・「素晴らしい」
ナパーム・デスの最初期のメンバーであるジャスティン・K・ブロードリックによるユニット。
今、今後の展開が最も気になるバンドの一つである。重厚で広大な世界観を持つ演奏の上にミスマッチとも思える明るく美しいメロディをつぶやくように歌うヴォーカルが特徴的です。
何かというと暗く、重くなる一方になりがちないわゆるヘヴィ・ロックから頭一つ抜き出た存在だと思います。ポップでありながらコマーシャルではなく実験精神旺盛で、サイケデリックの要素も強く感じられます。
・「希望と絶望と・・・」
インダストリアルメタルバンドのゴッドフレッシュの中心人物であるジャスティンによるへヴィロックバンドのイェスーの2nd
直で個人的な感想を書くと、「へヴィロックではない!」 決して悪い意味ではないです。 ただ、既存のへヴィロックとはかけ離れているのは間違いないと思います。
聴いた印象は ・重い(ドゥーミー/ドローン) ・暗い(ドゥーミー/ドローン) ・遅い ・明るい(ポップ) ・柔らかい ・優しい ・アンビエント
あえて言うなればドゥーム/ドローン系アンビエントポップという感じ
徹底的に暗く重いわけでもなく 徹底的に明るいわけでもない。
決して万人受けするサウンドとは思わないが、嫌われるサウンドでもないと思う。 爽快感を得られるサウンドではなく、ゆったりと寝転がりながら聴くサウンドですね。 心を落ち着かせる時に聴くといいかもしれません。
音の輪郭がぼやけていてアンビエントな空間処理がなされているので、柔らかくそして優しい抱擁感がある。 そしてメジャーキーを多用しているので曲調は明るい。 だけど、へヴィでノイジーなギター(ただしうまく音が溶け込んでいるので、「うるさい」と感じることは無いはず)や、ドゥームばりに重く遅いベースやドラムが絶望的な空間を演出している。
結果的に、絶望的かつ重く憂鬱な凍える様な青空の下で優しく暖かいけど繊細で儚い太陽の火をすがるかの様な音楽になっている。
さくっと聴く音楽ではなく、じっくりと腰をすえて聴く音楽だと思う。 お洒落な部屋に合うかもしれないです。
絶望と希望は紙一重だと感じさせてくれた一枚です。
・「曲自体は良い。」
「分かりやすくなった」コトを否定するつもりはない。ただ傑作「Jesu」で提示された「暗黒世界に時折射す神々しさ、優しさ」をアルバム全編で展開しているため、いやらしく聴こえる。先にリリースされた「Silver EP」の全くの延長線上というのも気になる。
千利休は「朝顔が綺麗だから」と太閤秀吉を茶に招いた際、なぜ一輪残して全ての花弁を摘み取ったのか。喩えが的を射ていない気がするのでここまで。純粋な作品評価なら、星あと1個追加。
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