・「舞台「血の婚礼」がすごい」
アルバムの「狐火の歌〜火祭りの踊り」を聴いて、渡辺の舞台「血の婚礼」のパフォーマンスを心配した。(このリズム感はスペインではない。パコはこう弾かない)しかしそれは杞憂だった。舞台の生演奏は、フラメンコのテクニックはラズゲアードくらいしか用いてないのに、(アルサプーアもスケールの早弾きもなしで)ギター一本でスパニッシュテイストを醸しだした力量に圧倒された。まさにスーパーギタリストの面目躍如だった。その片鱗を聴けるのは、アルバムでは「血の逃亡」だけである。その他では、ビートルズの「エリナー・リグビー」、12弦ギターの「ジャミング・イベリコ」が良い。クラリネットとクラシックギターとのセッションが1曲ずつあるのも聴きどころだ。
・「アンダルシア!」
アルバムジャケットには,「ギタリストの血に刻まれたアンダルシアの響き・・・戯曲「血の婚礼」との出会いが生んだスペインへの旅ー」と書いてある。
第1曲目のエリナー・リグビーは,ビートルズナンバー,3曲目はバッハとギタールネッサンスの選曲を続けて,4曲目にチックコリアのスペイン,その後は血の婚礼の曲での演奏曲も含めてどっぷりとスペイン。
血の婚礼は,アンダルシア州を舞台とした歌劇。そのステージで渡辺香津美が実際に演奏するとか。
舞台への期待もこめて,星5にしました。
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