・「怒濤の2枚目」
なんといってもタイトル(組)曲、怒濤のハモンドオルガン連打、"Tarkus"は圧巻です。廉価版ライブ、"Pictures at an Exhibition"をはさんで、Greg Lakeがさらに歌い上げる"Trilogy"に続く。
・「個人的にELPの最高傑作はこれだと思う」
巷間ELPの最高傑作とされる「恐怖の頭脳改革」(Brain Salad Surgery)も確かに素晴らしい作品に違いないけれど、衝撃度の大きさという点では、1972年当時、中学2年生だった自分を超絶技巧系プログレのとりこにしてしまったこの1枚に軍配が上がる。LP時代、A面すべてを用いて繰り広げられる表題作は、旋律の斬新さ、和声の展開の意外性、変拍子の多用、生まれて初めて耳にするムーグシンセサイザーの異様な響き、どれをとってもウブな洋楽初心者を熱狂させるだけの凄みがあった。そしてそれは、当時から35年を経た今日もなお、聴くたびに耳に新しい。こっそり棺桶に入れてもらいたい1枚。 にもかかわらず星5つとしない理由は、「ジェレミー・ベンダー」と「アー・ユー・レディ・エディ」の存在である。なんでこんなどうでもいいような曲を入れたのか。ELPはデビュー盤以外のすべてのアルバムに、最低1曲はこの手の「捨て曲」が入っている。「展覧会の絵」は「ナットロッカー」がそれだし、「トリロジー」では「シェリフ」、「…頭脳改革」では「用心棒ベニー」が不要メンツ。もちろんこれらの楽曲が大好きだという向きもあるだろうけれど、正直、この手の軽いポップソングは他のミュージシャンに任せておけばいいのにと思う。何もELPが演る必要はない。まあ、彼らの超人的な器用さを証明するものだと解釈しておこう。 しかし、それ以外の曲はどれもみな驚異的傑作。このテンションの高さはタダモノではない。万人受けする音ではないが、人によっては一生モノの宝になりうる作品だと思う。できるだけデカイ音で聞いていただきたい。
・「アルバム1面を使った大作」
いかにもプログレグループという感じの1はアルバム1面を使った大作。彼らの力量を誇示して余りある出来に拍手喝采。でも自分の中ではあまり評価は高くありません。一番の原因はこの組曲以外の曲の出来の悪さです。ほとんど彼らがやる必要性を感じません。たぶんLP時代にはB面を聞く人なんていなかったんじゃないでしょうか。聞いても20対1ぐらいの割合でしょう。1枚目が比較的粒ぞろいの曲が多かったので、1のみで力がつきたのか、1である程度の評価は得られそうだから、あとは捨て曲にしたのか、よくわかりませんが、最近はデータで曲のばら売りをやってるんで1曲目だけ購入すれば十分だと、私は思います。
・「紛れもない名盤」
EL&Pの2作目(正確には3作目だが)にして代表作。
その後の1stがどちらかといえばカールパーマー中心のアルバムであったのに対し、こちらはキースエマーソンの変態趣味が全開である。
1stではクッキリと分かれていたエマーソンとカールの楽曲であったが、本作ではグループとしてのまとまりを見せており、その点でEL&Pとしてのアルバムと言うことができる。
ジャケットでどーんと描かれている架空の動物 タルカスを中心に据えた物語としてアルバムが構築されているが、後半カールの美声が聞ける楽曲もあり、なかなか楽しめる。
しのごの言わずに聞け!というアルバムである。
・「ロック名盤!」
EL&Pのセカンド・アルバム。聴きものは、前半部のタルカス組曲であるが、どちらかというとキース・エマーソンの魅力を伝えた作品。3人の強烈な個性と演奏テクニックをぶつけ合うことによって新しい世界を切り開いていくのがEL&Pの魅力。”クレージー”といわれたエマーソンの個性が主張されているような印象である。反面、バンドの若々しい魅力が感じられ、今聞いても新鮮である。EL&Pの方向性が現れ始めた作品といえる。その後の演奏テクニックを駆使した大作を予感させる一枚である。
・「最高!!」
やっぱりELPはタルカスですね!!!!
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。