・「さすが」
さすがと言わざるを得ない大傑作です。
基本的にはthe yellow monkyでの最後のオリジナルアルバムの8の流れで聴くと結構すんなり入れる感じがします。内省的という意味ではこっちの方がそうかもしれませんが、よく言われる、「重い」という意味ではこのアルバムよりも8の方が断然重いです。
「TALI」や「SWEET CANDY RAIN」などのシングル曲や、「SIDE BY SIDE」、「FALLIN' FALLIN'」など、どこか寂しげな曲が多いですが、一曲一曲のクオリティは恐ろしく高いです。 そんな中でこのアルバムのハイライトは「BLACK COCK'S HORSE」だと思います。サビの部分の目の前がパッと明るくなるようなみずみずしさは、まるでその景色が見えるかのようです。吉井和哉に改名してからもライブで演奏され、どんどん進化しています。これからも吉井和哉の核になっていく曲じゃないかな。
・「ソロ初のアルバム。意欲的な作品」
ソロ活動最初のアルバム。出だしの1曲目と最後の曲がシンセか何かの楽器のソロで歌はなし。しかしその後の曲を聴いているとやっぱり吉井和哉だと思わせる。歌自体は最新アルバムの「39108」に近づいていることに気づかされる。やっぱりこの人には厚みのあるロックが似合う。
・「アタシの神様」
昔々のインディーズ時代、吉井氏が現在の様な素晴らしい方になられるとは想像つかなかった。(ミュージシャンとしても。ごめんなさいね)イイアルバムじゃないですかぁ!聴いてるのに絵を鑑賞してる様です
・「ヨシイロヴィンソン自身の音楽集大成」
ほとんどの楽器を自ら演奏、作品を作っている間もほとんど一人で、というスタンスで作られた今回のアルバム。音もそんな製作時の雰囲気を感じ取れるような内容になっている。一言で言ってしまえば始まりから終わりまで部屋の中に篭って内面と向き合っているような感じ。
3曲目のCALIFORNIAN RIDERではロックらしいロックな内容だがそれ以外は淡々としたちょっと重たい感じに仕上がっている。彼の内面で渦巻いているブラックホールがこのアルバムで表現されている。パーソナルな内容で強い影響力を持ったアルバムだ。
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