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▼フレッシュ・アンド・ブラッド(紙ジャケット仕様):詳細

フレッシュ・アンド・ブラッド(紙ジャケット仕様)

フレッシュ・アンド・ブラッド(紙ジャケット仕様)
ロキシー・ミュージック(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「アヴァロンで頂点を極める寸前の傑作・ジャケットも最高!
本作は、ロキシー・ミュージックが最高傑作アヴァロンで頂点を極める直前の作品ということになる、80年発表の作品。アヴァロンほどの統一感はなく、またロキシーの作品であるにもかかわらず、ブライアン・フェリーのソロ作品のように他人の曲のカヴァー(M1、M7)があったりして多彩な側面を見せますが、アヴァロンに続くサウンド作りは本作でも発揮されており、本作も傑作であることは間違いありません。カヴァーの中でウィルソン・ピケットのM1はとびきりかっこよく、バーズの代表曲M7もフィル・マンザネラのギターをたっぷり聴けるご機嫌なアレンジですし、オリジナル曲でもポップな味付けの曲(特にM2、M6)は何度も聴きなおしたくなる魅力に満ちています。他の曲もこれといった捨て曲はなく、ロキシー、いやブライアン・フェリーの80年代の傑作連発は本作に始まるといって過言ではないでしょう。そして、ジャケットのアート・ワークの何と素晴らしいことか。実に惚れ惚れします。ロキシーやフェリーの作品の中ではこのジャケットが最高だと私は思いますし、全ロック・アルバムの中でも屈指の出来栄えでしょう。是非紙ジャケットで本作を求めることをお薦めします。

ところで、本紙ジャケ・シリーズの特徴の1つは、LP時代のライナーが縮小されて入っていること(例外もあるけど)。LP時代の歌詞の訳とCD時代の歌詞の訳が両方見られるが、本作でも違いが目立つ。例えばタイトル曲の冒頭が旧訳では「オレの女はフレッシュ&ブラッド(これでは日本語になっていない!)、いつでもうそをつく女」であるのに対し、新訳では「魅力的な身体を持つ僕の友だち、彼女は時間外労働に生きてるんだ」(原詞により忠実ではある)といった具合。逆に旧訳の方が適当と思われる曲もあるので、英詞、両方の訳を参考に自分の適当と思う解釈を探求すべきでしょう。

・「80年代の幕明けとなった問題作
前作で劇的な傑作を発表したロキシーミュージックの復活2作目です。ドラムマシーンのシンプルなリズムをベースとしてどんどん贅肉はとんぎ落とされて音数は少ないにも関わらず名ミキサーボブクリアマウテンの手腕において空間的な広がりのある曲がさらに発展しています。今までカバーソングは常にブライアンフェリーのソロアルバムと決めていましたが、ジョンレノンの射殺事件に対する追悼カバーソングジェラスガイが初の全英NO1になりその勢いままこのアルバムが発表されました。ソウルソングウイルソンピケットのミッドナイトアワーで幕明けるディスコサイドは名曲セイムオールドシーンでまず最初の盛り上がりを見せます。そして文学的な3曲の後バーズのドラックソング8マイルハイからは私達もトリップさせてくれます。盛り上がるにつれ段々怖さを感じたりしますが2NDの頃のようなおどろおどろしさはもうなくひたすら美しい80年代の幕明けとなった問題作であり名盤です。

・「Oh Yeah !
1曲目から3曲目にかけては本当によく聴いた。中学の終りから高校の初めの頃の話で良い曲に飢えていた。古くても良い曲を探してきては友人達と聴かせ合った。「Oh Yeah」の何とも言えない優しい響き、「Same Old Scene」の多層的で粋なサウンド、「Over You」他の曲も良い出来で飽きさせない。無論、名作「アヴァロン」のトータルな、上質のビロードのような作品に比べればランクは下がるかとは思うが、個人的思い入れではこちらに軍配を挙げたい。

・「フェリー色全開大人のロック
ブライアン・フェリー、アンディ・マッケイ、フィル・マンザネラの3人だけとなった1980年リリースの7枚目のオリジナル。このアルバムよりまさしくフェリーのソロアルバムと言っても過言ではない程、もう彼のカラーが120%発揮されている。一言で片付けるなら、‘大人のUKロマンティック・ロック`    哀愁漂うスローナンバー(⑤⑧⑩)から、R&B曲(①はウィルソン・ピケットのカヴァー)、ポップでキャッチーなナンバー(②③⑥)と今までにない程バラエティかつメジャーな作品に仕上がっている。カルチャークラブ、デュラン・デュラン、スパンダーバレエなどニューロマンティック風の80年代British Invasion達もこの作品からの影響大である。この彼らの方法論は、後作「AVALON」で完全完結する。このアルバムからカットされた ③の「Same Old Scene」 はシングルとしてビッグ・ヒットとなった。

・「ジャケットかっこいいよね
「Oh Yeah」などに微かにロック・バンド色も残しつつも、アプローチは限りなく「アヴァロン」に近い。ただ、いい曲が揃っているんだけど、全体の印象としてどうも曲順がぎこちなく散漫な感じも。それでもこのアルバムにはときどきは「これを聴かなあかん」と思わせる吸引力のようなものがあって、それは彼らのワン・オブ・ベストとも思える「Same Old Scene」のスリリングなかっこよさよりはむしろ、くたくたに疲れてるときにそっと肩をたたかれるかのような「Runnning Wild」の優しさのせいだったりする。

・「AVALON直前,タイトなロック
 毎度ながらロキシーは他人の曲のカヴァーが上手。知らなければ彼らの曲だと思ってしまう。このアルバムでは1曲目の「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」と7曲目の「エイト・マイルズ・ハイ」がそれ。ロキシーらしく消化されている。

 この次のアルバムがヒットしたAVALONだが,ここでは1曲ずつタイトにキメテくれている感じ。当時流行のディスコミュージックっぽい曲もあるが,ブライアン・フェリーのオルガンが味を出している。そして最後の「ランニング・ワイルド」,スローテンポながらフィル・マンザネラのギターが哀愁漂わせ,名曲に仕上がっています。

・「アヴァロンへの飛躍を感じさせる一枚
ロキシー・ミュージックは再結成以後、ブライアン・フェリー、フィル・マンザネラ、アンディ・マッケイら3人以外のパートを固定しない方針としたが、新メンバーの参加が散漫な感じを与えるでもなく、それが作品の幅を広げる効果をもたらした。本作品もロキシーの希求するヨーロッパ的ロマンチシズムと都会的なセンスがうまく調和したアルバムだ。構成の点でも#4フレッシュ・アンド・ブラッドや#8レイン・レイン・レインなどの比較的重い曲から#2オー・イエーや#3セイム・オールド・シーンなどのポップな曲まで硬軟取り混ぜ、あたかも聞き手はロキシーの織り成す音楽空間をたゆたう思いがすることだろう。個人的にはコーラスの一節が切ない#2オー・イエーあたりがお薦めか。また、#5マイ・オンリー・ラブや#10ランニング・ワイルドは次作アヴァロンへの飛躍の端緒が垣間見える名曲だ。

・「「アヴァロン」よりも好き
気難しいところがなく、聴きやすいアルバムだと思いますね。私は「アヴァロン」よりも好きなくらいです。軽快なロックやディスコ・ナンバーと、曲調も多彩ですが、全体にポップな仕上がりです。聴きものは、やはり、ザ・バーズの“Eight Miles High”のカバー・バージョンでしょうか。スリーブ・デザインも洗練されてます。

・「ヨーロッパの耽美。。
ブライアン・フェリー、フィル・マンザネラ、アンディ・マッケイの3人になったロキシーでのアルバム。かなり洗練された曲調になってきています。中でもアルバムタイトル曲は、低音で流れるキーボードにフェリーのまた低い声がひっかかりつつ絡んでいき、格好良さ満点。

フレッシュ・アンド・ブラッド(紙ジャケット仕様)
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