・「もう1回いってみよう!」
奇跡の復活を果たしたKING-SHOW、約10年ぶりとなるオリジナル・アルバム。
止まっていた時間がそのまま動き出したような、見事なまでの仲直りぶりに笑うしかない。
サウンド面は格段にレベル・アップしているものの、そのスタイルの軸はぶれていない。
盟友三柴理氏の、復活を祝うどころか主役を食わんばかりの狂騒ピアノも非常に良い味出してます。
名曲「イワンのバカ」と「モーレツア太郎」の再録もうれしいところ。
まぎれもなくKING-SHOW復活の狼煙。
もう1回いってみよう。
・「にわかファン?です」
2006年に「踊る赤ちゃん人間」のジャケットを見た瞬間「あ、買わなきゃ」とレーダーが反応して、それ以来オーケンの曲をむさぼり喰っている18才です。ファンになっていきなり1年ほどで復活したのでなんだか複雑な気分です。個人的には「パブロフの犬」「小さな恋のメロディ」「ノゾミ・カナエ・タマエ」三部作「飼い犬が手を噛むので」などの、中二病かよ・・・といわれちゃいそうな曲が好きで、人によってはそういう要素が足りないと言われるこのアルバムではありますが、特に気に入った曲が2つもあるので星5つとしました。「ヘドバン発電所」(シニカルな展開が最高)「イワンのばか`07」(アレンジが大胆)の2曲です。ちなみに2曲目は、 著トルストイ 「イワンの馬鹿」、という小説からタイトルをもらってますが原作と内容は全然違います。しかし、タイトルどおりの曲。作詞センスありすぎですよ大槻さん…………
・「新しい伝説」
空白の8年をものともしない、筋少テイストの濃い一枚です。平成生まれもいぶし銀もどんとこい!な、二世代アーティストの懐の広さを見せつけられました。普遍な香りのする一方で、筋少らしくて新しい一面があったり、うれしい驚きでいっぱい。40だなんて言ってないで、まだまだ聴きたい、そんな欲望をかきたてられてしまいました。
・「当方、21歳の若輩ですが・・・」
知り合いの人からコレ良いから聴いてみろとこのアルバムを渡されました。筋肉少女帯というバンドが復活したから是非、聞いてみろと。
僕が物心つく頃には、もはやナゴム系というものはなかったのでどこか、遠くのことのように感じてましたし、彼らの名前は知ってても曲は知りませんでした。故にどんなジャンルをやってるのかサッパリ分からんという状態。
そして、一聴して思ったこと。「すげえ、なんじゃこのカオスな世界観は笑。」HRとプログレの音にオーケンの詩が載る。これだけで唯一無二。若いバンドでこんな音出してるバンドはまず居ません。最初は違和感ありまくりなんだけど、ずっと聞いてると持ってかれます。当時、爆発的な人気があった理由も分かりました。
オルタナティブやポストロック、エレクトロニカがなかった以前にもこんなイカレタ音楽(褒めてます)があったんだなーと最近、このアルバムばっかり聴いてます。フェスとかにもガンガン出て欲しいですね。きっと今の若い子相手にも通用します!良い音に時代は関係ありませんから。
・「変わらない良さを堪能してください。ただ感涙あるのみです・・」
前回のアルバムから10年・・バンド内の確執を考えるともう二度と一緒にやることもないだろうなと思っていたので昨年のまさかの仲直りにびっくり!・・そしてよもやのニューアルバム発売!もう感無量としかいえません。しかもこの10年で録音技術は格段に進歩し、音がすごく太く、特にバスドラとベースの音の良さは昔の筋少のアルバムとは隔世の感があります。メンバーではドラムの太田さんが戻ってこなかったのが残念ですが、代わりにサポートドラマーの演奏が聴けるのはある意味贅沢です。特にアルフィーでお馴染みのパワードラマー長谷川浩二さんのドラムが強烈で特に3曲目・イワンのばか07(以前よりパワーアップしてる)、9曲目・ヘドバン発電所の2バスはとんでもないです。また橘高さんのノンエフェクト・フライングV早弾きも健在で、同上の曲で堪能できます。こういうとんでもない早い曲演奏できる人今いないので聴いてて凄く嬉しかったです。またオーケンは相変わらず何も変わってません(笑)それが凄く嬉しかったです。独特の歌詞は全部良いのですが特に6曲目・その後or続きの時代と年齢を感じさせる歌詞はホロリとさせられました。またゲストに天才(変態)ピアニストの三柴理氏が参加して、1曲目・period、8曲目・guru最終形、13曲目・黎明で美しいピアノを聞かせてくれます。また13曲目から14曲目モーレツア太郎07は以前の収録より格段に音が太くギターも入り攻撃的で素敵です。他はキャッチーで歌詞が素敵なパワーポップス4曲目・トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く、ハモンドオルガン鳴り響く7曲目・抜け忍、アロハ調ののほほんとした15曲目・新人バンドのテーマなど非常にバラエティにとんだ曲が多く決して期待を裏切らない仕上がりになっています。昔好きだったおっさんおばさんは是非聴いてニヤリ、ホロリとして下さい。若い方も是非一度こういう謎な音楽を聴いてみて下さい。ひょっとするとはまるかもしれませんよ・・
・「新曲なんか聴きたくない 昔の曲をやってくれ〜♪」
この歌詞最高です。再結成するにあたってわきまえるべきことを実によくわかってらっしゃる。
音としては、過去あまり声が加工されておらず、伴奏の上に浮いている感じ?だったのが、今作では比較的エフェクトがかかっている印象。全体的によくまとまっていて、ギターも少し重厚な感じ。
しかしどうしても「未使用引換券」から「愛を撃ち殺せ!」からの3曲は歌詞が入ってこない。
最高の名盤かというとわかりませんが、いいアルバムだと思うし、うれしいから星5つ!
・「仲直り作」
90年代末に色々あって脱退したVo.大槻、及びG.橘高が戻って来た筋少のnewアルバム。「猫テ」以降の筋少のスタイルは全く変わっていない。例えばシングル曲の間奏G.ソロなんかは「日本印度化計画」のそれにそっくりである。「SISTER STRAWBERRY」までのハード・パンク或いはプログレ的な筋少サウンドが好きなら星3つ、「猫テ」以降のメタル或いはハードロック的な筋少サウンドが好きなら星5つだろう。(「音」がパワーアップしているのは当たり前で、そこは評価の対象にならない。)個人的には、「踊る赤ちゃん人間」でもそうだったのだが、三柴のピアノと橘高のギターの組み合わせにはかなり違和感を覚える。お互いの個性を打ち消し合っている感じがするのだ。ところで、アナーキーを再結成したVo.の仲野茂は当時、「(昔の自分達を超えているかどうかについては)俺達は楽曲的に勝負するしか無いし、結局リスナーと闘って行くしかねえのかな」と語っていたが、全く同じことが筋少にとっても当てはまる。これからが正念場だ。
・「無差別優しさアルバム」
エディのピアノソロから始まり、ズワワーっとタイムスリップして気づけばドカジャーン!と一気に現代。そこには仲直りを叫びまくるおじさん達!
昔のような重さや毒が薄くなっている感はありますが、筋少でしか創れない、ドラマチック、ロマンチック、人生観は健在です☆今の筋少メンバーが前向きで、いい状態なんだなっていうのが凄くよく伝わってくるアルバムです。
リアル筋少世代様にもヤング達にも、平等に筋少は優しいです(>_<。)素晴らしいバンドの再結成に涙です!
・「期待しすぎるくらいでちょうどよかった」
期待しすぎて拍子抜けすることはないかとそっちが不安だったけど、そんな心配いらなかった。これが2007年からの筋少!と自信を持っておすすめできる出来。いやー最高。
橘高とエディの競演は必聴。説明しにくいけどすごい曲になっている。「ギターがおすすめの曲って何?」という知人には今まで「くるくる少女」を聴かせてたけど、今度から「ヘドバン発電所」を聴かせることにする!奇跡のコラボに酔うがいいよ!
歌詞は全てにおいてオーケン節炸裂。個人的には「新人バンドのテーマ」にニヤニヤしつつ身悶える。またバカやるの?そんなの待ってたに決まってる!
・「期待通り!」
00年筋少スタートです。懐かしさやノスタルジーといった言葉はこのバンドには不要と言っても過言ではありません。今回のアルバムに以前の曲が収録されていますが、撮り直し、アレンジも変えています。今の筋少の音になっていますし、カッコイイ。作曲は内田、おいちゃん、橘高、オーケン、三柴、それぞれの持ち味、個性が溢れてニヤリとさせられます。歌詞はすべてオーケン節。「最近ひよったんじゃないの?」とんでも有りません。4.「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」これはジョン・ウィンダム著のSF小説にでてくるトリフィドと言う架空の食人植物から愛する二人の逃避行をオーケンの視点で描いています。9.「ヘドバン発電所」これは、ヘッドバンギングで発電して、少女に明かりを灯して本を読ませてあげるが、独裁者になってしう話。このイカれ具合が最高です。ドラムはサポートで3人居ますが、適材適所。回数聞く毎にこのアルバムの良さが染みてきます。ライブが実に楽しみです。是非聴いてみて下さい。おすすめです!!
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