・「大事件の記憶」
学生時代のある晩のこと、下宿先のジャズ狂の放蕩息子がノックもせずに小生の部屋に入ってきた。
ヤツは、呆然とした顔つきで「大変なことになっちまったぜ」とつぶやくと、一枚のLPレコードを小生の聖なる万年床に放り投げた。
「大変なことって、どういう意味だ?」と、そのLPレコードをターンテーブルに載せ、針を落とした。30分後、小生もつぶやいていた。
「大変なことになった...」
ビートたけしが「加藤和彦なんて、まだいたの?」との時代遅れ発言で大ハジ曝したのは、その一年後。
BGM:映画『サンチャゴに雨が降る』はどこへ行った?
・「☆待ってました・・・やっぱりいい」
今まで色々なサイトで探し続け再販の予定がないと諦めていた10年ほど前があっという間です。やっぱりいい!!24年前のサウンドとは思えないほどの繊細さ!!あの頃の時代に戻った気分にもなれるし今でも充分!!これを逃したら又、20年と思ったら即入手手続きに入っていました。再販してくれてありがとう・・・って気分です。
・「やっと再発された。」
高校時代夢中になって聞いたこの作品がとうとう再発された。過去にCD化された物も持っていたが、今回はLPのアートワーク再現と言うことで非常に嬉しい(ジャケットが変更になっていた「パパ・ヘミングウェイ」や「うたかたのオペラ」はなおさら)。本作品は、「ボレロ・カリフォルニア」まで続く金子國義作品のジャケットの最初のものでもある。内容もそれにふさわしく重厚で、時代がかっている音だが現在でも決して古くない。きっと、最初にリリースされてからこの20数年ずっとそうだったように、これからもずっと「過去でも未来でもない音」であり続けるのだろう。
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