・「5番目の曲の前奏でやられる。」
Talse of revengeの前奏はこれからなにかをするぞ!がんばるぞ!と後押ししてくれる力をくれます。少し、遅めのテンポですが、これから敵をたおしにいく戦士の集団が歩いているような感じさせてくれます。途中で速くなるところは戦ってる最中という感じです。アンシフェルムの曲は、戦士が戦っている状況を頭の中でイメージさせてくれ、なおかつ熱い思いができるすごい曲です。ヴァイキングメタル全般にいえますが、ここがいいです。
・「ヴァイキング」
フィンランドのヴァイキング/メロデス・バンドENSIFERUM、国内盤デビューとなる2ndアルバム。フォーク要素をふんだんに取り入れた、勇壮でヒロイックな楽曲の完成度はどれも非常に高く、メロディの持つ叙情性、哀愁も強い。メロディに比重を置き過ぎるばかりにアグレッションが失われがちになるバンドも多いが、今作はメロディを大切にした楽曲作りながらもサウンドはあくまでもアグレッシブでブルータル。ヴォーカル・パートもデス・ボイスのみに終始している訳ではなく、曲によっては、クリーン・ボイスの使用や女性フォーク・シンガーをフューチャーしたりと楽曲に様々な表情を与えている。TURISAS、FINNTROLL、Korpiklaani、Bal-sagoth辺りがお好きな方にもお勧めです。 しかし残念な事に、ギタリストでシンガーのヤリは自身のプロジェクトであるWinter Sunに専念する為、今作を最後にバンドを脱退している。
・「METALLICAのデス声版メロパワ」
とタイトルで乱暴なことを書いてしまいましたが......ヴァイキング・メタルの若き雄として知られているそうですが、ヴァイキング・メタルでなく普通のメタル・ファンの自分にとっては、クサ目のメロディック・パワー・メタルにデス・ヴォーカルが乗った音だと感じられました。CHILDREN OF BODOMなんかと違うのはメロディに土着性が強く、フォーク風のアレンジが大胆なところでしょうか。これがBLIND GUARDIANばりの強烈な個性となっています。クサくていい。
そしてMETALLICAのカヴァー(ソロ・パートまでほとんど完璧)がボーナス追加されているように、小忙しいスラッシュ風リフも見られます。7曲目のリフがあまりにもそうで、カッコ良くて、笑けてくるほどでした。
なんとバンドとの共同プロデューサーがあの、初期METALLICA作品や、BLIND GUARDIANの名作「NIGHTFALL~」を手がけたフレミング・ラスムッセンであります。バンドの目指す方向性にバッチリあった人選でしょうか。音は凄くクリアでスピード感も優雅さもありますが、少しライトで、ヴァイキングらしい(?)勇猛さが欠けていると感じられるのが残念。
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