・「これがヘヴィメタルの真髄だ!」
このバンドは、メロディックパワーメタルの関連で語られることが多いようだが、いわゆるメロパワとの大きな違いは2点ある。一つは、より正統派メタル寄り、ということ。アクセプト、ジューダスプリースト、そしてアイアンメイデンといった往年の、特に80年代の古きよきメタルの感覚が強い。そして、もう一つは、よりメロハー寄り、ということ。
更にもう一点、このバンドが他の類型と差別化される大きな要因は、その流麗なギターワークにある。
本作を聴いて私が素直に感じたは、もしかしたらこれがヘヴィメタルの究極のスタイルではなかろうか、というものだ。
スピードメタル、それ自体が悪いわけではない。クサメロも、メロディがよければ、それも否定される要素ではない。しかし、多くのHELLOWEEN的フォロアーは、その手法に偏りすぎて、メタル本来の有り様、というものを見失ったように思えてならない。
このBLOODBOUNDは、決して偏ることなく、より広い意味でのメタルを体現している。そして最も重要なメロディも大切にしている。これこそヘヴィメタルだと、声を大にして訴えたい。
・「ハードロックからメロスピまで」
スウェーデンのメロディアスメタルバンド、ブラッドバウンドの2nd。2007作STREET TALKのメンバーを中心に、今作からはマイケル・ボーマン(ZENO)が加入している。メロハー的なキャッチーなナンバーから、HELLOWEENのようなメロディックな疾走ナンバーまでジャケの雰囲気からはなかなか想像できないような幅の広いサウンドである。マイケル・ボーマンの枯れた味わいのある歌声は、古き良きハードロック的な哀愁をかもしだし若いファンよりもむしろ往年のHR/HMリスナーにアピールするものがある。反面、メロパワというには音にヘヴィさはなく、疾走する曲は軽めのメロスピ的なのでこのあたりの楽曲の方向性を今後は煮詰めていってもらいたい。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。