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▼エレクトリック・レディランド:詳細

エレクトリック・レディランド

エレクトリック・レディランド
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「ヴードゥーチャイルド「超絶的な毒の極み」
いろんな「ギター」を主体とするアーティストの作品を、先入観を抜きにして聴いてきたが、この作品(特にヴードゥーチャイルド)を凌駕する作品を、私は挙げることができない。

作品を聴けばわかる通り、ジミは決してギターオンリーの生粋のギター小僧ではないし、むしろブルースを基調としながらも、それに依存しない、幅広い音楽性の中から新しいものを生み出そうとするとてもバランスの良いクリエイターであると思う。にもかかわらず、このギタープレイの「超絶的な毒の極み」はなんなのだろうかと、私は今だに不可解でしょうがない。

このアルバムの彼のギタープレイを聴いていると、自分が音楽を聴いていることすら忘れてしまう。まるで宇宙創世時の無限とも言える「時間」や「空間」や「音」や「光」や「熱」が、彼の手によって独自に編み上げられ、自分のちっぽけな脳ミソにぶちこまれたような、恐ろしい感覚に陥る。

正直、彼の他のギタリストを聴いてみても、確かに「上手い」とは思っても、そこまでの感覚に陥ることは無い。

思うにジミは、音楽以外の現実を受け入れることが出来なかったのではないか・・・。邪推だが、その逃げ場の無さが、彼のギターを唯一無二のものとし、永遠に消えぬ炎を、後の世代の音楽家に与えたのではと・・・そう思わずにはいられない。

・「革命児!ロック、ブルースと云う枠を超えて彼の音楽は存在する
数々のアーティストに絶大な影響をあたえた彼の音楽!ジミ・ヘンドリックス、まさに革命児!ロック、ブルースと云う枠を超えて彼の音楽は存在する。彼は云う「音楽は一時も止まらずに絶えず動いて変化して行く」と・・・。彼の音楽は常に進化し、受け継がれ今も尚進化し続けている・・・。僕たちが未来に生き続ける以上、変化を恐れては行けないとジミのギターが導く!進化するんだと・・・。当時ジャズの帝王マイルスデイビスが彼とGIGをしたいとラブコールを送っていたが、実現できずにジミは逝った。マイルスやマイルスの親友でありアレンジの鬼才ギルエバンスもジミの音楽に共鳴し進化し前人未到の境地を切り開いていったアーティストだろう!追記、このアルバムを聴いていると彼は宇宙人か、未来から来た地球人なのかと思ってしまう。ジミは遠い所に帰っていたのかと・・・あと派手なライブパフォーマンスが目を引くがそれも宇宙人?ジミヘン!とついつい受け入れてしまう。

・「ロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品
1968年発表。ジミ・ヘンドリックスのこの作品はロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品である。ロック・オンリーのフリーク達の知らないところで1967年7月17日、コレクティブ・インプロビゼーションというベクトルを指し示していたジャズの重鎮ジョン・コルトレーンが死んだ。多くのジャズ・ミュージシャンの精神的支柱であった彼の死後、もう一人の精神的支柱であるマイルスがどう動くか、ジャズ全体が彼の動向に注目していた。それが60年代の終わりのジャズの渾沌とした状況だった。そしてマイルスはジャズ・ファンクに突っ走る。なぜ、ジャズ・ファンクか?その答えは同じ1967年にデビュー作『アー・ユー・エクスペリエンスト?』を発表したジミ・ヘンドリックスの音楽である。彼の音楽がいかにマイルスのジャズ・ファンク傾倒に火をつけたかをロックを聴き続けてこの時期のマイルスの音を聴いたものは誰しも感じずにはいられないだろう。一言で言ってマイルスはジミ・ヘンドリックスの音を自分のものにしたかったのだ。マイルスはジミ・ヘンとファンクしたくてたまらなかった。そして1969年8月の3日間CBSスタジオで録音された『ビッチズ・ブリュー』から、マイルスが一時沈黙するまでの間に演奏された作品群は、ジャズ・ファンクという強烈なベクトルに、才能あるミュージシャンを次々と放り込み、その渾沌から何が見えてくるかをマイルス自身も若手も同時体験した。ロック・ファンクだけ追いかけている人には関係のない話である。実は本作はそういった側面すら持った作品だということだ。僕はやはり『Voodoo Chile』を推したい。15分を越えるこの曲こそジミヘンの神髄だと思う。このブルージーな音こそロックもジャズも突き抜けた爆風の音だ(オルガンはスティーブ・ウインウッド)。ギター・フリークを自負するならこのアルバムのジミヘンのギターを聴かずしてギターを語ることは不可能。それほどの作品である。また、それに負けないくらいボーカルも素晴らしい。それにしても今のギター・フリークはジミヘンが右きき用のギターをくるり左に回して偉大な音楽世界を作り上げたことを知っているのだろうか?

・「腰にきます
ヴードゥー・チャイルド腰にくる。ジミヘンといえば,のろわれたように奏でられるギター。それが最大限に生かされている名曲!嫌なことがあった日には,こいつを大音量できいてスカッとしましょう!

・「No,1
ジミヘンドリックスのオリジナルアルバムの中で、このエレクトリックレディランドか、ファーストアルバムのジミヘンドリックスエクスペリエンスか、どちらが最高傑作にあげるべきか悩むところだが、あえてこちらをNO,1に選びたい。

初期の爆発的エネルギーを選べば、ファーストのほうがいいのだが、音楽的成熟を考えれば、エレクトリックレディランドのほうが優れている。

ファーストには、パープルヘイズやファイアなどが収録されているが、こちらには、ヴードゥーチャイルドやオールアロングウォッチタワーなどが収録されている。甲乙つけがたいのは確かであるが、こちらをおそおと思う。水の中にいるような音を作り上げたこのアルバムは見事に成功していると思うのだが・・・。

ぜひ一度聞いてみてください、かなりの傑作アルバムです。古さなど微塵も感じません。

・「2枚組として聴くべき作品
Jimi Hendrixのキャリアの中でも、最高傑作として紹介されることの多い68年発表の3rdアルバム。だが「ジミヘン」を聴こうと思い立って本作に触れピンと来なかった若いリスナーも多いのでないだろうか。オリジナルLPは、周囲の反対を押し切る形で2枚組で発売された。本来の構成は、#1〜4がA面、#5〜9がB面、#10〜12がC面、残りがD面である。通しで聴くと76分弱あるし、初期ヒット曲のハードでタイトな面を期待すると肩すかしを食らいかねないので、オリジナルを尊重して片面単位でじっくり聴いた方がいいのかもしれない。また本作はTHE JIMI HENDRIX EXPERIENCE名義でリリースされながら、ジミ本人がエクスペリエンスというバンドとヒット曲を演奏しつづけることに限界を感じ始めた頃に制作された作品であり、初期のギターヒーロー的なイメージを払拭するような幻想的な曲想やゲストを交えた一発ジャム風の曲も収録されている。特に#4からは、Electric Ladylandという自スタジオで、今までと違うタイプのミュージシャンと朝方までジャムる姿がひしひしと伝わってくる。Jimi Hendrixはあまりに活動期間の短かった人である。たった3年間に、60年代の商業主義の中で名を挙げ、その後コマーシャリズムと真っ向から対峙したミュージシャンでもある。彼の意志を汲み取るのは生前発表された作品だけでは無理がある。氷山の一角という例えは、彼の才能を形容するにぴったりだ。本作はその広大な音楽性ゆえに、全体像を捉えきれないまま生涯を閉じたジミを最もリアルに表した問題作とも言えるのでないだろうか。

エレクトリック・レディランド
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