ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」、第7番
諏訪内晶子(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), アンゲリッシュ(ニコラ)(演奏)
・「資生堂のCM曲」
クロイツェルは資生堂のCMで本人演奏でやってますね! あそこのフレーズが仕事中でも頭の中で繰り返し鳴り響いています。素晴らしい!
・「新鮮な同時代の演奏が楽しめる」
ピアノとの意気もぴったり。とても新鮮な演奏です。今までクレーメルやシェリングの演奏を楽しんできましたが、今の時代の解釈というものが確かにあると感じました。ジャケットの評判が悪いようですが、この際プロモーターにひとこと言いたい。J−クラシックなどと言って派手なビジュアルで売るのはやめてもらいたい。その結果、アーチストを身近に感ずるのはいいとしても、タレント並みに芸術と関係のないところで関心を持たれ、結果としてアーチスト自身にもいい迷惑になっているのではないでしょうか。特に諏訪内の場合は、やりすぎだと思います。ジャケットなど景色か譜面の一部でも入れてあれば十分。精進の結果だけがすべてです。
・「今までとはまた違う」
諏訪内さんの、とにかくまず「音」が好きなのと、心を打つ表現力が好きで、スラヴ系の曲などを愛聴してきましたが、今回から始まるというこのベートーヴェンはまた少し違う感じ。クロイツェルは、美しいフレーズの繰り返しが耳に残り、しばらくハマる、感じです。今後も楽しみ。ニコラ・アンゲリッシュのピアノも洗練されていて、全体的に大人の素敵な演奏です。
・「ジャケットが最悪」
このぺージで使われている写真はCDのジャケットではありません。ジャケットでは諏訪内さんの顔の上に大きく「7」と「9」が印刷されています。
演奏は☆☆☆☆☆ですが,ジャケットが★なのです。
でも,私はリサイタルのあと,1時間も列に並んで晶子さんのサインをもらってきました。
・「来日前とあって」
ちょうどコンサートに行くのでと購入しましたが、本当に、良かったです。あと裏技をコンサートで見れればとワクワクします。
・「音、心、意」
音、心、意。とアルバムに書いてあるように強い諏訪内さんの’意’を感じます。技術的に完璧であるとか、そういったことをはとうの昔に超えてしまい、さらに時間をかけてその音楽を自分のものとしたうえで作曲者の思い、演奏者の思いをとても力強く伝えています。Poeme, Bachに続く録音ですが、この二つの録音よりまた視点を高く持ち、より本来の自分らしさに向かう諏訪内さん自身エネルギー、感性が一番伝わってくるアルバムでした。 強い決意を感じます。
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