・「何故にといえば何故に?」
ブート音源としては有名だったようですが、第一期UK(といっても、第二期までしかありませんが)のブラッフォード、ウェットン、ジョブソン、ホールズワースによる貴重なライブ音源です。レビューを見ていると、賛否両論に分かれるようですが、まずは、こうして、公式版として世の中に出、今となっては、本当に貴重なメンバーによるライブが聞けることに感謝。で、演奏ですが、このバンドは、YESのように、忠実・完璧に、スタジオアルバムを再現するというよりは、クリムゾン的に、ある種、その場の状況で、演奏を変えることを志向したんだろうなあという感じ。悪く言えば、確かに、荒い演奏です。ただ、良く言えば、ライブならではの熱気が感じられる演奏といえるでしょうか。個人的には、「へえ、結構、ライブの熱気があっていいじゃん」派ですので、星5つです。
・「懐かしい…」
1978年の8月6日(このCDの約1ヶ月前)にオクラホマでU.K.を聴きました。 屋外でのジャム・セッションだったこともあり、このCDには入っている"Carrying No Cross"をやってませんでしたが、他の曲目は同じでした。
1969-1974の第一期King Crimsonの大ファンとしては、第一期最後のメンバーだったBill BrufordとJohn Wettonが入っている上にAllan Holdsworth、Eddie Jobsonですから、演奏が始まる前から大興奮でした。 そして期待にそむかぬ演奏…。
1982年にはラジオ・シティーで第二期King Crimsonも聴いていますが、もうこのU.K.ほどには興奮しませんでした。
ということで役に立たないレビューですが、当時の演奏がこんな音質(カセットで録音したオクラホマのライブを聴き続けていたので音が良すぎてライブに聴こえませんが…(苦笑))で聴けるなんて本当に夢のようです。
こうなったら、1969-1974の第一期King CrimsonのDVD、出ませんかねえ。
・「シーザスパレースブルーース」
イエスもクリムゾンもほぼ全作品持っているほどのファンなのですが、UKについての個人的評価はあまり高くありませんでした。今回オリジナルメンバーの発掘ライブ音源ということで買ってみたのですが、結論から言うと「まあまあ」でした。ウエットン、ジョブスン組とブラフォード、ホールズワース組が絶妙に噛み合っている部分と、完全にミスマッチなところがあります。この後分裂するのもうなずけます。個性の強すぎるリード楽器がふたつというのは無理があるのかも。ファーストアルバムが気に入っている方には間違いなくオススメですが、自分の中では☆3つというところでしょうか。それより、解説に「再発予定の1stと2ndに、このライブの未収録曲を含んだほとんどの曲が収録される。」って書いてるんですけど〜(泣)
・「これはホント凄い!」
短命に終わってしまったスーパーバンド「UK」の貴重なライブ盤。UKの短い歴史の中で最もスリリングなサウンド・バトルを展開していたのがこの第1期の4人の時期である。かつてブリティッシュ・プログレには多様な形態のバンドが存在していたが、やはり「王者」キング・クリムゾンの存在感が抜きん出ていたのは事実。そのクリムゾンの代表作『太陽と戦慄』の頃の緊張感溢れるサウンド・バトル、暴力性と繊細さが同居した唯一無二のサウンドを、最も系承していたのがこのUKであった事をこのライブ盤は証明している。クリムゾンにおけるデビッド・クロスとは資質は違うがバイオリンとキーボードを担当するエディ・ジョブソンが大活躍する一方で、我を押し通し狂気のギターソロを弾きまくるアラン・ホールズワース、ボーカルと変則リズムのベースを同時進行でこなし切るジョン・ウェットン、例によってハイテンションのキツい音で変拍子を自在に刻むビル・ブラッフォード。この4人による張り詰めたPCケーブルのごとき緊迫感は、アルバムの最後まで緩む事がない。「In The Dead Of Night」での極限にまで達した緊張感は単に「ロック」というカテゴリーに仕舞い込むのが惜しいくらいのアートだと言える。この第1期の4人は、あまりにも緊迫した音を求めすぎて結局はメンバー自身がバンド自体を重たく感じてしまった事が分離分散につながったのではないか。音のぶつかり合いが凄まじい一方で4人の向きが若干ズレている感じがしないでもないが、このライブ盤はブリティッシュ・プログレの王道を行く生きた音を伝えているという面からも貴重。とにかく「凄い」という言葉以外には言葉が見つからないくらいの名作だと思う。ロックファンなら絶対聴くべき。
・「それにしても、今のいま」
どの様な購買層を予想してレコード会社さんは発売したのでしょう。やっぱり僕みたいなヒト?約30年前のデビュー作で一番のお気に入りが、サーティイヤーズ。30年たってこんな風に再聴できるとは大感激です。ここで聞けるアラン氏はこれまたホールズワース街道爆進!健気に皆とリフを合せていても、自分の意志とは別に(なワケ無いけど)イケナイ左手が大暴走。そんなギタリストに、曲の途中でスティックを落とした(のかな)キレた?ビル氏が猛追撃!ブル流フレーズをこれでもかとあびせて応戦。かくしてほのかに哀愁漂うはずのサーティイヤーズは大変な出来栄えに。僕のようなアラン、ビルファンは大拍手ですが。ウエットン、エデイ両氏は後に内心「脱退してくれてアリガトウ」だったカモ。懲りた?二人は当初のアイデアどうりトリオで続行、まとまりの良いバンドにはなったけれど程無く分解。この一枚、たしかに他レビューさんの言うとうり、スタジオ盤を越える程の出来ではない。個性のぶつかり合いが収斂して昇華するまでにも達していない。尻すぼみのスーパーグループだったかもしれない。瀕死のプログレ鳥のスワンソングかもしれない。向上したとはいえ今日のデジタル音質当り前の世代には「?」の音レベルかもしれない。しかし、歴史に残る名盤とはとても言えない(残念!)出来かもしれないが、ティーンエイジにプログレにハマった自分には愛聴せずにはいられない一枚。今やそれぞれの分野で大御所となった感のある彼らの、若い才気がぶつかり合う際に発する奇跡的なキラキラ光線の輝きに目がくらみそう。クラクラ。
・「ミキシングが、なんとかならなかったものか。。」
前作にあたる、「ナイトアフターナイツ」が大変素晴らしい出来だったので、大変大変期待していました。期待していただけにとても残念な結果に。。!音質は良いのだけど、各パートの音声の調整が良くない!左から出るホールズワースの、ギターの音がデかすぎ!音色の調整も荒い!また、ミスタッチも気になる。センターのウエットンのボーカルパートが音量が低い、ベースがほとんど聴こえない!(一番頑張って、熱唱しているだけにとても残念!)ジョブソンの右側より出る、キーボードとエレクトロニックバイオリンはとても良い!しかしながら、ジョブソンとホールズワースの音がでかいだけに、喧嘩をしている感じが。。ジョブソンがいれば、ホールズワースがいなくても良いと感じてしまうミキシングに。。ドラムのブラッドフォードは、適当に叩いている感じがする。ラフな感じで叩いている。ウエットンのベースが効いていない上に、ブラッドフォードが決めるところで決めていないので、曲によっては、スカスカ。ばらばら、に聴こえる。真面目にやっている、ウエットンとジョブソン。適当にやっているのが(ジャズをやってるのか.....)ホールズワースとブラッドフォード。。彼らは、脱退しなのではなく辞めさせられたのでは、と思ってまう。夢のメンバーのライブだけに、大変惜しまれる。演奏はともかくとして、ミキシングが、なんとかならなかったものか。。
・「音質・音圧がアップして再登場!」
70年代プログレシーンを代表するスーパーグループ「U.K.」はファースト「憂国の四士」のプロモーションのために78年4月から10月にかけて英国と米国でツアーを行いましたが、うち北米ツアーの中でもベストといえる1978年9月11日、マサチューセッツ州ボストン、パラダイス・シアターでのギグを収録した音源です。メンバーはご存知、エディ・ジョブソン、ジョン・ウエットン、ビル・ブラフォード、アラン・ホールズワースの第1期の布陣。ご存知のとおりブラフォードとホールズワースはツアー終了後、「ブラフォード」のアルバム制作のためにグループを脱退してしまいます。
この音源は99年に「コンサート・クラシックスVol4」というタイトルで一度CD化されましたが、メンバーの了解を得ていなかったという初歩的なミスのため即刻廃盤という憂き目に。以後、海賊盤としてコピー音源が出回っていました。今回は、正式なライセンスを得て、新規リマスタリング加工が施してあります。
個人的には前出の「コンサート・クラシックスVol4」や海賊盤で何度も聴いているので、音源そのものに新味は感じませんが、今回のリマスタリング効果は抜群で音質・音圧・バランスとも非のうちどころがありません。スタジオ盤を遥かに凌駕するド迫力のプレイとメンバーの超絶技巧ぶりは、29年経ったいまでも聴いていて鳥肌が立つほど。すでに海賊盤を含めて何度も聴いているマニアにとっても、UK未体験の人にとっても、大満足の傑作ライブです。来年3月には、第1期メンバーによる未発表曲&アウトテイクを追加した「憂国の四士」が再発売されるという嬉しいニュースもあり、そちらもいまから楽しみです。
・「これがオリジナルメンバーのライブだったんだ」
YES,KINGCRIMSON続きで聞いたグループで、ファーストアルバムはなかなかのテンションだったので続きを期待していました。ところが さっさとブラッフォード(ブルフォードと発音するのが正しいらしいけど 昔から言ってたものとしては言いにくいので)、ホールズワースが抜けてしまったので????・・・と、当時思っていました。当然 当時の音楽シーンの関係もあったのでしょうが、このライブを聞いて(もしこのライブ演奏が当時のグループの実相だとすれば)二人が脱退したのも仕方ないかと納得がいきました。ウエットンの力の無いボーカル、ジョブスンの頼りないキーボード・・・ヤレヤレと感じました。UKのライブならメンバーチェンジ後のライブアルバムの方が 迫力があるし、タイトでまとまっています。私はそちらの方がいいと思います。当時の疑問を払拭したい方はどうぞ。アルバム以上の演奏を求めている方にはお勧めしません。
・「音質がよく,ライブの熱気が伝わる」
30年以上前のバンドであるUKのライブがこういう形で手にはいるとは想像していませんでした。各楽器の音はバランスよくミックスされており,特に大好きなホールズワースの独特のフレージングが左のスピーカーから,そしてジョブソンのバイオリンとキーボードが右のスピーカーから響き,両者が競い合うように演奏する。ウェットンの声とベース,ブルフォードのドラムスは左右にうまく溶け込んでいます。スタジオだけでしか演奏できないのかと思っていましたが,ステージではさらに個性むき出しで演奏していたのですね。キミタチサイコダヨ!とはこの中でウェットンは言っていませんが,私から彼らに対して言いたいですね。
・「30年前だもんね」
ブート等では有名な音源。バランスも調整されており、随分聞きやすくなっている。いずれにせよ、約30年前の音源であることを考えると驚異的。音質だけではなく、演奏も凄まじい迫力。ASIAファンも是非一度聞くべき。軟弱ではないジョンが大変なミュージシャンだと良くわかります。コンサート完全収録なら星6つですが、これは無理かな
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