Denim (通常盤)
竹内まりや(アーティスト), Alan Jay Lerner(その他), 杉真理(その他), 山下達郎(その他), 服部克久(その他), センチメンタル・シティ・ロマンス(その他), Piccadilly Circus(その他)
・「披露宴BGM作成に2曲も使用しました♪名作揃いです。」
構成の良さはもちろん、名作揃いのアルバムです。彼女の声はとっても良くとおるので披露宴でも定番曲になります。今回、私はあえて定番曲とは言えない曲を使用してみましたが、結果予想通りの演出になりました。
新婦中座では新婦母との中座に合わせて「人生の扉」迷わずコレッ!歌詞がピッタリだし、はっきりした歌い方なので感動的になります。
最後のゲストお見送りでは「シンクロニシティ」を。この歌詞、よーく聴くと本当にウエディングにピッタリの微笑ましい歌でおめでたい。それでいてメロディーラインが綺麗なのでみんなが思わずリズムをとってしまう。そんな明るくハッピーな曲でこれまた正解。
個人的な作品作りにかなり影響ありだったアルバムなのでご紹介しましたが、他の各曲全て彼女らしさが出ていて本当に良い作品集です。ズバリ、お勧めです!!
・「名作とはこのようなアルバムを言うのでしょうね」
『Denim』というアルバム・タイトルの風合いと、郷愁を感じさせるような和風建築にたたずむポートレイト、ステキで心地よさを感じさせる曲の数々。一つ一つの曲に込められた温かくてどこか切ないメッセージが、デビュー当時に感じた雰囲気のままの甘い歌声で表現されるわけですから悪いはずはないですね。
多くの人を魅了するような歌唱は、何回も繰り返し聴きたくなる気にさせるオーラのようなものさえ感じました。この『Denim』はまさしく「愛聴盤」の名に値するものでしょう。長く売れ続けていることからもそれは証明できると思います。
「スロー・ラヴ」の爽快感、人の温かさが詰まっている「みんなひとり」、人生の応援歌のような「NEVER CRY BUTTERFLY」、どれもとても完成度の高い上質のJ−POPです。
「シンクロニシティ(素敵な偶然)」がいいですね。竹内まりやの音楽世界がパッと広がっている感じです。山下達郎お得意のコーラス・ワークも切れがよく、明るく爽やかなサウンドが屈託なくリスナーの心へ飛びこんできます。詩もデビュー当時の瑞々しさそのままのような、感性で綴られていますので、共感を覚えるリスナーも多いでしょう。類稀なる豊かな才能の表れです。
ラストの「人生の扉」の歌唱にはジーンときましたね。その綴られたメッセージの一言一言が、実感を持って重く温かく心の奥深い所に届きました。辛くても悲しくても精一杯人生を生き抜いてきたような人達が、皆、共感できる歌ってそんなに多く存在するわけではありません。ステキな人生の歩みを見せていただいた思いです。♪気がつけば五十路を 越えた私がいる♪の歌詞に万感の思いが込められているのを受け止めました。
・「「人生の扉」を聴いた日」
竹内まりやの「Denim」は、僕の中では、もはや伝説の名盤である。僕が思うに、「人生の扉」にはモノトーンの秩序があり、定型詩の美しさがあった。じんわりと心に沁みる落ち着いた曲だった。この詞だけど、定型詩の美しさは英語の部分が顕著である。I say〜,You say〜,And they say〜,But I 〜を繰り返す。わたしは言う、あなたは言う、また彼らは言う、だけどわたしは。。。と言う逆説めいた作り方だった。「Denim」というアルバムは、五十路を過ぎた竹内まりやの「青い鳥」を描いた作品だと僕は思っている。「青い鳥」の童話は、ごく一般的な理解では、魔法使いのおばあさんがしあわせの青い鳥は遠いところにあるのではなく、すぐそばにあるけど、なかなか気がつかないのだとチルチルとミチルに教えた物語である。「Denim」には、ライナーノーツがない。それはアルバムに収められた12の歌が、私小説といった趣を持っているためだ。いわば解説文は蛇足であり、われわれが感じたままでいて欲しいと彼女が願ったからだろう。歌詞の前に、序文が書かれている。「このアルバムの12の歌の中に、どれかきっと、皆さんの今の気分に合うデニムが見つかることを願っています。」と、序文は結ばれている。カバー曲の「君住む街角」から、ラストの「人生の扉」までの配列には、自明だが、意味があるに違いない。僕の仮説「青い鳥」論は、ニ曲目の「スローラブ」の歌詞からの連想である。「Slow down 立ち止まってみて 君が探している大切なものは Slow love あまりに近くて 見えないだけの青い鳥かもね」序文が書かれた歌詞カードには、彼女のスナップ写真が数多く収録されている。どれも伝統的で、見事な瓦屋根の日本建築の室内だ。すべて同じ場所だった。たぶん、彼女の実家の老舗旅館「竹野屋」だと思う。出雲大社まで、徒歩一分だと旅館のHPに書いてあった。 スナップ写真では、二階の縁側の手すりに足を乗せたり、畳に足を投げ出したり、行儀はよくないのだが随分、リラックスした普段の自分が露出している。くつろいでいるなあ、という感じが滲んでいる。「君住む街角」は、ぜんぶ英語で歌っているが、気になったのはここである。「For there's nowhere else on earth that I would rather beLet the time go by, I won't care if ICan be here on the street where you live 」彼女の対訳が載せられている。「だって 世界中のどんな場所よりも 私はここにいたいから あなたの住むこの通りに いつまでもずっとこうしていたいの」ははあ、彼女はやっぱ、「青い鳥」を書いたのだと思う。実家に帰り、私たっぷりの歌詞を綴り、志してやめた英語を訳し、また英語の詞も書き、だんな様へのラブレターまでヌケヌケと書いた。山下達郎は、しあわせものである。人生の応援歌という言葉には、潤いや味わいがない。彼女の吟味した言葉だと、風合いに欠ける。真っ白な桜の花を見て、来年もこの人と見たいなあと思う。でもー♪人は皆生まれ来た 瞬間からもうすでに この海へ還ること 決められているけど(「返信」)♪みんなひとりぼっち それを知るからなお あなたの大事さがわかるよ(「みんなひとり」)結局、信じられない速さで時は過ぎ去ってゆき、人はみな、満開の桜を、この先いったい何度、見ることになるだろうと考える。来年はひょっとしたらと思うから、人生は美しく輝く。来年もまた、この人と一緒に見たいなあ、というのには希望がある。いろいろな可能性があり、期待にたがわない一つが叶ったら、とてもロマンティックである。いつかは途切れるのだが、それゆえ、素敵なトキメキがある。だから、メーテル・リンクの戯曲(Lesedrama)の青い鳥は、さあっと飛び立ち、どこかへ飛んでいく。人生は応援する類のものではない。いつもワクワク、ハラハラ、そしてドキドキするものなのだ。たぶんそれ以上でも、それ以下でもない。五十路も案外ナイスなんだよなあ。ホント、そう思っています。
・「傑作!元気が出る!」
久しぶりに、PCに落して聴いてみました。鳥肌が立ちました。ちょっと、落ち込んだときに聴いた、「Never Cry Butterfly」元気がわいてきました。50歳という年齢が生み出した、円熟した曲の数々。私は、J−POPはあまり聴きませんが、竹内まりあの今回のアルバムは、非常に興味があり、購入しましたが、正解でした。いろんな方に聴いてほしいアルバムです。
・「ズシッっと来ます」
圧倒的なボーカル力にかなり来ました。何かありがたいお坊さんの説教を受けているように感じて涙が止まりませんでした。そんな私は44歳、このアルバムは永いお付き合いになるようなきがします。アルバム「リクエスト」のように・・・
・「こういう生き方をしたい!」
竹内まりあさん、20代のころからファンでした。ときどきCMで耳にのこるフレーズがまりあさんだったり。NHKに出演して50になっても変わらない歌声に感動。若々しい素敵な先輩というかんじ。この「デニム」では、「シンクロニシティ」松たか子さんに提供した「みんなひとり」「人生の扉」をリピートして聞いています。「シンクロニシティ」不思議な偶然だけど必然っておもしろいですね。「みんなひとり」は、ドラマの主題歌で覚えていましたが、まりあさんが歌うとまたぜんぜん違います。歌詞がとてもいいです。「人生の扉」は、名曲としてずーっと残る一曲と思います。
・「なかなかのアルバムでした。」
NHKのSONGの「人生の扉」を聴いて購入してみました。アルバム全体の印象は、さらっとしたオシャレな都会的な雰囲気を感じます。「人生の扉」は年齢的にリンクするものがあり、染み入るものがありましたが、正直、(男性の僕には)他の詩はあまり残るものはありませんでした。ただ全体のメロディには山下達郎さんのアレンジを強く感じ、竹内まりやさんの艶やかな声とともに知らず知らずに心地よく耳の残ります。僕にとっては「人生の扉」以外には、「デニム」っていうイメージではない気がするのですが…。都会のイルミネーション見ながらネクタイを緩め、流す車内で聴くには、なかなかのアルバムです。これからの秋にはよりマッチするでしょうね。
・「はっきり言うよ!」
はっきり言って正真正銘のおばさんが歌っているのですが、20歳台の頃とまったく歌声が変わりません。驚き以外のなにものでもありません。
・「もう山達さんはおなかいっぱい」
竹内まりやさんのアルバムには必ず夫の山下達郎さんがアレンジ&バックコーラスで参加されますが、正直、達郎さんの声をまりやさんの裏で聞かされるのはもうたくさんという感じです。松任谷由実さんのアレンジにも夫の松任谷正隆さんが参加されていますが、ユーミン夫妻のあり方は気にならないのに、どうもこちらの夫妻は好きじゃないのです。達郎さんが、まりやさんの世界観はオレに任せろ的に(あくまで印象ですが)、あれこれいじって、結局達郎さんのアルバムの姉妹版みたいな形に作り上げてしまうせいだと思います(そういえば松任谷正隆さんは歌わないから、よけい気にならないのかも)。それをまた竹内さんがニコニコ取り入れているのもご勝手といえばそれまでなのですが、夫婦がお互い見つめ合って歌い、作り上げたようで、そこに購入者=ファンはおいてけぼりを食う感じがしてしまいます。とはいえ、竹内さんはやはり素晴らしい歌手です。ステキな声と曲はいつまでも色あせることはないでしょう。
・「竹内まりやの歌詞に感慨無量の気持ちにさせられる「人生の扉」」
私は、竹内まりやの曲は、これまで3枚のベスト盤でしか聴いてこなかったような、必ずしも彼女のファンともいえないような者なのだが、今回は、テレビの歌番組で聴いた「人生の扉」を、どうしてももう一度聴いてみたいという気持ちを抑え切れず、このアルバムを買ってみることにしたのだ。
そんな訳で、このアルバムを手にして、最初に「人生の扉」を聴いてみたのだが、じっくりと歌詞をかみしめながら聴いていると、感慨無量の気持ちにさせられた。というのも、私にとっての竹内まりやは、「リンダ」、「けんかをやめて」、「元気を出して」、「駅」、「家に帰ろう」のように、都会暮らしの女性の甘く切ない恋心をスマートに歌い上げるシンガー・ソング・ライターというイメージが強く、「あの彼女が、こんな歌詞を書くような年齢になったのか…」という何ともいえない感慨で一杯になったのだ(考えてみれば、私も彼女と同じ年代なのだが)。それと同時に、この歌詞は、ある一定の年代に達した人にしか実感としてわからない、実に深い味わいのある素晴らしい歌詞だとも思う。
しかし、「人生の扉」の歌詞を別にすれば、竹内まりやは相変わらず若々しく、このアルバムに収録されている9曲の最新書き下ろし曲は、昔から聴き馴染んでいる、あの耳に心地よい竹内まりやサウンドそのものであり、結構聴きやすい佳曲が揃っている。また、鼻にかかったように甘く、独特の魅力を持った竹内まりやの声が、若い頃と全く変化を感じないほど良く出ているのも、同年代の多くの他の歌手と比べれば驚くべきことであり、嬉しい限りだ。
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