・「悪くはないかもだけど・・・」
曲は特に良くもないし聴けないってほど悪くもない。でも作詞がダメ、心に何も響いてこない。曲が悪くないんだから詞を何とかすればいいんじゃないかな?あと擬音が多くて曲のテンポが悪い、歌いかたがダサイ作曲は結構雰囲気あって良いのに残念・・・
・「いい意味で拍子抜け」
ジンといえば何よりもあの爆発的、暴力的なロックのイメージが強く、実際自分もそれを期待して買いました。しかしロック系なのはこれまでシングルで数え切れないくらい繰り返し聴いた曲が多く(まぁ、アルバムなので当然ですが)、後は『someday』や『メイ』のようなバラード系の曲が多かったです。正直、ショックでした。しかし、寝る前にじっくりと一曲一曲噛み締めながら聴いていくと、なるほど、これが本当の『ジン』かと理解し、そしてこれまで以上にこのバンドが好きになりました。お気に入りは『みこと』です。最初はちょっと聴いていて恥ずかしくなるような歌詞だと感じ、遠ざけていたのですが、二回、三回と聴くうちに胸が熱くなり、不覚にも生まれて初めて音楽で涙を流しました。・・・いいです。世間の酷評に流されず、一度聴いてみてください。「最近似たよーな曲ばっかりしかでないなぁ」と感じているそこのあなた! いい意味で解読不能なジンの世界へ飛び込んでみませんか?
・「もっと出来るはず」
人気アニメのタイアップという、最近のソニーミュージック特有の売り出し方のおかげで、知名度の急上昇したこのバンド。しかし同時に、明らかにアニメのイメージとかけ離れた楽曲を提供してしまったために、インディーロック門外漢のアンチが大量発生してしまったこのバンドですが、音楽自体はかなり良質。サウンドはいわゆるギターロックバンドですが、他の有象無象のバンドとと一線をなんといっても、ボーカル。この変声期の少年のような不安定で荒々しくエモーショナルな女声。これは非常に稀有。文学少女が書いたようなやたら凝った歌詞や、なかなかポップな作曲センスを考えても、地道にインディーズから売っていけばアジカンレベルには達する実力は十分あるでしょう。HIGH AND MIGHTY COLORとは違って。それだけにあの売り方は残念でならない。
今回のアルバムは、いかにも日本のインディーズロックといった感じだった言錆から、メジャーに移籍したことで、演奏面でも作曲面でも成長の跡が見られます。ちょっとまとまってしまった感じはしますが、まだまだ伸びしろはあるでしょう。もっとスケールのでかい楽曲が作れるポテンシャルはあるはず。というわけでこれからに期待という意味で☆は4つ。
・「好感が持てる曲」
アニメとのタイアップにミスマッチ感が否めないジンであるがフルアルバムを聞いてみればその音楽的なコンセプト(自然への共感や寂寞した感じ・・?)が一貫して感じられる良作。ギターの頑張りと多彩な引き出しに評価。歌詞は聞き流す程度でよいかと。
ただ聞いていると全部同じ曲に聞こえてくる・・・・・
・「趣味の一枚」
つまった声で単語を怒鳴る…自分は普段UKロックを聴いているのでスジ違いかもだけど歌ではなくてガッカリしました。声も好きじゃなかったし演奏もアルバムでこれという事は…。音も悪かったと思います。がんばって
・「この疾走感」
アニメタイアップ路線のため、不幸にも毛嫌いされている(らしい)ジンのファーストアルバム。「四季彩彩」「解読不能」「雷音」の疾走感と力強さ、「片瞑り」「Someday」といったバラードの素晴らしさ。「アニメとの相性が悪い」と言うだけで不当に評価されているのがいかにも惜しい。
・「 ・・・」
ジャケットもこってるし、レーベルのほめ方もすごくてレイアウトもイイ。でもVoの音程のないキンキンした声にずっとイライラした。あとはどれも同じ曲に聴こえたというか区別がつかないけれど僕には声の汚さがとにかく気になりました。
・「新ジャンル??」
深いの一言!!歌詞の意味ゎ考えないように!!新しい!!「ジン」というジャンルだ!!いろんな音楽聞いてきた人、音楽通にゎ新しくたまらんなぃ音に聞こえるはず!!暗いけど優しい癒し!!俺ゎ好きだ!!
・「ジンというロックバンドの存在」
ジンは、シーンの中で明らかに「異質な」バンドである。
独特の動きで、所狭しと位置を変えながらうねるギター。それに引っ張られるように、本来はそれ程異彩を放たないベース・ドラムのリズム隊までもが独特のグルーブを作り出す。そして、その上から引き裂く様に、時には覆うように進む、少年のような女性ボーカルの声。メロディだけならまだ類似したモノを見つける事は出来るかもしれない。が、その上で曖昧に大きな世界を訴えかけるボーカルが乗れば、まさにジンは唯一無二の「異質な」バンドとなる。そしてその「異質」サウンドは、今のロックのムーブメントに慣れきった者達には、時に新鮮に映る。そうでなくても、ポップ音楽に慣れきった耳には大きな衝撃として響くだろう。この「異質」を構成する何れかの因子(特にボーカル)に嫌悪感が湧かないのであれば、ジンは貴方を虜にする存在に成り得る。
にべも無い言い方をしてしまえば、このようなバンドがSonyMusicで、それもアニメタイアップ路線でメジャーシーンに居る事が不思議でならない。だからこそ私はジンに触れることが出来たのだし、そこには感謝している。しかし、その結果が全てに於いて正しかったと言えるかどうか、私は言い切ることができない。ただ、目の前にある一枚「レミングス」には今のジンの全て、そしてこれからのジンの未来が所狭しと詰まっている。「トーン・ジギ」のように、今までのジンのアップテンポ曲の流れを汲みながらもまた違うアプローチを見せている曲や、「解読不能」「雷音」とは相反して叙情的な「√135」「Someday」といった曲など、聴けば意外なほど幅の広いジンの音楽性が垣間見える。
1stアルバムにして、彼らは自らをレミングス、遺伝子に刻まれた本能に従って、最早無くなってしまった大陸に向かって突き進み、そのまま海へと突き進んで死んでしまうネズミに例えて見せた。そのような捨て鉢の初期衝動で突き進む彼らが、これからどのように成長していくのか。少なくとも私は楽しみで堪らない。
・「意味のない叫びの意味」
濃い。真剣に聴いたあとは疲れるほどに、もう1曲1曲がとにかく濃いジンのファーストフルアルバム「レミングス」。彼らの本能の初期衝動が詰まっている。
自分はこれまでのシングルから感覚を飛ばすロックとしてジンを認識していたし、音は確かにそんな響きを持っている。しかし詞からもメッセージが強く出ているのをこのアルバムを聴いて感じた。この年齢だから書けるのか、大勢が好みそうなわかりやすい詞を多用する歌謡作家には書けんだろう言葉の響きと文体。そこから伝わってくるのは他者への愛情など生活レベルでなく、もっと大きなこの世の原理や自然の摂理や人間の心理。唯一口語調の「みこと」だけは愛をも垣間見れるが、全体で歌われるのはもっと原始的な生物本能、その中で生まれる人間という生物であるがゆえの苦悩だ。それを包み込む大地の鼓動のようなリズムと、優しさと痛みを併せ持ったギターの旋律が感覚を刺激する。ちなみに個人的ハイライトは「トーン・ジギ」。解読不能なモラトリアムの答えが解った気がする。
一般の反応をみると、彼らの歌は受け入れがたいようだ。それも解る話で、他にこのスケールを描くバンドはいないからだ。ジンはまさしく自分達の表現を持っている。彼らの歌う意味を識るアルバム「レミングス」。本能に身を任せ、ただひたすら耳を傾けてほしい。
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