・「今までにない感動」
すばらしいの一言。第1楽章の始まりは、かつてカルロ・マリア・ジュリーニのベートーベン1番を聞いたときのようにまろやかで体全体が骨抜きにされるような出だしで、今まで感じたことのない感動と、この4番という音楽の構成に新たな発見がありました。また4楽章の後半にはすごい盛り上がりで、曲全体の繋がりが十分理解でき、聞いていて本当に心安らぐ内容でした。この曲がすごく好きになりました。
・「ちょっと苦手だったこの曲が大好きになったわけ」
クライバーで聴くまでは、「もったりしていて、渋すぎて…」と、あまり好きではなかったこのブラームス4番。クライバーで聴いて初めて、涙が出るほどいい曲だと思った。親に言わせると「ようやくブラームスが分かるようになったのね」。親には悪いが、耳が肥えてきたわけでも、大人になったからでもない、と私は思う。クライバーの構成が素晴らしいのだ。必要以上にもたつかせず、ドライに飛ばしているようなのに、それでもなぜか、胸がしめつけられるように情緒豊か。言ってもせん無いことだが、「あなたの1番、3番も聴いてみたかったです、マエストロ」
・「いまもこの曲のベスト盤」
ということで、まず間違いないと思われる。
それにしても、現役当時はカラヤン指揮の盤があれほどまでに高い評価を受けていたのに。
どの曲も(ベートーベン4番、運命、7番等々)クライバー盤が随一の評価となっているのは、、、、、、どういうことなのか、ふと考えてしまう。
演奏がすばらしいからに、相違ないのだが。
・「美しくまとめた熱演!!」
この編成でよくここまでの表現を引き出したなあと思います。マジすげーよ‥。特に第1楽章最後の間のとり方は、何度聴いても眉間にしわ寄せてしまう程の絶妙な間合いです。激しい部分に限らず静かな音の良さが分かる方なら、なおさらこの演奏の凄さが分かると思います。これを越える演奏があるとしたら、私の知る限りDVDでのクライバー指揮バイエルン国立管弦楽団(DG)の演奏でしょう。CDよりも15年以上後の演奏ですから、より味わい深い世界を味わえます!
・「今でも斬新」
紅葉のワインディングロードをスポーツカーで自由気ままに走り抜ける・・・ そんな例えが適切かどうか判りませんが、 やや粘着気質なブラームスの第4番を新たな解釈で バッサリときってみせているところにグイグイと引き込まれます。 全体的に確かにテンポが速いのですが、聞き終えた後のこの充実感は何なんでしょう? 他の指揮者達にも確実に大きな影響を与えた偉大なる一枚です。
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