CHOCOLATE NOTES
ショコラ(アーティスト), Chocolat(アーティスト), レイ・ハラカミ(アーティスト), MIKE STOCK(アーティスト), MATT AITKEN(アーティスト), PETER WATERMAN(アーティスト), 高井康生(アーティスト), 片寄明人(アーティスト), 中村ジョー(アーティスト), PREFUSE 73(アーティスト)
・「ハラカミの歌モノとは」
参加メンバーが、やたら贅沢というか非常に興味をそそられる人選だったので、久々に聴いてみた一枚。特にレイハラカミが歌モノをやってみると、どんな感じになるのかが、気になった。
結果は、ハラカミのアレンジは、イントロだけでそれと分かるくらいソロアルバムと同じ特別な空気感を醸しだしていた。そこにショコラの透明度の強いボーカルが、歌と言うよりはメロディーをなぞる楽器のように乗せられる。極力、エモーショナルにならないようになるべく淡々と歌っているように聴こえた。アルバムの中でも他の作曲編曲家の書いた曲(特に旦那の片寄の書いた曲)と比べてみると明らかである。そのせいか、アルバム全体のバランスが良くない。どうもハラカミの関わった曲とそうでない曲との間に、明らかな空気感の断絶がある。またハラカミの曲に、歌を乗せるのは、なかなか大変なことなのだなということも分かった。正直、ここで聴く限りでは、歌はないほうが良い気がした。
僕としては、ショコラの曲で一番、好きな曲は、「ハムスター」というアルバムのキリンジ作の"宇宙のトンネル"という曲だ。キリンジらしい捻りのあるメロディーとショコラの初々しい弾けるようなポップ感覚が溢れた曲だった。そういう感じが、このアルバムにはなかったのだが、感情を抑えて歌うよりも、もっと軽く自由な感じで歌ってもらったほうが、自分の趣味には合うようだ。メンバーが豪華なだけに、残念だった。
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