・「名盤になるだろう」
正直買うのを悩んでいたが、みなさんのレビューを読んで買いました。#1 で「ひな祭り」のイントロにはビックリしたが、この3rdは、1stや2ndの方向性を残しつつ、非常に良いスパイスが加えられたような感じである。みなさんがレビューで書いている捨て曲がないというのが良くわかった。
D.C.は声の伸びが非常に良いため(それはROYAL HUNTの頃からだが)、その特徴を生かすような曲作りをされていることが◎だ。ROYAL HUNTのような...と書かれているレビューもあるがはっきり言って、ROYAL HUNTとは全く違う。ただ#6のイントロは、ROYALっぽいかも?
キーボードは非常に効果的な雰囲気を醸し出しているし、アレックスのギターもイングヴェイに負けないと言っているかのようなスウィープやヴァイオリン奏法などを披露している。アレックスの非常に良い点は、リフでも通常のリフの刻み方をしないことである。それはいくつかの曲のイントロでも感じ取れるだろう。
全てがいい曲なのは言うまでもないが、#4 Once Againはイントロからいい感じをさせてくれ、非常にノリも良く、Once Again〜♪と伸びやかに歌うD.C.は本当に素晴らしいと思わせてくれる。#7 Death Comes.....はライナーノーツにも日本人が好みそう...とある通りである。しかし私が最も好きな曲は、#10 Iron Handである。サビの部分は本当に良いメロディで、泣けてくる...(T_T)ちなみにバラードはありません。
総括すると、これは傑作ではなく、名作である。バラードが1曲しかないのは寂しいかもしれないが、とても良いポテンシャルを有した曲の宝庫であり、 バランスも良く、聞き手が「俺は格好いい」と思わせてしまうところはにくい。
本当に良い作品をありがとう!そしてこれを推薦してくれたレビュアーの方々に感謝します。(#9 の子供声、たしかに チン○〜♪チン○〜♪と聞こえます(笑) まあ正確にはTwinkle(ツウィンクル)だろうが......。)
・「ただ一言、サイコー!!」
メロディックパワーメタルバンド、サイレントフォースの三枚目のアルバム。誤解を恐れず言わせて頂くと、このアルバムでのサイレントフォースは、キャッチーかつギターがメインのロイヤルハント的なサウンドであります。これだけは誤解してほしくないけど、いまだにロイヤルハントから脱しきれてないといってるんじゃないですよ。本当にやりたい音楽をやったらこういうアルバムが出来ましたってことなんですよ。DCって本当にこういう音楽が好きなんだね。#1,#7でのお遊び的なフレーズも、違和感まったくなし!アレックスバイロットってセンスいいね。ギターもうまいし、もっと評価されていいギタリストじゃないかと思います。このアルバムはメロディックパワーメタルが好きな人にぜひ聴いてもらいたいです。特にデスカムズインディスガイズなんて感涙ものですぜ!
・「キャッチーなメロディが充実した良作。」
元ROYAL HUNTのフロントマン、D.C.クーパーがSINNERのアレックス・バイロット(Gr)と結成した、メロディック・メタル・バンドの3rdアルバムにあたるのが本作。
1stアルバムは全てが中途半端でイマイチだったが、前作において開き直り、飛躍的進歩を遂げた彼ら。本作では、ROYAL HUNT時代から定評のある独特な品をたたえたD.Cのヴォーカルは、ここにきてより一層磨きがかかり、ドラマティックかつメロディックな楽曲を見事に歌い上げている。
音楽性はというと、誤解を恐れずに判りやすく喩えると、STRATOVARIUSとPRIMAL FEARを足して2で割ったような趣。STRATOVARIUSの美麗さと、PRIMAL FEARの持つキャッチーさと剛健さを兼ね備えた、剛柔のバランスに長けたヘヴィ・メタル。
#1“Ride The Storm”のイントロで日本人ならば誰もが何かしらの反応をすると思うが、そこは彼らならではの発想であり、ご愛嬌。楽曲は実にかっこいいパワー・メタル曲である。彼らの今作においての強みは、疾走曲だけでなく、ミドル・テンポの楽曲の充実ぶりである。何せどの曲もメロディがキャッチーでカッコいい!!
基本的に捨て曲無くアルバムは進行していくが、唯一D.Cの親バカぶりが炸裂した#9“Spread Your Wings”のイントロだけはやめて欲しかった・・・。せっかくのいいバラードなのに「チ○コ〜、チン○〜」としか聴こえんイントロが全てを台無し(^^;)
でもやっぱ、かっこいいわ〜(^^前述の2バンドが好きな方には自信を持ってお勧めできる一枚。
ちなみに買うのであれば、輸入盤ではなく、国内盤を買いましょう。日本盤ボーナストラック#11“Say My Name”、勇壮なサビが美味しい疾走ナンバーですので!
・「ひな祭り!パワーメタル!」
ドイツのメロディックメタルバンド、サイレント・フォースの3rd。“ひな祭り”のメロディから始まるこのアルバムは(笑)、メロディアスパワーメタルの傑作だ。力強く、泣きのメロディを奏でるギターに、きらびやかなキーボード、そしてD.Cクーパーの見事な歌唱は、かつてのROYAL HUNTの黄金期を思い出すほど。最近はこのような正統派の良質のパワメタというのはなかなかお目にかからないが、これはまさに会心の一作。メロディアスでいながら実に力強い。
・「すべてにメロメロ。とにかく聞いて!」
全身を駆け抜ける心地よい疾走感!DCクーパーの声とパワフルなメロディーに、グイグイと引き込まれて行く。それぞれの音楽に対する思いが一つになると、こんなにも素晴らしい作品になるんですね!完璧!! (オープニングのひなまつりには感激です。来日が楽しみ。)
・「ようやくDCが元ロイヤルハントを脱したのでは?」
DCクーパーが元ロイヤルハントのヴォーカリスト、と言われ続け何年目になるでしょうか。個人的には1996年のロイヤル~日本公演のDCのあの歌唱力、安定感は感動でした(自分の県ではライブハウスだったので感慨ひとしお)。安心して、しかも決してCD通りにもない歌いっぷりはジューダスのヴォーカリスト候補最終選考、なんて肩書きでなく個人としてアピールしうるものでした。しかし、ソロからこのサイレントフォースに転じてからは今ひとつだったのも確か。それはアレックスのソングライティングが悪いというのではなく、これまでのアルバムの曲は少しダークでギターリフ主体のパワーメタルというスタイルであったように感じる。しかしそれだとやはりDCの緩急自在な、レンジの広い歌唱をもつものにうってつけなメロディーをじっくりと感じることができなかったと思う。というのも、DCがゲスト参加のようなのだ。今回はインタビューとかでもアレックスが、「バンドの顔はDCであり、彼の声を主軸にメロディーに気を使って作った」と言っているがまさにそう。とにかくでだしから4曲目まで、一気に疾走感あふれるメロディアスメタル。その後はミドルテンポながらやはり魅力ある、後半はDCの声が冴えるバラードもあり。何より最終のタイトルトラックが素晴らしい。ようやくDCクーパーが、元~という肩書きから脱却して、このバンドがバンドとして胸を張れるアルバムに仕上がったと思う。
・「2004年最高のメタル!!!」
もうこれ以上の作品には出会えないかも・・・繰り返し何度もリピートしてしまう自分にハッとする瞬間…メタルを好きでよかったと感じる作品に出会うのはそう何度もあることではない。
正直、Royal Hunt時代のDCのヴォーカルは好みではなかった。くどい感じが壮麗な楽曲の魅力をスポイルしているような気がして…だが、このアルバムでの彼の歌声は、素晴らしいの一言につきる。それは、パートナーであるAlex Beyrodtの手腕に依るところも大きく彼の「最高のメロディを創ることを心掛けた」という言葉が聞こえてくるようである。
まさしく、捨て曲なしのメロディックメタルの傑作!!そんじょそこいらの若造には決して創れない、彼らのキャリアの激突が生み出した化学反応に圧倒されるのみ。
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