・「寒々しい北欧を連想させるハード・ポップ。琴線に触れます。」
90年発表。イングヴェイ・マルムスティーンの妻(当時)ということで話題先行の感があったものの、そんな「色眼鏡」抜きにしても内容の充実度は一目に値します。 このアルバムの生命線はもの哀しさを湛えたメロディー。ジャケット通り、青白く寒々しい、北欧の風景を連想させる曲調がアルバム全体を支配します。北欧人ならではの感性が、日本人の琴線に触れます。 tr1の「PRELUDE」からtr11「POSTLUDE」がオリジナル本編。文字通り、「序曲」から「終曲」の流れを汲んだひとつの作品としての高い完成度があります。したがって、tr12〜14の再発盤ボーナストラックは余計。tr12は彼女のヒット曲。しかしアメリカ・ナイズされた曲調は、このアルバムには唐突。tr13,14はtr2の別ヴァージョンだけど、特筆すべき点はありません。 tr9ではイングヴェイがギター・ソロを取っています。
・「マイ・アンセム」
1990年作。イングヴェイの元々妻、エリカの作品。ボートラ付きの再発盤も買っちゃいましたよ。1〜2、6、10〜11に北欧ハードポップの旨みが凝縮されてます。そして9ではインギーがGソロに登場!音量が低目なのはしょうがないとしてプレイは最高。当時コレ目当てで購入した人も他の収録曲のあまりのクオリティに驚いた名盤。前述の1〜2は永遠のMYアンセムだ。
・「北欧メタルファンでも、ABBA好きにおすすめ」
みんな歌えるサビメロとそれに繋がる導入部、全体の曲構成のよさはさすが北欧。ABBAを生んだスウェーデンならではの哀愁と切ない程のメロディが満足感を高める。メタルマニアの中では92年に発売されたときには既に名盤扱いされていた。イングヴェイがGtr弾いている1曲だけがクローズアップされていたが、他の楽曲の出来は秀逸。洗練さや派手さはないが、日本人好みの内容であることは確かだろう。
・「ジャケ買い。」
5つ星はジャケットに対してです。スンマセン。内容は・・・どうなんでしょうかねぇ。女声ハード・ポップに飢えてる人にとっては良い作品だと言えるかもしれません。せいぜい星3つがいいとこでしょう。個人的にはそれほどレベルの高い作品とは感じませんでした。若干クセのあるエリカのVOは意外と好き嫌いが分かれそうな気がしますし・・・。ただし、この後、同路線の作品を2枚出していますが、それらと比べるとやはりこれが一番と言うことになると思います。それにしてもジャケがサイコー。2ndと3rdの再発もヨロシクです。
・「私の中の一枚」
イングヴェイ・マルムスティーンの元妻エリカの'90年に発売された1stに3曲のボーナス曲を加えたもの。爽快感に包まれつつも泣きを忘れない美旋律、透明感溢れるメロディーの満載されたこの楽曲群は、北欧メタルに心酔したファンに期待を裏切ることなく感動させてくれる。収録曲(ボーナスを除く)のコメントもついて2の別ヴァージョンも収録されている。#12は特に◎
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