・「流石。」
という感じでしょうか。マドリブとドームの共作。
あの、奇作名曲のaccordionが入ってます。これだけでも聴く価値はあると思います。
DOOM好きには是非。
・「ジャケで敬遠していたが…」
やばい。
トラックは全てMadlibによる提供で、MCはMF Doomを中心にMEDやQuoasimotoが所々で加勢している。インストも数曲収録していて、1曲あたり2〜3分の全22曲という構成。
トラックはサンプラーSP1200を使用したローファイサウンドが炸裂。音の濁り具合が半端ない。黒い煙漂う空間に様々なイメージが断片的に現れては消えていく怪しい雰囲気を終始煽り続ける。ビートはそれほど難解ではないが、ザラつき加減はかなりのもので一癖二癖ある。支離滅裂なのに作品としてちゃんと成立しているというこの矛盾した世界観ときたらもはや脱帽。そしてこの癖のあるトラックを見事に乗りこなしてくれたDoom氏にもまた脱帽である。
ノイズはマイナス要素として見られ、ハイファイ志向の中で何でもデジタル化していくこのご時世、こういうアナログな質感を持ったアルバムを出してくれるのは実に価値のあることだと思う。メインストリームでも、ギャングスタでも、ジャジーでもない、まさにリアル・ヒップホップを見事に提示してくれましたね。
・「MADLIB&MF DOOM」
早く次回作出ないんでしょうかね?? こうゆう他に誰もやらないスタイルを貫き通す事が、どれだけ大事か… 最近では、薄っぺらい、誰でも作れるような俗に言う「JAZZYHIPHOP」とやらがアンダーグラウンドを牛耳っていますが、そんなのとは訳が違います。DOOMもMADLIBもそうだけど、アングラだとかメインストリームだとか、そうゆう枠に入っていないのです。かなり自由です。やりたい放題、音をブった切って、再構築してます。これこそ、まさにソウルフルですね。みなさんハードウェア主体のこのご時世、SPサウンドがどれだけヤバいかをとくと堪能あれ。永遠のクラシック!!!!
・「未だにヘビーローテーション」
買って一年以上経つのに、俺の脳内オリコンでは常に3位以内をキープしてます。一曲2〜3分の中に押し込められたサンプリングの嵐にクラクラ。ライヒ、サン・ラ、ストリートファイター2〜〜!?てな具合のハチャメチャさがたまらない。怪しい古代の神殿に閉じ込められるようなイメージがボワーンと浮かびます。単に怪しいだけで無く、腰にくるビートもポイント高し。"money folder"のブレイクのカッコよさが、もう!!!DOOMのガラガラした声質もたまりません。マッドリブがビートを担当しているということですが、たま〜にDOOMっぽい手打ちのドラムフィルがあって新鮮な感じでした。
アンダーグラウンド好きには純粋にお薦めなんですが、世にも奇妙な音楽、を探している人にも是非とも聴いてほしい作品です。
・「うわすげえ」
~文句なしに傑作ですよ、これは。
なんだか初期ザッパの影響が感じられるねフムフムとか偉そうなことを思っていたら、どうも「アンクルミート」からサンプリングされてるらしいという情報を得て、我が身のマヌケさ加減を思い知ったのですが、
しかし、それでもマッドリブはザッパの正当なる後継者だと思う。断片的なアイディアがノイズの霧の中から現れ~~ては消えていくこの感じは、明らかに初期のザッパを彷彿とさせる。
言葉にすれば、本来音楽的となるはずのない音の断片が構成・編集されることで音楽的になっているという不思議な感覚ですかねえ。むしろ、緻密な設計図と原価計算を元に工場で生産されたような世間一般の音楽は果たして音楽的なのかと、聞き手に問いかけている訳です。
ただ、このCDはそ~~ういう音楽しか聞かない人には届かない訳だから、その辺りを今後どうするかが彼の評価を決めると思います。~
・「あらら」
完成度が高いとな?この22曲の中に完成された曲など1曲も無いが。2人のLPはほとんどもってるけど、痛いねこれは。ハードルが高すぎて、飛び越えられず次々になぎ倒しにかかった感じ。それぞれ他の活動に専念してくれる事を祈るね。あと、鋼鉄の顔は下手トラックメイクは最高なんで、MCは外注で!!!!!!!!!!!!トラックメイクとプロデュースを2人でやって、MCはSCIあたりを加入の方向でよろしく!!
・「dooooooooooooooooooooooom。」
いままでの両者の作品の中でも中毒性という意味では一番なんじゃないでしょうか?中々CDデッキから出てこない!MadvillainもMFDoomばりのリリース攻勢なら最高なのになあ....
・「2004年を代表する一枚?」
ヒップホップが嫌いで普段このてのジャンルのものは聴かないという人にこそ聴いてもらいたい作品です。これはマスターピース。音楽を愛するならばジャンルの壁なんてとっとと取り払って耳を傾けるべきです。ジャケもかっこよいし、これはおそらく2004年を代表する一枚になるでしょう。
・「2004クラシック!」
トラック担当はマッドリブ、MC担当は最近リリース量が凄まじいMF DOOM!大物同士の共作というと、期待が凄過ぎて外される事が多いのだが、二人の資質が近いのか最高のケミストリーが起こっている。
一曲が2~3分と短いせいもあって、マッドリブ特有のユルユルな世界観も意外にもタイトにまとまっているし、一曲一曲の完成度も高く、いい意味でいつもより気合が入ってるのかも。また、DOOMの鼻詰まり、喉枯れラップはもうファンクとしか言い様がない。滅茶苦茶グッと来ます。メダファーやカジモトの参加も良いスパイスとなっている。
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