ZERO
クレイジーケンバンド(アーティスト), Full Of Harmony × ISO from I.S.O.P.(アーティスト), The Gospellers(アーティスト)
・「これぞまさしくレイドバックアルバム!!」
確かにいつものオールジャンルサウンド。しかし肌触りが決定的に違う、何かが違う。というのが今回の第一印象でした。一見(聴)あっさり目に見えて実は従来より練られているアレンジ。敢えて抑制しているようなメロディ(でも奥行きは深い)。これまた敢えて手数を減らしグルーブ感を優先させたようなドラム。ホーン隊にしてもいつもの「でましたソロパート!」的な前への出方をしない。いや、しているのかもしれないけどそう感じさせないほど各パートがみじん切りにされ撹拌されてさらに二週間ほど寝かされたような。そんな発酵感(?)があります。ジャンルが全く違う曲でさえそういった感触が統一されてる!
で、ある雑誌インタビューでThe Rootsに言及している記事を発見。そうか、今回のこのビートは彼らなのかと。あっさり合点を得ました。その辺を書き出すとキリがないので割愛しますが。
そんなことより今回の特筆すべきは、「ハマ風」以降実質ラストの「Lookin' your eyes」までのメロウチューン固め撃ち。これはもう卒倒モンですよ!まさにレイドバック!
ところで以前に書かれた方もいますが、確かにフルイになるだろうアルバムですね。これを受け入れられない人も多いだろうと思います。言ってみれば小沢健二「Eclectic」、山下達郎「SONORITE」のようなアルバムではないかと。でもスルメ的味わい曲は今回も多いと思いますよ。個人的には「猫」「零」「亀」そして上記後半のメロウ曲で十分とろけてしまいました。今回も名盤保証!
・「ピンクの○が…」
ピンクの○がとっても気になって、ジャケ買いしてみました。が、買って大正解でした!このピンクの○が表してるまんま(?)、ホント怪しい1枚でした。w素敵な曲もあれば、かっこいい曲もあれば、「なんじゃこりゃ?」と思う曲もあって聴き応え抜群です!ケンさんは知ってましたが、CKBって他の人も歌うんですね!
・「曲の流れが」
ジワジワ効いてきますねこのピンクの丸が。特にデトロイト音頭から中古車→夏→蜂の流れがいいです。特に中古車にヤラレています。こんな曲を作れるのは日本にCKBだけだと思いますね。副題が「AS IS CONDITION」ってすごくね?
・「食わずキライはイクナイ」
ケンさんの声の魅力、そしてバックの音楽の質の良さ、どれも一級品なクレイジーケンバンドの良さを、余す所無く詰め込まれたアルバム。ケンさんは本当に、キャリアを重ねる毎に、その男らしさ、渋みを増していってますね。きっとあのコワモテっぷりとかでちゃんと聞いたことが無いって人が多いと思うけど、多分食わずキライじゃないかなと思います。じっくり、たっぷり聞いてみてください。贅沢な時間が流れるはずです。
・「最新作が最高傑作!」
さすが剣さん。CKBのアルバムはポルシェと同じく最新作が最高傑作デス。
・「あこがれる「オトナ」像」
色気ムンムンな一枚です。
単にエロティックなだけじゃなくて、悲哀とか、哀愁とか、情熱とか、、なんというか自分みたいなガキンチョにはとてもまだ表現できない「オトナ」な雰囲気がたっぷりです。もちろんバック、スタッフのレベルも高くて、今回もCKBのよさ、あますところなく出ているんじゃないでしょうか。クレイジーケンバンドの入門としても良いと思います。
無料配布のmixCDも入手しましたが、この夏はこの2枚で十分やってけます。
とにかくカッコイイ!こんなオトナになりたいっす(無理っぽいけど、、)
・「心踊る1枚!!」
なんとなぁ〜くYoutubeで『湾岸線』のPVを見て、一気にハマッテてしまいました。マジでおもしろいです!!歌も声も耳から全然離れないんですよね。あんな親父はいないですよ〜o(^O^)o早速『ゼロ』を買いました!!今までは、CKBの名前を知っている程度だったんですが、初めて聴いてみてめちゃめちゃ感動しました。あんなにカッコ良くてソウルでポップでクレイジーで...何回聴いても飽きないです。今まで食わず嫌いしていたのがすごくもったいなかったぁーっ!!一枚の中になんであんなにいろんなテイストを盛り込めるのかなぁ〜。『ゼロ』はカッコイイ大人の一枚ですね!大人の魅力がいっぱい詰まった心が踊る一枚です。
・「CKB流AOR!」
とりあえず「猫」「亀」「ハマ風」聞いてみてください。バリバリAORです。歌詞よりもメロディ勝負の佳作盤です。
・「二回転5の私もご満悦」
私は以前から、狂ってるといわれ続けて早20年(友人いわく岡本太郎さん系だとか・・)、
・「so many times 、many times rotation!!」
この円盤を聴いていると、見たことないはずの暮れなずむ夏の陽炎揺らめく街路が瞬時に眼前に立ち現れる。横浜?本牧?横須賀?それともL.A.?N.Y.?あるいはParisの石畳。いやいや、印度、セブ、オアフ、香港・・・・もうどこでもいいや。自分だけの幻想world wide cruisin'。聴いた人の数だけ、映像が見えてくるはず。CDなのに脳内スクリーンに鮮明に映し出される映像。CKBのアルバムじゃないと味わえない快楽のひとつが、まさにこれ。で、今回はまたいつにも増して多彩なジャンルの曲を、剣さんの卓越したDJセンスで流麗に繋ぎ合わせた全体の流れがすばらしすぎ。生涯現役音楽屋の真骨頂。
しかし、「中古車」と「猫」はやっぱり痺れが止まらんほどの傑作だ!特に「猫」はサビから始まって、全編サビというとんでもない哀調美麗フレンチポップス。時々挟まる寂しげな猫の鳴き声(多分ギター)がまたタマンナイ。
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