・「エモから生まれた実力派オルタナ」
前作はもうキラキラとしたピアノの旋律が目立ちましたが、これはどっちかと言うとなんというか、ロックロックしてますね。メロディがちょっと最近のUKに叙情系とか呼ばれる人達(COLDPLAYとか)影響されてるかな、なんて部分も。
ただ、エモと言った流されやすいジャンルから生まれた数少ない実力を確立したアーティストだと思います。前作が好きだった方は残念かもしれませんが、方向は若干変われど芯の通った良い曲を沢山書けてます。
ただ、やっぱし前作のキラキラ具合も、MAEならではだったのですよね。
何と言うか、少し迷ってるのかもしれません。
そう意味で星4つで。
・「佳作であるが前作越えず」
1曲目イントロで前作のようなドラマチックな展開を期待させるが、その後は普通の展開でした。期待が大きかった分、ややがっかりです。逆にいうと前作ができすぎだったのかなと思います。他のレビュアーも書かれているように、ピアノ抑え目でギターを前面のサウンドです。聞き込んでいけば良さがわかるのかもしれませんということで星4つ。
・「前回のイメージで」
買ったらまったく違うものでした。MAEってイメージだとピアノを全面的に出して綺麗にまとめたロックってかんじだったんですが、今回はピアノはポイントで使い決して前には出てきません。私の中でピアノ=MAEってイメージが変わりました。内容もなかなか良い出来で、こんなMAEもいいな〜って思える作品に仕上がってます。でも、前回のイメージを期待してこれぞMAEって思ってる方は少し落胆するのでしょうか?
・「想像以上に素晴らしい。」
発売前に何曲か試聴できて、今作はダイナミックなロック基調の作品という印象でした。プロデューサーの影響もあるんでしょうね(My Chemical Romance、Relient Kなどを担当)通しで聴いて当初の予想に違わぬ展開ではありますが、メロディの良さは磨かれ、聴かせるところは聴かせ、前作よりピアノは減りましたが欲しい所で出てくる。今回はピアノ(というよりムーグみたい音が多い)がいい『アクセント』になった良作と言えるでしょう。スムーズに最後まで流れていきます。個人的にはMaeはやはり聴かせるバンドであってほしくて、M4、M5、M11、M12なんかがツボです。まだまだ良作を期待できる今後が楽しみです。
・「相変わらずの高クオリティ…だが次回作に一抹の不安」
Mae待望の3rd Album。確かにMae節というか、清涼感溢れる作風は損なわれていないが、なんだか大味なロックになってしまったな、という印象。1stの頃に持っていた清涼感、疾走感を保ちながらも、ポストロックを通過してきたような、繰り返しの視聴に耐え得るような曲自体の面白さというのがやや減退しているように思える。
アルバムの構成も2ndのようにバリエーションに富んだものではなく少々一本調子な気がする。(それでも最後まで聴かせてしまうのはやはり曲が良いのだろうが)
全体的な評価を言えば、まだまだそこらのバンドとは一線を画したクオリティを維持しているし、今作に関して言えば概ね満足はしているのだが、曲の端々に流行を意識したようなMaeらしくない音がたまに顔を出すのに一抹の不安を覚える、アメリカの若年層に受けそうな定型的な音というか。次回作以降にはあまりこの傾向は引きずって欲しくないと思う。
色々とネガティブな事を書いたが、購入を迷っている方には是非、とオススメできる良質盤なのは間違いない。少なくともMae以降に出てきた有象無象のピアノエモを謳ったバンドのCDに金を落とすくらいならこのCDを買ったほうが何倍も楽しめる事だろう。
・「音が光るように綺麗です」
涼しげなクリアーなサウンドで終始癒されました。
割りとヘビーな音(特にギター&ベース)がメインですが、繊細な音使いと、涼しげなボーカル&コーラスがキラキラしたMaeらしい曲調に変えてしまいます。
あと、意外とハードロックよりな重たい曲も目立ったんですがバンドの色は失わず、彼ららしく丁寧に曲が作り込まれていたので気持ちよく聞けました。
これまでのアルバムとはまた違った表情で迎えてくれる良作です。
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