・「彼の様な存在はロック界にとって貴重すぎる」
何よりも驚くのが、このアルバムが3週間で作成されたという事だ。ジャック・ホワイトのギターを聴いていると「ギターってこんな音が出るんだなぁ」と本当に驚かされる。テクニックが二の次になりがちな昨今の風潮からすれば、彼の様な存在はロック界にとって貴重すぎる。
一曲目の表題曲「Consoler Of The Lonely」からエンジン全開。鋭いリフとテンションが高まっていく絶妙のアレンジ。二曲目の「Salute Your Solution」も強烈リフとリズムのバランスが最高。
ただし、リフとリズムの組み合わせだけにならないのがこのアルバムの凄いところ。
バンドとしての演奏力の高さ。本来、当然であって然るべき当たり前の技術が当たり前以上に備わっているからこそ、このバンドの存在感は圧倒的なものなのである。
・「いやはや、トンデモなく楽しくてオドロキのアルバム・・・、脱帽!」
主要な楽器の音色に60年代後半から70年代前半の香りが目立つようには思うけれど、も〜とトラッドな顔もひょいひょい出てくる。しかし、メロディーラインやアレンジは極めて高いオリジナリティーにあふれ、聴く方は意表を突かれてばかり。
演奏技術は極めて高い。Dsはジャストと後乗りをキッチリたたきわけ、“ブリブリ”Bとのコンビネーションは(同じバンドだっていうから、当たり前だけど)バツグン。ファズ全開のぶっといクラビネットやOr、酒場っぽいPはホント泣けてくるし、Gは見事に変幻自在でオルタナ、ブルース、トラッドが自然に同居。たとえば5「The Switch and the Spur」、マリアッチ風のラッパがGとリフユニゾンして、これがキマってしまうなんて・・・、こんなバンド初めて。
そしてなによりVoの魅力的なことったら、ないね。ラスト14の「CarolinaDrama」、ゼッタイ難しいよこれ、歌うの。それを軽くこなしてしまうのは、ジャックでしょうか、技術以上にその歌心に感動・・・。
共作のブレンダンと二人、その才能には脱帽するばかりです。とにかく、ロック好きならすぐ買ってみましょう。体験しないとわかんないですよ、この楽しさとオドロキは。
・「迷わず買いだよ」
1曲目を聴いて度肝抜かれた。
前作には物足りなさを感じたが、今回は間違いない。
必聴!!
・「21世紀ロックのマスターピース。」
ラカンターズの2ndは通常の手続きをすっとばしてアルバム完成後わずか3週間で発売となったために、日本盤は当然追い付かず発売は輸入盤よりかなり遅れての発売となってしまった。おまけにボートラはバンドの意向で無し、日本盤を買うメリットは歌詞と対訳だけだがこれがつくかどうか。ちなみに輸入盤のブックレットに歌詞はなかった。
さて、待ちきれない僕は輸入盤を買いましたがこのアルバム、いやぁとんでもない。ジャックの才気がほとばしりまくり、曲はロックの中にブルースやカントリー、ゴスペルやソウルやマリアッチやパンクまでがとぐろをまきながら極めてポップにグルーヴしながら突き抜ける。どの曲も完成度は高くよく練られている。曲の良さやアレンジのセンス、演奏力などとにかく際立っている、凄い、どの曲もアドレナリンが出まくりだ!
ジャックはよくZEPやジミー・ペイジをひきあいに出して語られるが(渋○さんとかね)、このアルバムはZEPより完全にストーンズだと思う。それも「メインストリートのならず者」のストーンズだと思う。さまざまな音楽をぶちこみながらストーンズの一本筋の通ったタフなグルーヴでまとめてみせたロックの金字塔。ジャックとラカンターズはたまたまストーンズと同じ方法論と同じレベルの才能とエネルギーで音楽に向かい、結果かの金字塔にせまるかのような傑作をものにしてしまったのだ(言いすぎですかねえ…)。ジャックはさしずめ一人ジャガー・アンド・リチャーズである(やっぱり言いすぎですか?)。ラカンターズには完全にまいったである。特にジャック、疑いようもなく現代最高の才能である。
・「これはスゴイ!ジャック・ホワイトの才能爆発!!」
ホワイトストライプスのジャック・ホワイトと、USインディシーン屈指のメロディメイカー、ブレンダン・ベンソンを中心とした4人組バンド・ラカンターズのセカンド。日本盤待ちきれなくて輸入盤を買ったんだけど、いやはや、これは参った、凄すぎだよ!
ストリングスやホーンにピアノ・オルガンといった様々な音を重ね合わせたバラエティかつオリジナリティ豊かな楽曲には、各楽器の音色に60〜70年代の古き良き“クラシック・ロック“の香りを漂わせつつ、特にギターソロに顕著なように、現在進行形というか、最先端のオルタナ・ロックの煌き・閃きも兼ね備えており、まさにお見事の一言。いや、もはやロックという範疇では括れない、優れた音楽だね。一聴するとキャッチャーなメロディのようでいて、実はかなり複雑な、一筋縄ではいかない構成の楽曲ばかりなのに、それを感じさせない確かな演奏力も素晴らしい。
御大J・ペイジをして「現代最高の天才!」とまで言わしめたジャックの才能が、B・ベンソンと切磋琢磨したことで、ここに爆発したんだね。ツェッペリンが目指した“ロックの未来”を、ジャックが引き継いで、僕らを夢の桃源郷に誘っているようだ。いやいや、もはやツェッペリンを引き合いに出すまでもないね。ストライプス同様、今後も目が離せなくなったなぁ。
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