・「ラプソディーは神の域に・・・・」
さすがだね!迷う必要なんてないです。買わなきゃ損です。理由は聞いてからのお楽しみです。
・「キャッチーな曲は?」
Emerald Swordのような、キャッチーで頭の中を駆け巡りそうな曲は、、、見当たらないような。アルバムのリリースまで、待ちますか?全体的には、「やっぱり彼らでなければ」と大きく頷ける大作ばかり。シングルよりも、ミニアルバムってくらいの存在感がある。
・「新章開幕!」
名優クリストファー・リーの荘厳なナレーションで幕を開けるこのアルバム。1曲目からお得意の疾走チューン、迫力の増したコーラスで聴かせてくれます。②は前作の「When Demons Awake」を彷彿とさせるようなディストーション・ボイスを絡め緊迫感あふれる展開の佳曲、③もお得意の民謡調でしっとりと、大作④への流れも見事です。そして⑤はカバー曲ということですが、なかなかどうして、アルバムのラストを飾る曲としてうまく機能しています。
アルバムのハイライトと言ってもいい④ですが、いつも以上に情感あふれるファビオのVoが台詞の掛け合いなども相まってドラマティック、インストパートも聴き応えありでイイ感じです。この④を含めアルバム収録の5曲中4曲はニューアルバムには収録されないらしいので、これはファンなら買いでしょう。
いやー、しかしファビオは相変わらず天才です。彼のVoは同系統のフォロワーバンドと一線を画す大きな要因でしょうね。やっぱRHAPSODYは一味も二味も違います。
・「やっぱりラプソディーはラプソディー」
9月に発表が予定されているというフル・アルバムに先駆けて発表されたミニ・アルバム。 ①、②の、いかにもこのバンドらしいゴージャスなサウンドで勢いよく疾走している曲は、「以前にも同じようなメロディの曲があったのでは?」という危惧を抱かずにはいられなかった。
しかし、トラディショナル・ミュージック的な音から徐々に壮大なシンフォニック・メタルに展開する③に続き、まるでミュージカルのように静と動のコントラストのはっきりでている10分以上の大作④は、このバンドの数ある大作の中でも良く出来ている方ではないだろうか。プログレ・バンドGOBLINのカヴァー⑤への橋渡しも見事だ。
今作でも独自のセンスと作品の完成度の高さを見せてくれたが、それだけにフル・アルバムに対する期待は高くなる。 名優クリストファー・リーによる、ナレーション参加の実現ということに満足せず、音楽的にもっと高いレヴェルを目指してもらいたい。
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