・「00年代に刻まれた、必聴盤です」
何が素晴らしいって80年代から活動して、コンスタントに作品を発表し続けてきたベテランバンドが2005年の現在にこんな魔法にかけられた様な(まるで若かりし頃のブライアン・ウィルソンが乗り移ったかの様な)アルバムを発表してくれた事実ですよ。
内容は過去最高に多彩なものとなっています。The Carsを彷彿とさせるギターポップありエレクトロニカの影響を感じさせるものもあり(5曲目のイントロはモロにドラムンベースです)9曲目ではストリングスを大胆に用いています。
4曲入りのボーナスCDにはOf Montrealに対しての最大公約数的イメージを具象化した様なひねくれポップが詰まっています。
いやー、間違いなく今年のベストの1枚ですよ。聴かないと損しますよ!
・「めくるめく音の魔法」
天才発見。
本作でプロデュース、作編曲、演奏、エンジニアリング、ミックスをほぼ一人で手がけているKevin Barnesはオルタナ世代のBrian Wilsonだな。おじさんたちがBeach Boysを初めて聴いたときの衝撃ってこんな感じじゃなかろうか。
万華鏡のようなサウンドスケープは、これもバーンズの手がけたジャケットの雰囲気そのもの。Cornelius、Tahiti 80、The High Llamsなどが好きな人は絶対気に入るはず。
これ以上ないくらいポップで、これ以上ないくらいマニアック。まさしくそれこそ優れた芸術。
・「アダムとイブのPOPミュージック」
米国ジョージア州アセンズのポップバンドof montrealの通算12作目。
ほとんどの楽曲を手がけるケビン・バーンズの才気迸るPOPオタクぶりも爽快なまたまた、大傑作。
Kevin Burnsと結婚して加入したノルウェーのEthnobabesの元メンバー、ニーナの影響だろうか。80'sニューウェーヴ感覚や70'sアフロビートなども盛り込まれさらに幅広いPOPワールドを展開する。
ひねくれてて、マジカル。ドリーミーでノスタルジック。
ポップなメロディはキラキラと弾けストレンジに展開する。
エレファント6系のなかでも際立ったポップセンスを見せる彼らのポップ・オペラともマジカル・ミステリー・ポップともいえるようなトータルPOPアルバム。
ジャケットの男女はバーンズ夫妻だろうか。ポップ・ミュージックの光に輝く新世紀のアダムとイブのようにも思える。
その尽きないアイデアと豊かなPOPマジシャンぶりにますます目が離せなくなってきた。
・「マジカルポップ」
個人的には、2005年7月時点で最新にて最高傑作の一枚。退屈しない小技が沢山。バラエティーに富んだ一枚。これだけアルバムだせば普通マンネリするけど、この人たちはどんどん進化する。売れないのは宣伝していないから。今作でマイナー臭は皆無。最高の才能に乾杯~
・「ゆーとぴあ」
ポップ。めくるめく展開。ベタベタは全くしていないドリーミングさ。なにか歪んだ感じ、それを包み込むユートピアな感じ。ドキドキしました。
・「インディーロックといえばコレ。」
結構キャリアも長いIndie Rock Band, Of Montreal。日本では知る人ぞ知るというバンドではないでしょうか。The Shinsが好き!という人は是非チェックしてみてください。「僕らはエレクトロ・ポップ・オペラを演じている」とバンド自身が言っているようにポップ、ロック、オペラなど、ジャンルを問わないバンドです。この「The Sunlandic Twins」にはボーナスEPもついていてその中の一曲の「Keep Sending Me Black Fireworks」ではケヴィン・バーンズの妻のニーナがボーカルをとっています。とにかくどの曲も捨て曲一切ナシ、最高のアルバムです。
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