・「音質最低のはずなのに、耳に届くと・・・」
狂気と暴虐に荒れ狂う凄まじい完成度を誇る音となる。音質は一曲目からブツブツした切れ目の音が入る最低レベル。しかしその劣悪な音さえも、クリムゾンらしい不穏な空気を漂わせる曲にマッチした良い選択のように思えるから不思議だ。演奏だけで、これだけ狂気と恐怖を与える作品が出来るのかと思うくらい、狂った爆音による美メロ(?)の嵐に見舞われる。ハードロック~メタル系が好きなら一遍は聴いてみるべし。
・「最小単語数で最高の表現を考えました」
オリジナルが 精神分裂症者 ならこれは 酒を飲ました精神分裂症者もしくは 薬中の精神分裂症者 です 笑
・「激しい即興・生々しい録音・天才的構成力」
私は中学生の時、はじめて聞いたクリムゾンがこれでした。理由はレコード屋に宮殿を買いに行ったがこれしかなかったから。。。しかし、聞いて演奏の凄まじさに完全にやられてしまいました。しばらく病みつきになって毎日2回くらい聞いていた思い出があります。
音の悪さは皆さんご指摘の通りです。 が、かえって生々しさや緊迫感・臨場感を感じるくらいで、私の場合は全く気になりません。
前半は確かに第一期のクリムゾンの総括、後半は明らかに太陽と戦慄以降の第2期クリムゾンを予感させる曲目と演奏です。最後のEARTHBOUNDなどではジャズロック的な演奏をまさに太陽と戦慄PART1的構成で聞かせます。ラストを飾るドラムソロからフリップのギターソロへの展開ではリスナーの脳内になにかが分泌されること請け合いです。
クリムゾン以外でこんなライブをやるバンドはいないと断言できるまさに名盤です。
・「徹底的になぎ倒す」
破壊、それがこのアルバムのコンセプトです。音質の劣悪さをも含めて、マイルドで耳障りのよい爆風などナンセンスとでもあざ笑っているかのようです。1曲目と最終曲においてそれは顕著であり、理知的で整合性のあるスタジオのクリムゾンとはかけ離れています。あの美しい狂気は仮面を剥がされ、咆哮しています。私はいつも1曲目を聞き終えると、核爆発かなにかですべてが吹き飛ばされてしまった荒野に、一人取り残されてしまったような孤独感を覚えます。
・「みなさんカセット録音のために音質が悪いとおっしゃられますが、コレクターズクラブの同時」
LP発売当時、アメリカでは音質の悪さを理由に、発売されませんでした。アメリカ製のアンペックスによるカセット録音(ライン録音)です。ファンの方なら、第7巻まで出ているコレクターズクラブの同時期録音も聴いていますよね。それ程違いはないでしょう?元々、PAで音を歪ませているのです。最後にはドラムの音もVCS3で歪ませています。この荒々しいサウンドがこの時期のクリムゾンの特徴なのです。内容は、「すごい!」としか言いようが無い。1曲目でいきなり「21st.」です。最もジャジーで、暴力的な展開と、エンディングはテープが切れたとしか思えない終わり方が、却って斬新です。最初に輸入LPで聴き、「21st.」のベストライブバージョンは私にとってこのバージョンになりました。脳みそが洗われます!必聴盤です。
・「究極の情熱!!!」
録音状況の悪さ、スタジオ盤とは大きく違ったインプロなどから、クリムゾンの歴史の中でも異端とされていますが、個人的にベストだと思います。
注意として、これを聞く前にスタジオ盤を聞き込んでおくと、さらにイイです。
・「ノイズまでリマスター!? メルコリンズを再評価できるアルバム」
まーーー音の汚いこと汚いこと!ホントにリマスターすか??最初はきけませんでしたよ・・・恐ろしくって。でも慣れれば結構聞けるんですよこれが。逆にこの汚さがステージ間近のオーディエンスの気分にさせてくれるので全然迫力が違います。しかしメルコリンズのサックスっていいですねー。結果半分はジャズみたいなもんになっちゃってしまってますが、このライブでは冴え渡ってますので、是非聞いてください。
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