・「本田美奈子、至上の愛」
本田美奈子さんが38歳の若さで、急性骨髄性白血病で急逝されてから3年が過ぎようとしている。私はこれまでは、本田美奈子さんのあまり熱心なファンとは言えず、アイドル時代も歌のうまい子だなと想った程度で、ミュージカルやクラシック(クロスオーバー)に取り組んでいるという噂を聞いたときも、“歌うこと”に対する彼女の意欲と熱意に賛嘆しつつも、なかなか聴くチャンスがつかめずに時間が過ぎてしまい、そして悲報に接することになってしまった。最近やっと気持ちを整理して、彼女の遺してくれた作品に接し、そのあまりの美しさ、特に清純な高音の驚異的な伸びにはしばし言葉を失ってしまった。ありきたりの言葉だが、もっと早く聴かなかったことがあまりに悔やまれる。このアルバムは、2005年10月、つまり本田美奈子さんが急逝する直前に発売された作品で、緊急入院の直前にレコーディングされたという“ララバイ〜『十二夜』”以外の5曲は、いずれも『Ave Maria』『時』の2枚のクラシック作品からの再録(リミックス)だが、結局これが彼女の生前に発表された最後のアルバムになってしまった。もちろん、いずれも本田美奈子さん渾身の心を洗われるような珠玉の作品で、このアルバムだけでも、彼女の魂の歌を充分に味わうことが出来るだろう。個人的には、「握手したい、元気ですか?」のフレーズで、彼女の生きることへの熱いメッセージが伝わってくるようで、心が揺さぶられる思いがする“この素晴らしき世界”と、サラ・ブライトマンや最近ではキャサリン・ジェンキンスが取り上げて有名な“タイム・トゥ・セイ・グッドバイ(Time To Say Goodbye)”が特に絶品と思う。彼女の歌声は彼女の魂がそのまま歌っているかのようだ。もっともっと生きてたくさんの心に響く歌を歌い続けてほしかった。クラシックやミュージカルの名曲だけでも、彼女に歌ってもらいたかった歌はまだまだたくさんあったが、今は叶うことのない夢になってしまった。改めて彼女が遺してくれた数々の素晴らしい歌に心から「ありがとう」を言いたい。心を込めて。
でも、「さよなら」は言いません。私たちもまたいずれは必ず彼女の待つところへと旅立つのだから。
・「心洗われます」
今更言うまでもなく、すばらしい作品です。ストレッチや教室のクールダウンに、ずっと使っています。心洗われるような素敵な歌声は、参加者にとても好評です。アメイジンググレイスからの曲の展開も、非常に心地よいです。
・「何だか寂しい!忘れられない!」
本田美奈子さんが亡くなって、今年で3年目。「アメイジング・グレイス」は、ジョン・ニュートンが生み出した名曲です。あの天使の声(エンジェル・ボイス)が聴けなくなるのが、とても寂しい。聴きたいです。
・「彼女のおかげで・・・」
アイドル時代からの彼女を知っていました。
あんな細い体のどこからあれだけの声が出るのだろう。
歌がうまい、そうでもない、本当のレベルは私にはわかりません。
しかし、この彼女の作品を通して、「白血病」の理解や「骨髄バンク」の存在とその大切さ、よくわかりました。ありがとう・・・。
・「凄み、鬼気迫るものさえある。しかし静かに……」
私は本田美奈子.のアイドル時代しか知らなかった。白血病で亡くなって初めて彼女のアメイジング・グレイスを聴いた。彼女よりうまいソプラノ歌手はいるだろう。しかし彼女の歌声には鬼気迫るソウル(魂)がある。もちろんそれは、この曲を収録したあと闘病生活に入り、帰らぬ人となった、という“情報”も影響しているかもしれない。しかし、おそらくそれがなくとも私はこのCDとDVDを聴いて泣いたと思う。とくに、ピアノ伴奏一本で歌われるDVD。あくまで澄んだ歌声には、ある種の「覚悟」すら感じる。
・「魂の叫び」
美奈子さんが白血病で亡くなったというニュースは本当に衝撃的でした。歌が上手いとか可憐であったとか、この際全く関係ありません。一人の女性が長期間の闘病むなしく白血病で亡くなった、そのことだけが本当に悲しかったものです。
今思えば美奈子さんは完璧なソプラノ歌手で、クラシックとしても十分に通用する歌手でした。このCDでは入院2週間前に録音されていたというCD初収録の「十二夜〜ララバイ」が痛切に心に響く。これは無理な希望かもしれませんが、彼女が一時退院する時に歌い、病院関係者の多くが涙したという「アメイジング・グレース」をCDに収めてはもらえないものでしょうか。(この歌声は現在骨髄バンクのCMに使用されています)もちろんプライヴェート録音であるし、彼女のベストとは程遠い出来栄えであることは十分承知しています。それでもぜひお願いしたいのです。この歌声は、彼女の最後の魂の叫びとして永遠に記憶に留める必要があると思うからです。
最後に、本田美奈子.さんのご冥福をお祈りします。
・「さよなら、美奈子ちゃん。。。」
18年以上間の本田美奈子の外国のファンです。彼女が死んだとき、非常に悲しかったです。彼女の美しい声は永遠に静かです。でも、絶対に忘れません。このCDとDVDは、彼女の多くのファン(日本と海外)への美しい別れのプレゼントです。
DVDはオール地域ですので、それは外国で使えます。
・「ありがとう。そして永遠に・・・」
私の青春時代のアイドルでしたが、ファンという訳ではなく、よくテレビに写るアイドルの一人としか認識していませんでした。しかし、その後の活躍を彼女が亡くなってから私は知りました。今はその事がとても残念に思います。私は音楽に詳しくないのですが、彼女の声には惹かれるものがあります。真っ直ぐに心に訴えかけるような声、心を動かす声とはこのような声を言うのだと思います。このCDにはそれが詰まっています。しかし、なぜか切ない。これから先伝えていって欲しい「本田美奈子」というすばらいしい歌い手がいたことをそれが私たちが彼女にできる最高の恩返しだと思います。
・「永久保存版。」
僕は、特に本田美奈子さんのファンという訳ではありません。ただ、彼女が実力のある歌手だという認識は前々からありました。昨年亡くなった時、TVで流れていたアメイジング・グレイスが耳に残っていて、最近別の人のアメイジング・グレイスを聞いて買ってみる気になったんです。
実際聞いてみて、吃驚しました。これほどの力量があるとは。また、付録となっているDVDですが、収録されている「白鳥」の映像は、闘病に入る直前に撮影されたものだそうで、ある種の覚悟が画面から見ることができます。久しぶりに、秀作といえるCDに出会えました。
惜しむらくは、彼女が生きていればと思うのは僕だけでしょうか。彼女のご冥福を祈りつつ、レビューを終わりたいと思います。
・「天に溶けるソプラノ.ヴォイス」
クラシック中心ですが、演奏は 尺八や琴が使われていたりアレンジ共にクロスオーバーな面もあります。リーフレットの巻末には 直筆メッセージも。
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