● リストXXXI
・「ミュージシャンとしてやってやいけないこと。聴く価値なし。」
クラプトンはブルースマンではない。勘違いしている人が多いが、彼はブルージィなプレイができるだけであって、プルースはひけない。7thのコード進行でブルースの形式をひいても、ブルースプレイヤーではない。ペントニックで弾いたからといって、ブルージィなだけであってブルースではない。ブルースはそんな簡単なものではない。 白人のブルースプレイヤーはスティーヴィー・レイ・ヴォーン、その兄のジミー・ヴォーン、やきが回ってしまったがデイヴィッド・ギルモアくらいしかいない。 多くのブルースのイベントやブルースマンのアルバムに参加してプレイをしているが、話にならない。おかしなアレンジでフルカバーアルバムを出すことはベテランミュージシャンのやることではない。子供じみた趣味としか言い様がない。ブルースマンへの本当の敬意を表すなら、ロバート・ジョンソンをギター1本で完コピするか、ライブ版として出すべき。NHKの番組で山崎まさよしはロバート・ジョンソンを完コピしていた。クラプトンは完コピができないからおかしなアレンジしたんだろう。ビリー・ジョエルはニューヨークの想いでリズム&ブルースや黒人音楽へ敬意を見事に表した。敬意を評すとはそういうものだ。エアロスミスのブルースアルバムもひどかったが、まだ評価できる。 白人の感覚とはそんなものか、と情けない。大御所にはだれもダメ出ししないからこんなものが出来てしまうのだろう。聞く価値なし。
・「うーん・・・」
このアルバムは、クラプトンが大好きなら問題なく楽しめるでしょう。ロバジョンには、こういう曲もあるんだみたいな、いわばカタログのような作品です。リアル・ブルースを聴くのは、ちょっときついという人には、いいかもしれませんね。
私は正直駄目でした。ロバジョンと比べるなんて全く意味がない事ですが、(別の人間なんで)せめて、もう少し何とかならなかったのでしょうか・・・例えば、ラブ・イン・ヴェインですが、あれは悲しい曲なはずなのにクラプトンverは楽しく聞こえます。ストーンズverの方が雰囲気でてると思います。
クラプトンは気軽に聴けるけどRJは、そうはいきません。あの不気味な雰囲気(ギター、声)を紳士のクラプトンに期待しても難しいですよね。
何だかんだ言っても、かつて私にRJの存在を教えてくれたのはクラプトンですし、そもそもブルースというジャンルを教えてくれたのもクラプトンなんで、そういう意味では凄く感謝してます。このアルバムをきっかけにRJのファンが増えることを願います。
・「『痛み』」
~~最も感受性の鋭敏な傷付きやすい思春期にクラプトンが最も影響を受けたロバート・ジョンソン。ジョン・レノンの名盤「ロックン・ロール」然り、ジェフ・ベックの「クレイジー・レッグス」然り、思春期に最も影響を受けたアーティストのカバー集には思春期特有の『痛み』を感じる(クラプトンが60歳になってもだ)。その『痛み』を感じ取れるからこそ、こ~~のCDがクラプトン愛好家・ブルース愛好家のみならず万人に受け入れられる要素だろう。尚、このCDを2倍楽しむ為にはロバート・ジョンソンの「コンプリート・レコーディングス」(豪華ブックレット付きCD2枚組で安い)を併せて購入する事をお薦めします。~~
・「クラプトンはブルースマンなのか?」
クラプトンはブルースマンなのか?違いますよねー。ブルースしかできないのがブルースマンだとオイラは思います。クラプトンってブルースを愛してやまない不器用な(テクニック的にではなく)男という感じがしますが、実際はその時々によってスタイルをうまく変化させていく、けっこう器用な人だったりします。R・Jのカバーということでどーしてもオリジナルとくらべてしまいますよね。くらべちゃうと、あー、クラプトンもまだまだだなーと思ってしまいます。しかし、これはまた一つ課題ができたということで、結果的にはよかったんじゃないでしょうか?オリジナルを知らずに聴くなら、そこそこいけます。ただしオリジナルを知ってるとR・Jのほうを聴いてしまうと思います。クラプトンの音楽寿命が延びた(?)アルバムでは?
・「クラプトンが気持ちいいんだろな?(いいよな)」
クラプトンが気持ちいいと思うな好きなロバジョンの曲演奏して、クラプトンは一時ロバジョンしか聞かなかった時期があるって書いてあったよな?ロバートジョンソン聞いたほうがいいよ、それから楽しんでギター弾いてるクラプトン聴いてみて、いきなりクラプトンでこれはきついかな?
・「発売前から」
何かと話題を広めた今回のアルバムです。ロバート・ジョンソンにトライ、となればカントリー・ブルースになるものだと思っていましたが、いざ聴くとドラムがバンバン、エレクトリック・ギターの演奏とは思いませんでした、私としては、完全なるアコースティックギター1本で歌うアルバムだと、当初は思っていました、ジャケットからも想像が出来ました。そう言った意味で私は少々評価が落ちるアルバムですが、ジャケットと内容が違うので。。。
しかしながら彼の「やりたい事」がここに完成しており、存分にブルースを聴くことが出来ます。また「クロスロード」(クロスロード・ブルース)もアルバムに加えてもよかったのでは、
ロバート・ジョンソンと同じアコギ1本でプレイしてもらいたいものです。実際それが出来る人ですから。
・「期待以上でも以下でもないアルバム」
このCDの話を聞いた時からだいたい内容は想像できるな、と思っていたが全くそのとおりで笑った。今のClaptonは多分自分が思ったことはなんでもできる状況にあると思う。(地位も金も名誉もある)そういう人間が今更Robert Johnsonやっても金持ちの道楽にしかならないのでは思ったら、まあその線で落ち着いた。彼がブルースカバーして感動させたのは、やはり初期の頃のなにかに追われたようにひたすら道を突き進んでいた頃だ、と私は思う。From The Cladleツアーの時に見に行った印象が既に彼の気合の入ったカラオケ大会だったというものだが、これは更にそれの進化形。要するにRobert Johnsonはこういうおしゃれ系のアプローチは似合わないということだろう。カバー対象が偉大すぎるというのも困ったものだ。
・「産業音楽」
クラプトンってBlues好きだと公言するわりにいつまで経ってもうまくならない人だと思ってましたが、ここまで酷くなっちゃいましたか。第三者にやらされたんならともかく、好きなことを思いっきりやってこれならもうbluesがどうとかは止めたら?バンドサウンドなのもきっついなー。
・「やっぱりギターうまい」
~クラプトン けなせば 一流評論家~・・・とは僕のおもいついた川柳ですが、こんなに粗探しされる大物ミュージシャンを僕は他に知らない。素晴らしいアルバムじゃないですか。特にはじめてブルーズをきく人なんかはオリジナルよりこっちのほうがとっつきやすいとおもいます。音楽って難しく考えるよりそういう事も必要だとおもいます。
・「思惑どおり!」
私としてはロバジョンを知らない人に聞いてもらいたいと思います。一方、ロバートジョンソンを神のように崇める人たちからは現代風すぎるため、賛否両論でるでしょう。ショットバーなどで流れても全く違和感のない作りですから。それだけにロバジョンの奥深さを一般の人たちにも広めるには最高の仕上がりではないでしょうか。クラプトンサウンドで、かつジョンソンの原曲のよさがでていると思います。ジョンソンのCDは録音状態が悪すぎて、一部のマニア以外には聞くに堪えないものであることは疑いの余地がありませんから。
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