・「聴き込めるアルバム」
俺的には”夢道”と同じぐらい気にいっています。今回は”シンプルでポシティブな”前作とは違い、いろいろな旋律が入り乱れるような曲が多く、曲調もメランコリックな感じですね。一回聴いただけではメロディーが憶えられないけど、また聴きたくなって、また聴きたくなって、を繰り返してるに気がつくとドップリ浸かっていました。ただ聴き込む作品が多いからBGMには向かないと思います。気に入った曲は多いですが、なかでもアルバム曲の”星電話””ウミウサギ””約束”は超名曲!!アルバムごとに違う雰囲気があって統一されているし、曲調も初期の頃からは随分変ってきていると思います。(もちろんいい意味で)ベストアルバムも要らない程、個性的なコンセプトで作品を創れるのは、JーPOPでは珍しい貴重な存在です。
・「いつまでも3歳児!」
有線で聞くaikoさんの歌は年をとらないというか、「この人、いくつ?!」って思うような歌が多いです。まあ、それが希少価値があると言えばどうなのでしょうか。普通、人間って成長していくものなのですが。。。しないですね。
カブトムシやひまわりになったら とのメロディーはいったい、どこへいったしまったのだだろうか。だんだんメロディーが退化していってますよね。
変に語尾をのばしたり、いきなり、高音へぶっとんだりのどの歌もマンネリ化の歌が最近多いです。
・「短編小説が展開するようなaiko」
序曲の歌詞の短さが素敵です。余韻がその後の展開に引き継がれてゆくようで。2もあえて前曲と対比的な主題。このみせかたの中で1の儚さや2の切なさが引き立ちます。また3の“時間はそんなにないから”と4の“明日の朝にはもういない”を結んでみると彼女の短編小説のような詞が一層動き出すような気もします。
6「秘密」ではサビでのファルセットに、きゅうっとするような気持ちの昂ぶりを感じさせる作りが印象的。7「ハルとアキ」は徐々にことばが加速してゆくほど思いの強さが綴られており、特に最後の段落で声色が初めて変ります。力作です。8、9は遠距離を描く曲。一方哀しいことばかりじゃなく、大事なことに気付いてゆく10「星のない世界」、11「シアワセ」の流れも聴き所。特に11で表された境地は重要ですね。
そんな流れを受けて辿り付いた12「ウミウサギ」は今作の隠れた主題といってもいいほど、今までの物語や葛藤が報われ愛が昇華された世界。“君はあたし あたしは君”など冒頭からのbothという関係が初めて一つになる一瞬をみます。歌詞はシンプルで“いつも”ということばと音の中に永遠をみるようです。編曲も秀逸。
終曲13「約束」。この行間にこそaikoの儚い美しさが凝縮されているよう。12の後だからこそ、去ってゆく季節の儚さが胸にしみます。12で“いつも”と思った瞬間、同時に儚さも教えるような置かれ方。振り返れば6「秘密」にも繋がるでしょう。
aikoが描く女性特有の繊細な恋愛感覚・世界観の切り口の輝きはいつも眩しく映ります。その淡い色彩感覚に出会い、初めて女性の心情が伝わることがあります。そして特に思うのは、女性って大人になっても少女時代からの恋愛のピュアさを、持ち続けるんだなということ。例え忘れかけていても、心の奥でいつも薄光を放っていて、その部分へ彼女はいつも訴えかけるから(しかも詞に乙女心のいじらしさを強く出して)、こんなに反響があるんだなあと思いました。
・「素敵」
私は32才独身女です。aikoさんの最近の曲が大好きです。包容力とか、大人の恋愛を温かく可愛く歌っているように感じます。これからも聴き続けたいアーティストです。
・「しっとり」
aikoの曲は1回聴いただけじゃ良さはわからない!!音程に波があるから1回でaikoが伝えたいことを理解するって難しいです。が何回も聴くと…不思議と耳から離れなくなる。それがaikoの魔法〜(^∪^*)☆このアルバムは全体的にしっとりとした切ない曲が多いから、いっぱい何度も聴いたら吸い込まれちゃいます…☆学校・キョウモハレ・恋道が個人的に好きです♪ 誰にでも1つは当てはまりそうな歌詞なんで、聴いてみる価値ありです!!
・「いぶし銀のポップ」
可愛いイメージのシンガーソングライターに「いぶし銀」もどうかとは思ったが、でもその言葉が浮かんでしまう。「偉大なるマンネリズム」と評した方もいたが、言いたいことはわからないでもないがそうではない。aikoは絶対にゆずらぬ何かを持って、しかし緩やかに、自然に変わってきている。どの曲を聴いてもすぐにわかるaiko節が聴けるからといってマンネリズムと考えてはいけない。このaikoならではのメロディーはピアソラにも匹敵する個性である。また歌詞については多くの方が書いているので省くが、表現が初期とはまったく異なり、言葉を選んでそぎ落としたものとなっている。このアルバムを最初聴いたとき、地味に感じた。「花火」などのようにぱっと聴いて心を捕まれるメロディーはないと感じた。しかし繰り返し聴く度に心にどんどんしみこんできて、気づいたら心をわしづかみにされている。理論的には分からないがそのようなメロディーなのである。その極上のメロディーを支える島田(1曲のみ根岸)の編曲もさらっと聴けるようでいて、練りに練った音をさりげなくちりばめ、あきさせない。その編曲のほとんどを支えてきた狩野良昭のギターが今回は1曲のみであり、ほとんどを西川進が担当していることがいままでと違う雰囲気をかもしだしている。初期には大きくフィーチャーされていたスライドギターが、最近登場していなかったが、「ウミウサギ」ではライブでaikoを支えてきた秋山浩徳によってたっぷりと弾かれている。
・「成熟の一枚」
今回のアルバム「秘密」は、aikoが追い求めてきた「愛」の最も深いところまで達したのではないかと思えるぐらい素晴らしいアルバムです。
アルバム全体を通してみても、一曲一曲を取り出してみても、あるいは彼女の歌唱やメロディ、歌詞にスポットをあてても、本当にシンガーソングライターとしての卓越したセンスが感じられます。
深化を続ける曲の世界に加え、彼女の歌声もより深みを増し、その世界観を余すところなく伝えてくれます。さらにアレンジも前作以上に洗練され、より一曲一曲の魅力を高めていると思います。
まさに今のaiko、そして今までのaikoの歩みが詰まった10周年にふさわしい最高傑作です。
・「心地よい違和感」
最初聴いたときは、どの曲も長いし、シングル以外の曲の第一印象が薄いかもしれないと感じたのですが。。二回目以降ですね!相変わらずテクニックの利いたコードワークと、それに違和感無く言葉をメロディに乗せるセンス。よくよく聴けばギョッとするような展開に心地よい違和感を覚えて、だんだん癖になっていく。毎回のこのパターンにハマっていくんですよ(笑)そしてその「違和感」を自分の中で消化できたとき、その曲が自分だけの形となっていつのまにか心に納まっている。前作は多くの曲でメロディを反復させたため、全体的な単調さが目立ったのですが、今回はそれも克服。歌詞もすごいですよね!どの曲にも印象的なフレーズや節回しがあって、キャッチーかつしっかりと聴かせてくれます。繋いで「大切」(You&me both)吸い込まれそうな瞬間(二人)生まれて初めてこんなに会いたい(学校)昔のような友達には〜当たり前の毎日でも 特別だったし(キョウモハレ)あなたをとても愛しい(横顔)大きな忘れ物よ 苦しい忘れ物よ(秘密)あなたの香りだけを残して いなくなった(ハルとアキ)あなたを思いだすっと〜♪(星電話)あぁああぁ 離れーて♪×2(恋道)本当の恋を初めて知った(星のない世界)二人周り流れるストーリー(シアワセ)君はあたし あたしは君(ウミウサギ)げーんきで〜 い・て・ね〜♪(約束)
・「美しい・・・・」
前回のアルバムから曲に鮮度がなくなってきてるかなと感じてましたが復活ですね。今までにないぐらい力が抜けててほんと流れが美しい!です。アレンジも軽さと無駄なくすっきりした印象がありますね。成熟しつつあるaikoを是非!聞いて損はないですよ。
・「aikoの物語にはいつもやられます」
aikoのアルバムには、いつも一つの世界がある。さまざまな恋愛物語がいくつもある、aikoが作り出したオリジナルの世界。毎回、彼女の生み出した世界に飛び込み、物語を渡り歩くことがこの上ない楽しみであるファンは多いはずだ。
今回も、心をつかんで離さない物語であふれている。一度その世界に入り、物語につかってしまうと、現実の世界に戻るのがつらくなる。
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