・「巨漢のサラ嬢のバンド」
CRADLE OF FILTHの女性コーラスなどでもおなじみ、巨漢のサラ嬢をフロントに、Tommy Rehn(MOAHNI MOAHNA)、Chris Rehn(ABYSSOS)の兄弟を中心としたゴシックメタルユニット、アングトリアのアルバム。
ゲストには、TIME REQUIEM/Space OdysseyのRikard Andersson、PLATITUDE / SPACE ODYSSEYのDr、CRADLE OF FILTHのBなどが参加。のっけから、シンフォニックなキーボードとオーケストレイション、男女コーラスの荘厳な雰囲気に包まれ、AFTER FOREVERあたりを思わせるクラシカルなゴシックメタルサウンドを期待させる。メンバーは実力者であるので演奏には力強さがあり、そこに乗るサラ嬢の歌声は女性にしてはどっしりとした声音で、LEAVES' EYESのような可憐さには欠けるが説得力は充分。ときおりデジタルなシンセアレンジが、ゴシック的な耽美さを打ち消していて、全体的にもメランコリックな雰囲気はあまり感じないのがやや物足りないが、サウンドの壮麗さとクオリティの高さで最後まで聴かせる。
・「シンフォニック・フィメール・ゴシック」
イギリスの女性Vo.のSarah Jezebel DevaとChris,TommyのRehn兄弟(二人ともクレジットはG./Key./B./Programming)の3人を核としたバンド・・・というよりもプロジェクトっぽいANGTORIAの1st。レーベルはLISTENABLE。
Vo.のSarah嬢(嬢・・・と呼ぶには迫力のありすぎる体格!)はCRADLE OF FILTH、THERION、GRAVEWORMなどにもゲスト参加していたという、暗黒メタルシーンではそこそこの活動をしていた人物のようです。
脇を固めるのは、Andreas Brobjer (Dr./PLATITUDE,SPACE ODYSSEY)、Richard Andersson (Key./SPACE ODYSSEY,TIME REQUIEM,MAJESTIC)、Dave Pybus (B./CRADLE OF FILTH)、というプチ豪華?な面々。
シンフォニック・フィメール・ゴシックという感じです。「オペラティックではないAFTER FOREVER、EPICA」といえそうな音楽性です。
女性Vo.が「フワフワ」していなく、比較的しっかりとした声質なので「甘ったるい女性Vo.は苦手!」というメタラーさんでも拒絶反応を示さないかも。曲調的にはKAMEROTを連想させる曲も多数あり・・・と思うのは私だけかな?ロイ・カーンが歌っても映えそうな気がします。
もう少し疾走する曲があっても良いかな?とか中盤が中だるみするかな?と思わなくもないですが、悪くはないですよ。
JConfide in me はカイリー・ミノーグのカバー。
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