ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(初回生産限定盤)(DVD付)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), ユロフスキ(ヴラディーミル)(指揮), ドレスデン国立管弦楽団(演奏)
・「素晴らしい録音、素晴らしいピアノ、ですが・・・・・」
私はクラシックに詳しいわけでもないですし、グリモーさんに偏見も、逆に好意もありません。このCDは販売店店頭の試聴機で結構長い時間聞きました。「聴きました」ではありませんが。これは「協奏」、「とも」に「奏でる」CDではないように感じました。ミキシングという行為があるのか知りませんが、世界に名だたるドレスデンとソリストのグリモーが、という世界はなく、グリモーがいて、カラオケの如きバックバンドがピアノの音符の書いていない部分を埋める。なんでこんな感想なのか分からないですが、そう思いました。多分、演奏者の責任ではないと想像、会社の「売り方」と思いますが、グリモーも世界のドレスデンも不幸なことと思いました。超優秀録音、これは間違いないです。店頭試聴機でも分かります。
・「乱暴」
両曲とも乱暴極まりない。はぁ〜あ、なんでこうなっちゃったのかねぇ。
・「感銘と困惑」
オーケストラ伴奏つきのピアノ独演。現在流布している名盤の一つとして、多くの試聴に供されるべき盤。演奏志向の特質、差異が容易に聞き取れる。
・「偏見ぬきで聴きましょう」
Grimaud自身がその美貌ゆえからの偏見といかに闘ってきたか、タイプキャストされるのをいかに嫌い、果敢に難曲に挑戦していったか、そのディスコグラフィーを見れば、容易にわかるはずです。(それでも美人ゆえにこのジャケットですが、それでも正面を見据えた、彼女の顔の「決意」にうたれます。)この「皇帝」も、あまりに「決定盤」ぞろいの曲ゆえに、殿堂入りは難しいでしょうが、スポンティニアスでダイナミックなすばらしい演奏です。下記の評者はどうやら「ビジュアル」と言い立てて逆に妙な偏見に陥り、自分のコンプレックスをさらけ出しているようです。過去の名演ばかりをほめたてることは前向きな評とは到底思えません。
・「オケとピアノがバラバラ」
最近、日本の女性クラシックアーティストもビジュアルで売ろうとする傾向があり、クラシックアイドル全盛です。この人もその系かなと思い試聴してみましたがずばりその通り。オケとピアノの呼吸がぜんぜん合っていません。素人のクラシックファン拡大を狙ったこういった売り方は間違っていると思います。聴く耳の無い人に聴かせる必要はありません。
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