・「問題あり」
1曲目のイントロからエキサイティングな疾走感が聴き手の期待を膨らませる。つかみはOK!しかし、楽曲はその焦燥を持続させるだけに留まり、一向に発展する気配なくそのまま終わってしまう。そこに何ともいえない、煮えきらない感情が生まれ、不完全な完結を強要されたみたいに、納得がいかなくとも自然とこのバンドに対して妥協してしまう。こんなんじゃダメだ!惜しいところまできている!と、おもった人だけが次回作を聴くことになる。
・「見事にコケた」
スペインのダークムーアから脱退した3人組が新たに作ったバンド、ドリーメーカーのデビュー作。正直疾走感もそんな無いし、メロもよくない。しかももともとオペラ畑よりで声に激しさ(シナジーのボーカルみたいな)がないエリサ(VO.)がハードな曲を歌うという暴挙に出たため聴いているのが苦しい。ダークムーアのときのほうが声質が曲にあっていたのに…。さらに効果的とうたわれていたデスボイスも何の効果もなく終わり、結局ダークムーアに戻ったら?みたいな気持ちになってしまった。最近ダークムーアもダメになってきたしね。…というわけでドリーメーカーの次回作に期待。
・「ダーク・ムーアよりこっちかな?」
スペインが誇るダーク・ムーアの紅一点だったエリサがこれまで密かに温めてきたバンドがこのドリーメーカー!元ダーク・ムーアのギタリストのアルベルトとジョルジュ、キーボードにロベルトという強力な体制。メロディ、スピード、アグレッション...どれをとっても一級品!!ダーク・ムーアも新作もリリースされるたが、エリサを贔屓にしていた諸兄は間違いなく必聴でしょう。
・「DarkMoorの血統」
元Dark MoorのElisa Martinらによる新バンド。ダークムーアも残されたメンバーらで頑張っていて、なかなかいい音楽を作っているが、やはりVoのエリサが所属するDreamakerのほうが気になるのが人情。正直言うと、Dark Moorの2nd.のほうが上ではあると思う。聴いたことがないのなら、そちらのほうをお薦めする
(ダークムーア:ザ・ホール・オブ・ジ・オールデン・ドリームス)。とはいえ、こちらもその血統であることは間違いなく、素晴らしいメロディが端々にうかがえる。音の厚みに若干不満はあるが、これからの活躍に期待大である。
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