・「迷走?」
「恋におちたら」のヒットを機にどんどんR&Bから離れているCrystal Kay。 先行シングルも「ポップスをR&B調にしました」という感じであまり期待せずアルバムを購入しましたが、残念ながら予想を大きく外れるような内容ではありませんでした。Jam&Lewis作の「I Can't Wait」やBloodshy&Avantの「It's a crime」、デビュー曲「Eternal Memories」を彷彿とさせる和なメロディの「帰り道」など良い曲もありますが、他に印象に残るような曲はありませんでした。「皆の望むものと自分の歌いたいものとのバランスが難しい」、というようなことを以前話していましたが、それがまだ安定していないような印象です。歌い手として素晴らしい素質を持っていると思うので、これからの作品に期待しています。
・「色々な意味で新境地」
通算8枚目のオリジナル・アルバムは前回の「ALL YOURS」がストレートなラブソング集ということもあったので久しぶりのバラエティに富んだアルバムとなりました。
海外のプロデューサー陣と組んだ曲はどの曲も今までの曲よりチャレンジングな曲調だったりします。特に11曲目の「It's a crime」はあえてエフェクティブなボーカルにしてあって、ある意味貴重な感じもします。彼女の特徴としては、あまり加工をしない伸びのある声とコーラスワークが売りになっていると思っていただけにその効果が面白いと言えば面白かったです。
シングル曲はJ-POP路線をそのままひた走ってる感じですね。アルバム収録曲で特に気に入ったのは8曲目の「TIME GOES BY」と9曲目の「I Can't Wait」でしょうか。彼女元来の良さが出ている曲だと思います。
ミュージックビデオは、収録曲がもうすこしアルバム収録曲をフィーチャーした物が良かった気もします。(シングルカットするかどうかでPVが作られるのか基準が分かりませんが)今「Shining」を観ても夏ですしね・・・。
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