・「イマイチ・・だと思ったが・・」
購入して、聞いたとき、正直がっかりした。なんだ・・こんなものかと。
悔しいので、車の中でヘビーローテーションしてるうちにだんだんと心地が良くなってきた。
不思議なアルバム。
・「懐かしいと思う人多いかも?」
きっと、あれ?この曲どこかで聴いたなーと思う人が多いのではないでしょうか。
オリジナルアルバムというよりも、オムニバス盤に近いイメージです。
曲は良いんですが、ジャケットのセンスには???かなー。
・「前作よりは纏まっている」
タイアップはどーでもいい、統一感もあり、似通ったよーな感じではあるものの、捨て曲が無いのが救い。「まっ白」「風のようにうたが流れていた」はメロディー、コード、アレンジの3拍子揃って傑作である。
・「そうかね?」
改めて言うまでもないことなのでしょうが、小田さんの曲の世界は基本的に、「ぼく」「きみ」「ぼくら」=「ふたり」=「ぼく」+「きみ」だけで構成されています。『自己ベスト』を夢中で聞いていた頃の私には、それぞれの曲の歌詞とメロディがジーンと響いてきたものですが、不思議なことに、相変わらずな世界が展開される本アルバムは、どうも響きませんでした。
それは、小田さんが還暦にしても不変のスタイルを貫いているのに対して、私がろくでもない大人になったのか、世界は決して「ぼく」と「きみ」だけで閉じられてないと気づいてしまったからなのでしょう。
・「イマイチ」
個人的に、FarEastCafe、LOOKING BACKの1作目、それと個人主義が僕の中でのベスト3で、それらのオリジナリティや斬新さに比べると…正直かなり劣ります。「うわスゲェ何だコレ!!」みたいなサプライズ感が今回はなぜだか弱かったんですよね…なんか読み通りみたいな。彼の作品や活動展開には、時代に流されず全く斬新な景色を見せてくれる期待がいつもあるので、要求が勝手に高いだけかもしれないケド…まぁでも、「僕ら」は良い感じでした。
・「歌詞に涙」
いろいろレビューでは、書かれていますが、これほどの歌詞をかける60代男性がいるでしょうか。小田さんとは何者???やさしくて、せつなくて、心がやすらぐ時もあれば、元気をもらえる励ましのメッセージだったり。個人的には、「たしかなこと」が一番きにいりました。小田さんの歌詞を読みながら風景がイメージでき、心が伝わるかんじです。クリスマスの約束続けてほしい!
・「麦茶には麦茶の良さがある」
スポットライトレビューにある「ダージリン・ティ」と「麦茶」の比較にはなるほどとは思った。確かに、小田さんの過去のアルバムには素晴らしいものがあった。「Far East Cafe」や「Sometime Somewhere」「K.ODA」・・・これらには小田さんの素晴らしい歌声と共感できる歌詞・メロディーが備わっていた。そして本作。ここでは全曲タイアップがついているだけに、やや商業ベースで曲が作られているような気はする。
それでもと私は思う。これだけの内容、これだけの歌声を聞かせるシンガーが日本にどれだけいるだろう。単に歌唱力があるというのなら、山ほどいるに違いない。しかし、小田さんはあの悪名高い「自己ベスト」のようなセルフカバーさえしなければ、今でもトップクラスのシンガーでありソングライターなのだ。実をいうと私はこれらの曲目にあまり期待をしていなかった。しかし、いざ聴いてみるとなかなかどうして素晴らしい。とりわけイントロ無しで始まる「まっ白」からの4曲には、小田さんでなければ描けない愛が凝縮されているように感じる。さらに、これらの曲たちがドラマ等別々の目的で作られ、結果的には寄せ集めのようなアルバムなのに、これだけの統一感があるのもさすが。
そこで私は思った。麦茶には麦茶の良さがあるのだと、ダージリンにはない良さが・・・。まあ惜しむらくは、このアルバムジャケットにセンスがないことかな。
・「小田さ〜ん」
やっぱり小田さんはすごいなぁ。これを聴くと心が清くなります。ここまで美しい声は小田さん以外には有り得ないですね。いやぁ感動。よく言われるように、このアルバムはベスト並みの出来です。タイトルも小田さんらしくていい。要するに、買わなきゃ損損!
・「歌詞、大好き」
このアルバム、ひいては小田さんの音楽の特筆すべき点は声もあるでしょうが、歌詞の素晴らしさも忘れてはいけないと思います。昨今の日本の音楽シーンで、歌詞が本当に心に染みる作品がどれだけあるのだろうか?と考えたとき、このアルバムの歌たちは歌詞が本当に素晴らしいです。元々小田さんの歌詞は良かったですが、クリスマスの約束などの活動を通して、さらに進化したような気がします。このアルバムはそんな素敵な曲がたくさんつまっているのですが、「大好きな君に」「僕らの夏」「Re」の流れが大好きです。個人的には「僕らの夏」が大好きで、「誰かの悔しさが 誰かの涙が 見えないそのやさしさが 僕らを連れていった」というところがグッときます。時代を超えるアルバムだと思います。
・「ベストに近い内容」
“言葉にできない”が聴きたくて『自己ベスト』を買った際、ついでに本CDも購入してみました。
『自己ベスト』は“言葉にできない”以外は捨て曲だらけで、到底「ベスト」なんて云える代物ではありませんが、こちらは捨て曲なし。全曲がタイアップされていただけあって、どこかで聴いたことがある曲ばかりです。今どき収録数が11曲で50分とはちょっと少ない気もしますが、つならない曲を延々と収録するよりも引き締まってていいですね。小田和正のガラスのように透き通った声には癒しの効果があります。これで“言葉にできない”が入っていれば、それこそ「ベスト」と呼べる作品になった気がします。
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