・「ちょっと評価は分かれるかも」
作詞家として数々のヒット・ナンバーを手がけ、更には自らが歌う事でもその才を見せつけるキャロル.B.セイガーの3rdアルバム('81年作)。その歌詞に曲をつけるのが夫君でもある米ポップ界の重鎮コンポーザー、B.バカラック。加えて、余りにも豪華で多岐にわたるゲスト及びサポートメンバーとくれば、"外す"事の方が難しいというもの(^^;ちょっと意地の悪いコメントになってしまった気もしますが、別段、そのようなつもりは爪の先程もありません。アルバム全体(各曲)をシームレスにつなぐ事でストーリー性と統一感を出すという手法は、さぞFM局などでのオンエアには苦慮されただろうと余計なお世話も焼きたくなりますが、まま良く出来ていると思います。問題(?)は彼女のその歌唱スタイル。歌というかささやきというか、この辺りの感触はリスナーによって大きく評価が分かれる点かと思います。正直、"巧い"という程の歌唱力ではないというのが個人的な見解ですが、それを補うアレンジに拠るところがかなり巧妙に作られているせいもあり、女性voのAOR作品としてはやはり上手く人心を掴む作品になっています。
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