・「音が悪いのが残念。」
期待して買いましたが、アメリカ・キャピトルの極めて不自然なミックスに居心地の悪い思いをしてしまいました。ホールエコーみたいな変な響きが全編に亘ってつきまとい、ビートルズ独特のストレートな音の芯が感じられません。リッケンバッカー本来の図太い音が死んでいます。何故か音質が良いという評判ですが、悪く言えばラジカセのようなドンシャリ音です。ジョージ・マーチンが精魂込めたUK盤のように艶と品のある音ではなく、何だかぎらぎらした安物の音質で、オーディオ好きな人にはちょっとお薦めできないですね。「アメリカ編集盤の音」だというだけでは納得のいかないミックスです。ジャケットはたしかにややチープではありますが、しっかりとしたアート紙仕様でそんなに悪くありません。企画自体はなかなか良い企画なのに残念です。アメリカ盤のアナログの音はこんな風ではなかったように記憶していますが・・・。
・「最悪」
そもそもビートルズのコンセプトを無視したアメリカ盤は存在そのものが悪である。当時のアメリカの事情から100歩譲って発売されてしまったことは仕方ないこととしても、それを何故今になって復刻させるのか。やはり金儲けなのであろうが、それにしても同じ素材を手を変え、品を変え、発売してくる姿勢は問題である。逆に言えばそれだけビートルズが偉大ということの証ではあるが。くたばれキャピトル!くたばれ東芝EMI!
・「がんがん聞いてます!」
企画もかゆいところに手が届くっていうカンジでさらにパッケージも簡素で良い意味でこの時代っぽくていいです。
でも・・、開封時に気を付けないと、CD全部落としてしまいますから~!残念!
拙者、おむすびころりんみたいに四方に追いかけました。切腹!
↑すみません。
・「別格、別物、スグレモノ」
もう30年も前、初めて買ったファブ・フォーが「イエスタディ・アンド・トゥディ」というLP。レビューを読んでも良く解らない英国原盤と米国盤の違い。誰もが迷う込む道だと思う。商業主義第一の米国盤との酷評もあると思うが、私はそんなキャピトル盤に思い入れがあるものが多々ある。その一枚が「サムシング・ニュー」である。何と言ってもジャケットだ。ビートルズのロゴと踏ん張るレノンの姿が実にカッコいい。「ウィズ・ザ~」より「ミート・ザ~」の方が魅力的であり、いいとこ取りの「セカンド」はカバー集としてはピカイチ。「フォー・セール」より「65」に惹かれた。つまり、ザ・ビートルズは何をそういじられ様がいいのだ。どうなろうともザ・ビートルズ、目くじらを立てずにひたすら「個人的ビートルズ史」との関わりを謳歌する。音楽的にストイックな意見から見た目勝負のミーハ-的な戯言まで、すべてが許されると唯一の存在。ストーンズになると若干俺もノモ申すぞ!というモードになる。故に、このボックスは私的には大歓迎をしました。ゆくゆくはLP「ヘイ・ジュ-ド」まで辿り着いて欲しいものです。英国盤にこだわっていて「イエロー・サブマリン・ソングブック」?どこかヘンだよEMIさんと言いたくなるよな。以上。
・「私の年代では」
私は30代前半なので、こんな物があるとは知らなかった。ビートルズの公式曲CDは全部持っているが、これを聴くと全然違うものだと思った。今までモノラルでしか聞けなかったものがステレオで聴けるのも驚きだった。この際なので全てのビートルズ作品はステレオ化&24ビット・デジタルリマスターしてほしい。でも、そうなるとお金が・・・。
・「まるでお風呂の中で聞いているみたいだ」
この企画盤はリアルタイムで彼らに夢中になった方でないとその価値は半分程度だと思います。「アーこの音、これがキャピタル盤だ」と言う望郷にもにた思いが半分、「ステレオ音源が聞ける+純粋にビートルズを聞く+写真その他を楽しむ」が後の半分、初心者の方やこれからビートルズをという方はアップルのオリジナル版がお薦めです。素材がビートルズであればどんな形でパッケージしようが切り売りしようが、最低限CDのクォリティーならそれは作品として立派に成立するわけで、懐かしいし、嬉しいし、かなり満足なんだけど、純粋に作品としてはその程度の評価になると思います。しかし、ココにある「I Feel Fine」まるでお風呂の中で聞いているみたいだ。
・「キャピトル盤CD化に意味はあるのか?」
日本盤・EU盤のコピー・コントロールCDに対しUK盤・US盤は通常のCDDA盤であることはご承知の通りでしょう。コピー・コントロール盤の問題点は再生機を選ぶ事、機材の故障に対し保証が無いことです。どちらを選ぶかは個人の判断ですが、私はUK盤を選びました。
このキャピトル・アルバムズは60年代当時にイギリスでのアルバムを無視し、アメリカ・キャピトル編集のアルバムを箱詰めしたもの。楽曲自体は過去にCD化されたものと同じです。音に関してもイギリス側の意向を無視し、エコー等をかけたものです。これらは別ミックス等もありマニアには魅力的な価値をいまだに持っていますが、あえてCD化する必要があったのか?という疑問はあります。
70年代の日本ではイギリスオリジナル盤とキャピトル盤の両方が発売されており、効率的にすべての楽曲を揃える方法が考えられるほど、混乱させました。80年代後半にはこうした各国編集盤を廃盤にし、CD化の際「パスト・マスターズVol.1&2」を発売する事で、すべての曲を効率的に集められるようになったものを、21世紀になって再び混乱させる意味はどこにあるのか?10数枚すべてのキャピトル盤を箱詰めしたら高額になろうともマニアであれば買うだろうし、これからビートルズを聴く人たちは混乱の被害に遭う事も少ないだろう。
楽しめる要素は確かにありますが、万人に薦められるものでは無いことだけは書いておきたいと思います。このBOXの音質の良さは、イギリスオリジナル盤がリマスター再発売された時には意味の無くなるものだと思います。Let It Be...Nakedといい、これといい、あまり聞き返すことの無い編集盤が増えていっているビートルズもの。ひじょうに不安を持っています。
・「悔しい記憶がよみがえる」
1960年代後半、お小遣いは、到底一ヶ月で2000円のLPを買えるわけがなかった。そんな中で、レコード屋で、日本版ODEON(東芝EMI)とは別のジャケットを見つけ、曲が2~3曲少ないなあ・・・と思いながら、「アメリカ直輸入版」なんてそそのかされて買っていた。一部、シングルでしかない曲があったが、だまされたという感じがして不愉快だった。 ま、Something NewのLPのジャケットはかっこよく、今でも居間に(笑)飾ってますけどね。なぜ、今頃こうして次から次へ、廃盤が復活するのだろう?版権の関係で、どこかが儲けに出ているのかな?つい付き合ってしまう自分も情けないが。
・「解禁!ビートルズ」
解禁ってのはUKオリジナル盤のみがビートルズの全てなのだ、というアップルレコードの意向についてです。アメリカ盤の価値も認めようじゃないか、と。アメリカで好まれるように音を勝手にいじくって、モノを無理やりステレオにしたりリヴァーヴをかけたりとにかくやりたい放題ですが、それが米盤の不思議な魅力になっています。
賛否両論あるようですが、控えめに言ってもファンにはかなり好意的に受け止められている様子。マニア向けだと一笑に付されていないみたいで安心しました。続編に期待。
自分はリアルタイムじゃないし、アメリカ盤の存在すらほとんど知りませんでしたが十分にこのボックス、楽しめました。デジタル・リマスターされた音、ミックス違い、モノ・ステレオ両収録、と知れば知るほど本作の魅力を味わえるボックスにしあがっています。
・「もう最高!」
梱包が雑だと言う意見があったので覚悟はしていたのですが、全くそんな事はありません!中身を取り出すときに箱を水平にしておけば大丈夫。中からは、昔懐かしいアルバムのミニチュアが出てきます。これがホントに嬉しくて、昔々中学生の頃にようやく貯めた小遣いでこれらのLPを買った事などを思い出して、思わずホロリ。音の良し悪しなどは素人耳なので分りませんが、私にはどれも素晴らしい音に聞こえます。何時の時代でも、ビートルズは生き続けています!最高!!!
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