・「グリーン・マナリシがこれか」
フリートウッドマックのグリーン・マナリシは摩訶不思議な曲でピーター・グリーンが薬(LSD)の中毒になっているときに生まれた名作?です。当時の画像をみればなかなか演奏するのが難しそうな変調っぽいリズムが続きます。またその後、ピーター・グリーンが脱退した後に加入したボブ・ウエルチもこの曲をライブでやっておりますが、見ているとなかなか難しそうな曲です。これがジューダス・プリーストにかかるとほんまにおんなじ曲なの?って疑わずぬおられないくらいノリがいいリズムでドンドン・ガンガンときます。彼らの歴史にとってここから今の路線が決まったといえる記念すべき出世アルバムです。
・「メタル・ゴッド、初期の傑作!」
1978年リリースの5作目。前作の方向性を継承しながら、サウンドに厚みを加え、ヘヴィさを増した作品だと感じる。“ユダへの貢物”“殺戮の聖典(バイブル)”“ランニング・ワイルド”等の名曲が収録されているだけでも必聴だが、アルペジオから始まる、切なくも美しい超名バラード、“”ビフォー・ザ・ドーン”等彼らの懐の深さを窺わせる意欲的な作品が本作であろう。フリートウッド・マックのカヴァー“ザ・グリーン・マナリシ”はニューロティックなハード・ロックだった元曲に新しい解釈を与えているし、ブギー色の濃い、これまた名曲の“ロック・フォーエヴァー”は彼らが英国のバンドであるルーツを感じさせるなど、多彩な楽曲が詰め込まれた快作で、前作に劣らぬ充実度を誇る1枚だ。
・「初期ジューダスプリーストの最高傑作」
ブリティッシュ・スティール以降、極端に減ったグレンの泣きのギターが冴え渡る最後のアルバムです。わし的には「殺人機械」>「運命の悲しい翼」>「背信の門」>「ステンドグラス」>「ロッカ・ローラ」の順です。ブリティッシュ・スティールで、わしの中のジューダスは終わってしまった。(あくまで超個人的意見です)
・「プリーストの快進撃は続く・・・これも秀作」
最初聴いた時、北米のラジオ局でのオンエアを意識した曲を作っているなあ、という印象を持った。基本的には全曲通して未だ英国風味の漂う暗く、重く、叙情的なサウンドなので、全米で市民権を得ることができるか甚だ疑問だった。極論を言えば、Priestがビルボードの大衆向けチャートの上位を目指すこと自体無理があり、また求めるまでもない話なのだ。私から言わせればPriestは好きな人がとことん愛情を寄せるバンドであり、今後もそうあり続けるべきなのだ。この作品はそういった意味で、Priest Loverにとってはつぼを押えた作品と言えるだろう。些かロックンロールを意識した曲にはなっているが、それでも許せる。前半のDelivering the Goods、Rock Forever,Hell Bent for Leatherは今聴いても古さを全く感じさせないハイテンションな曲。そして、何と言ってもいいのが、カバーではあるがライブで演れば盛り上がるGreen manalish with a two pronged-crown、これがいい。カバーアートもPriestらしいですが、曲もそれなりに仕上がっています。最高です。
・「ヘヴィーな音のかたまり!」
60年代のステッペンウルフのボーントゥビーワイルドで初めて公開されたヘヴィーメタルなる単語は、ハードなロック(ハードロックではない)を指す俗語でした。そのHMを大々的に宣伝に用いたのが70年代始めのブルーオイスターカルトでした。しかしながらそのヘヴィーメタリックな音像は一部の熱狂的マニアには受けたものの一般のファンの支持を受けるには至りませんでした。さてこのジューダスプリースト、いまではだれもが認めるメタルゴッドですが、当時はハードロックと呼ばれていたはずです。メタルゴッドと呼ばれるようになったのは英国の鋼からです。でも、結局HMってHRをかっこよく言っただけのことなんだけどね。それはともかくこのアルバムを聴くときは、近所迷惑顧みず大きな音で聴いてもらいたい。腹にズシーンと低音が響くはずです。そしてロブも意識的にスクリーミングを避け、中音域中心に歌っているようにも感じます。たぶんJPのアルバムのなかで一番ヘヴィーなんじゃないかな。HMという言葉を一般的にしたのは、JPの功績である事は間違いない!
・「HM史に輝く名盤!」
現在もヘヴィメタルの王者として君臨し続けるJUDAS PRIEST、そんなJUDAQS PRIESTのヘヴィメタルサウンドを見事確立させたのが1978年にリリースされた本作の「殺人機械」である。本作はJUDAS PRIESTの名盤の一枚でもあり、HM史に輝く名盤でもあるが本作が発表された当時はまだヘヴィメタルという言語は無く、むしろ本作がヘヴィメタルという言語の確立のきっかけを作ったといってもいいかもしれない。
・「これは名盤!!!」
1979年発表の5作目。日本タイトル『殺人機械』『Killing Machine』ですが、私はあえて英・米リリースタイトル『Hell Bent for Leather』と呼ばせていただきます。(理由は単に後者の方が好きだからですが… ) 前作『Stained Class』から一転して、今作のヘヴィネスぶりは正に格好良いの一言に尽きます。 掴みからノリの良いロックなナンバー『Delivering the Goods』で幕を開け、すかさずテンポの心地よい『Rock Forever』。その後もプリーストの曲ベスト10(私的ランキング)に入る名曲『Hell Bent for Leather』、ミディアムテンポで攻め立てる『Killing Machine』、これぞ名バラッド『Before the Dawn』など、名盤と呼ぶにふさわしいラインナップとなっております。 全体的に、ロブの真骨頂「高音域ヴォイス」はすっかり影をひそめてしまってはいますが、そんなお約束を使わなくてもこれだけのアルバムが作れるんだという自信に満ち溢れた強烈な一枚で御座います。
・「現代HMスタイルの祖。」
'78年に出た5thで、「STAINED CLASS」と並んでCBS時代の初期の傑作!ファンの中では、こちらの方が「STAINED~」より好きな人も(意外と?)多いアルバムです。当時のファンは、先ずビジュアル面に驚いたはずです。初期のヒラヒラした綺麗めドレス姿から、逸早く取り入れたスタッド&レザーのスタイル。これ以降、メタル・シーンに広く浸透していきます。そして、内容にも戸惑ったファンがいたはずです。ガッツ&ヘヴィな①を始め、それまでバンドのトレード・マークだったVo.のRobの超高音ボイスを“意識的に”抑えて、低~中音域を主体としたスタイルでアルバム全体を押し通してます。そして、音質自体も前作とは一変して、ハードでヘヴィになっています。しかし、曲自体は、先の①、超名曲④、ポップな⑤、ズシリと響くDr.がZEP的な⑥、FLEETWOOD MACのカバーながらライブの定番曲⑦、名バラード⑩等、名曲目白押し!最高です!
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