・「かっわい~」
ジャケットのドギツさ?とは逆に、キラキラ輝くキュートな名盤。
1曲目の日本語歌詞の歌(元々はボーナス・トラックだったようです)と、以降の本編を分けて考えれば、1枚で2度おいしいお得なアルバム。
日本語歌詞の歌は、5,6分でありながら、この1曲にこの値段を払って損はないくらい、最高にキュートで愉快です。
海外アーティストによる、日本語歌詞の愉快な(御本人の意図は別にして)歌と言えば、スティングの「DO DO DO DA DA DA」や、デビッド・ボウイの「GIRLS」がありますが、この「大地の音」も同様に、使い慣れた言語ではない為、こなれていない純粋な何かが出ていて素敵です。対訳を読むよりも遥かに歌詞、というか気持ちが伝わってくる気がします。
でも、あまりにも濃いので、1曲目にしなくてもよかったのではという気も。
本編は、コーラスもアレンジも音も完璧で素敵♪既成概念にとらわれない工夫が楽しめます。しかもこの値段で日本盤。かわいくてかっちょいい音が聴きたい人は是非。
・「待ちに待った初CD化」
~多くのニューウェーブ・ファンが待ちに待ったスリッツの2ndアルバムの再発であり、しかも世界初CD化である。今回ニューウェーブルネッサンス2004という一連のシリーズで再発されたりCD化された中では一番の功績がこのCDではないかと思う。プロデュースは1st同様にデニス・ボーヴェルが担当しており、まさに傑作といってよいアルバムに仕上がっている。
~~日本盤のみ日本語バージョンが入っているのは嬉しいのだが、これがあまりにもキワモノでせっかくの名盤の統一感を崩してしまっている感があるのは残念。邦題はアナログ発売時のものがそのまま流用されており、一部聞き取り不能という注釈はあるものの日本語の対訳もついている。
~~ステージではまともに楽器も演奏せず、楽器を置いて演奏はドラム独りにまかせて踊り出すような勝手気ままなパフォーマンスをやっていたようだが、それでもワンフレーズだけでも音が入っただけで彼女らの曲だと分かってしまうほど強烈な個性をもったオリジナリティ溢れる楽曲ばかりである。~
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