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▼Islands:詳細

Islands

Islands
King Crimson(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「P・シンフィールドの置き土産
第一期(正しいのかな?)クリムゾンのスタジオ最終作にしてフリップとシンフィールド最後の共作になってしまったアルバム。ボズ・バレルの美しいヴォーカルから始まる1曲目に続いてフリップのギターが爆発する2曲目への流れなんかは相変わらずのクリムゾン節でご愛嬌という感じです。しかし、それ以降はまるでアルバムジャケットのような幽玄で静寂の世界が広がっています。まさにシンフィールドの歌詞の世界です。特に室内楽のような曲に導かれて始まる最終曲の美しさといったら…ある意味ではクリムゾンのアルバムの中で最も異色とも思える本作ですが、クリムゾンファンの間では隠れ名盤として今でも愛され続けています。本作の後にあの「アースバウンド」が発表されるわけですから…クリムゾンの二面性が表れていますね。プログレファンは勿論のこと、ジャズファンにもお薦めできるアルバムです。

・「ありゃ


アイランズのピアノまったく弾けてないやん(笑

ラフに弾いたとか以前に(笑

せっかくエキゾチックな流れがぶち壊しだわ(笑

・「KCが残した唯一の愛と平和の賛歌
コントラバスのアルコ(弓弾き)により静かに始まるFormentera Ladyでは、ピート・シンフィールドが見た、地中海のけだるい夏の午後の風景が目に浮かぶ。抑制されたフリップのアコースティックギター、奔放なメル・コリンズのサックスソロが延々と続く。

一転、2曲目のSailor's Taleでは、ドラム、サックス、ギターが暴れまくる。前半のサックスソロも凄いが、聞き所はフリップが歪んだ音色のコードをかき鳴らす唯一無二のギターソロだ。やがて、サックスとメロトロンの音の洪水に巻き込まれ、最高潮に達すると、すべてを絶望の底に突き落とすようなフリップのコード奏法が再び現れ、嵐は収まり静寂が訪れる。

3曲目のLettersは、夫の不倫相手と妻の手紙のやりとりを描いた曲で、シンフィールドの世界がダイナミックな演奏により完璧に表現されている。サックスソロが素晴らしい。

4曲目のLadies of the Roadは、一般にビートルズ風と言われている、King Crimsonのシニカルなポップナンバー。後にBook of Saturdayで開花するフリップの逆回転サウンドが生かされている。この曲でもメル・コリンズのサックスソロが素晴らしい。残念ながら、メル・コリンズの活躍はここまで。

Prelude: Song of the Gullsは、その名の通りタイトルチューンの前奏曲。オーボエの音色が哀愁を誘う。晩夏の夕方の砂浜が似合う曲。

ラストを飾るIslandsは、キース・ティペットのピアノに導かれて厳かに始まる。ここでの演奏は、アヴァンギャルドなものではなく、ひたすら美しい。ボズの語りかけるような声により、少しもの悲しい、愛と平和を希求する詩が歌われる。マーク・チャリグのコルネットのソロが最初は静かに、次第に力強く響く。すべてはメロトロンとハーモニウムに包まれ、フリップとシンフィールドの最後のコラボレーションが静かに幕を下ろす。その時、聴く者は圧倒的な感動に包まれることだろう。

・「歴代ボーカリストの中でボズが一番好きだ
ボズは歌手としてオーディションに合格したので、ベースプレイヤーとしてジョン・ウェットンが加入したがったが、コリンズ、ウォレスらがボズはベースも弾いたほうがいいと主張したため、ボズはフリップにベースの手ほどきを受けたそうだ。ベースを覚えたおかげで、後にバッド・カンパニーに加入できるのだからボズは運が良かった。ボズと言えば『アース・バウンド』での狂ったような素晴らしい歌いっぷりが頭に浮かぶが、本作の静謐な歌声も心に残る。死んでしまったなんて残念でならない。

・「年期の入ったファン
家の本棚に、昔のLPレコード 総数100枚は越えているでしょうね。齢 今年で56歳ですが、18歳くらいから集めた ほぼ ブリティシュ・ロックと言われているジャンルで、プログロと言われる前のアートロックからポップまで、幅広いジャンルを集めていました。何回かの引っ越しにも処分せず、今もあります。紙ジャケットのキングクリムゾンのアルバムで三枚。一枚目と二枚目、そして、アイランドを持っています。たぶん、リアルタイムで買って聞いていたと思います。そのなかでも、エピタフとアイランドは、心にしみ入ったと思います。

今でも聞いていますが、最近、CDを購入しなおしています。アナログも良いですが、デジタルの魅力もあると思います。メロトロンを使った壮大なイメージも良いですが、淡々と歌うアイランドは詩の内容ともに好きな曲の一つです。パソコンに、もう数千曲入っていますが、デジタルのヘッドフォンをつけて、頭を、ほぐしてから寝ていますが、聞く回数が多いのは、このILANDSとYESのRELAYERのSOON、MOODY BLUESのWATCHING & WAITAINGですね。人が生涯 本当に好きな曲というのは、以外と、多くないような気がします。

・「滅びの美学
KCにしては粗い演奏と雑な女性のスキャット処理が目立つ"Formentera Lady"からメドレーで"Sailor's Tale"と続く滑り出し、後者後半の思いの外盛り上がるスリリングな展開から珍しくジャラジャラとかき鳴らすギターの下降ラインと低い残響が沈没していく船のようだ。"Prelude- Song of the Gulls"はこんな曲も出来るという程度の、習作の域を出ない楽曲だがクラシカルな旋律が本作には似合っている(他の作品に入れようもないが)。ナイーブな歌唱、平和と愛を囁く歌詞がフリップとシンフィールドの向かう世界の違いを決定づけた表題曲だが、暗めな歌詞、ビートルズを露骨に意識した"Ladies of the Road"をその後編集盤の収録曲に選択しているところを見ると、この曲はフリップにとってバンドの名付け親であるシンフィールドに対する精一杯の共感であり、ギリギリの妥協であったはずだ。隙間だらけの空間で、熱がこもっている訳でも感傷的な訳でもないある種傍観者のようなコリンズのサックスが、このラインナップによるバンドが滅び逝く様を象徴しているかのよう。

同メンバーによるライブ作"Earth Bound"と本作はまるでジキルとハイドで、ジキル側の本作は抑制と自由が同居する奇妙な美しさのある作品だ。詩のインパクトはほぼ瀕死状態だが、宮殿が持っていた叙情的雰囲気が好きな向きにはお勧めの作品。

Islands
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