バタリング・ラム
アイアン・セイヴィアー(アーティスト)
・「かっこいいんだけど、歌メロの練りがいまひとつ・・・」
ジャーマン・メタル請負人、ピート・シールク(Vo&g)率いる独産鋼鉄音楽野郎どもの5作目は、gの片割れの交替とKeyの脱退という事態を乗り越えての力作となった・・・
・・・といいたいところだが、
これまた地味だわ・・・(-.-)
だって疾走曲、すくねーんだもん。
4th「Condition Red」はのっけからのキラー・チューン#1“Titans Of Our Time”の存在で、印象は非常に良かったが、今作オープニングを飾るのはミドル・テンポの#1“Battering Ram”、続く#2“Stand Against The King”も3連のミドル・チューンという、いまいちエキサイトメントに欠ける展開で、正直、買ってしばらくはリピートする気も起きんかったですわ。
でもって最近掘り起こして聴いてみたら、これが意外と旨味のあるメロディが随所で聴かれる好盤で、前述の#1、#2も、疾走こそしないものの、なかなか勇壮でよろしい感じ。
で、彼らの真骨頂とも言える疾走曲は#4“Time Will Tell”でやっとお目見え。これまで彼らが残してきた“Brave New World”や“Starborn”、Thunderbird”といった名曲に比べると地味めだが、ここでようやくIRON SAVIOR節炸裂とも言える疾走曲が出てきて一安心。(疾走マニアはこの曲から聴き始めたほうがいいかもね^_^;)#7“Riding Free”も疾走曲で悪くない。
けどやっぱボーナスを含めて全11曲中、疾走曲がわずか2曲しかないってのは寂しいし、メロもいつもの煽情力には遠く及ばないってのが率直な感想。
そこいらのバンドの作品だったらもうちょい評価上がるんだけど、彼らはもっと強力な曲を持っているだに、評価は星3つってとこで。
・「日本盤ボーナスの曲も良い。」
アルバムを出す度にメンバーが変わっている不思議なバンド「Iron Savior」の5枚目のアルバムです。今回はBASSが交代して、Keyが脱退しているので4人編成になってます。Keyが無くなったので幾分シンプルな音作りかな?初期の頃は典型的なジャーマンメタルをやってましたが、前作あたりから変わってきました。古き良きへヴィメタルというか、JudasPriestを聴き易くした感じ?「破壊槌」というタイトル通り、非常に力強さを感じるアルバムです。個人的に大ヒット。
・「期待通り」
久しぶりのIRON SAVIRの新作ですが、いい意味で今までの作品を踏襲した勢いのあるパワーメタルアルバムに仕上がっているという印象を受けます。昨今、ジャーマン系の勢いが落ちている中で、彼らの存在意義は大きくなってきていると思いますし、その期待を裏切らない完成度だと思います。昔ドイツでライブを見たことがありますが、是非来日をしてもらいたいものです。
・「ん~…」
疾走曲は少なめで、ミドルテンポな曲ばかり。更に歌メロが弱いってゆーか、どーもしっくりこない。4thの1曲目のようなガツンとくるモノがない。こちとら疾走バカだから、こんなんじゃ物足りないんだよなぁ…。
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