なりの答えを出そうとする姿勢にもブレがない。ただ、初期から何かが変わった感じは強い。私はそれは、不安だと思う。世の中や自分のあり方について、違和感や不安と、その反動の強がりがすっかり姿をひそめた。自信に満ちあふれている。 繰り返すが、私はただ彼の変化を楽しみ、彼の曲を愛する。
・「ノリノリのスガさんを楽しむために。」
スガシカオ『FUNKHOLiC』全12曲収録。
ファンク魂炸裂!?ってな感じじゃなくて明るめで聴きやすい歌を集めたアルバム。ですが、個人的には最高に楽しめた1枚でした。ありがとうスガさん!しょっぱなの「バナナの国の黄色い戦争」ていう村上春樹の小説に出てきそうなタイトルソングからスタート。収録曲中一番ファンクっぽいノリと思わず笑ってしまう歌詞が印象的な曲で意外と楽しめる。つづく「POP MUSIC」「プラネタリウム」は一転して優しい歌声で進むセンチメンタルな曲。というかここら辺の声のさじ加減が本当に巧いと思う。ラストの「宇宙」はファンクとはほぼ関係なしの癒されソング。メロウな気分になる。もちろんシングルの歌も全て良かったです。
初回特典のビデオクリップ3曲も素晴しい!3曲とも光にあふれた映像の中でスガさんと曲を楽しめます。とくに「NOBODY KNOWS」のジャムが良い味だしてたし、「コノユビトマレ」ではバックで踊る人たちの楽しいそうな姿がとても印象的です。やっぱこの人のPV見てると清々しい気分になる。
今作はファンクかどうかは疑問だが、とても気持ちのイイ音楽が揃っているのは事実。次回作がとても楽しみになったアルバムです。
・「賛否両論あるだろうと思われる作品」
アルバム全体としては流れがよく出来ていて、充実している作品と言えそう。しかし、タイトルに反して、めちゃくちゃファンクな印象は受けませんでした。原因は間違いなくベースにあると思われます。それはプレイが下手とかそういうのではなく、音が黒くないのです。1曲目とかは、曲はめちゃくちゃかっこいいのに、今ひとつ乗り切れません。スガシカオ曰く、アレンジをプレイヤーに任せているらしいので、このようなアレンジになったのだと思います。多分ベースの人やホーンをアレンジした人はタワーオブパワーとかが好きなのでしょう。従来のスライとかJBを彷彿とさせる黒いベースラインがこのアルバムにもう少し多く取り入れられていたら、もっと面白くなっていたかもしれません。それがスガシカオっぽさでもあったと思うからです。とはいえ、音楽的には面白いことをやっていると思います。逆にいうと、スガシカオはこういうこともできたのか!ということだと思います。スガさんがこれからどんな音を出していくのかが楽しみです。
・「凝った音作り」
アルバム全体を聞いた感想は、やはりスライやプリンスが好きなんだな〜ということです音は、ファンクのなかにうまくエレクトロな音を使ってるとかんじました。ノリノリの曲から、洋楽好きが好みそうな凝ってる曲、しっとりバラードまでバランスが良いアルバムだと思いました。聞けば聞くほど、あなたもファンク中毒に!!オススメです!
・「いい、だけど、もう少し毒がほしかった」
今回は、かなりFUNKだという話だったので、ライブのようなノリを期待していたため、最初に聴いたときは肩透かしを食らった感じがしました。
しかし何度か聴くうちに、聴きやすくていいかもとは思ったのですが、やはり物足りない。
call my name、潔癖のような、「おお〜スガシカオ!」という曲(歌詞)をもっともっと聴きたかった。
paradeの時から、ポップなシングルが連続してるけど、もっとスガシカオらしいシングルも聞きたい。スガシカオらしい「切なさ」と「毒」を次回作に期待します。
・「かすかにロンドンの香り」
ロンドンでの曲作りもあって、いろいろな音、今までのスガさんを超えたようなスガさんにしかできない12曲がつまった一枚。ロンドンの香りは『宇宙』そして私は『sofa』の甘い声に惹かれています。
・「スガマニア向けFUNK入門アルバム 」
お見それしました。ご本人が気に入らなかったら送り返せと豪語していた意味がよくわかりました。そしてFUNK好きにはこんなのFUNKじゃないと言われるだろうと言っていた意味も。自分の引き出しを全部開け、たまに人の引き出しも拝借し、やりたい事を全部やりつくした感じですね。 ただ、気負い過ぎて歌が曲とアレンジに負けている曲があるような。キーが高いのか喉の調子が悪かったのか、変に鼻にかかった甘ったるい声になる所が多いのが気になりました。そこがいいという人にはたまらないと思いますが、自分的には以前のなげやりな歌い方の方が好きです。 今のバンドメンバーではアルバムの曲をライブで再現するのはほぼ不可能だと思いますが、鉄板の午後のパレードと合わせてジャミロ風振り付きディスコナンバーが二曲もあれば客の方が勝手に盛り上がるでしょうね。その辺りの計算もさすがKING OF FUNK。FUNKを聴きに行くのに何で振りを覚えなきゃいけないのかよくわかりませんが、嫌なら行かなければいいだけの話ですし、喜んで踊る人が大多数でしょうから問題ないですね。 このアルバムでFUNKに興味を持った人は、ぜひTOWER OF POWERやPRINCEを聴いてほしいです。比べて聴くとどちらが本当のFUNKなのかよくわかると思います。スガシカオが一番リスペクトしているはずのSLY & THE FAMILY STONEも…と言いたい所ですが、このアルバムにはエッセンスがほとんど入っていないので、遡ってcloverまで聴いてみる気になった人はぜひSLYも聴いてみて下さい。
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