● A級メタル02
・「新人離れの完成度」
フィンランドの要注目大型新人のデビューアルバム。ミックスはSTRATOVARIUSのティモ・トルキ。
とりあえず新人のデビューアルバムにありがちな、雑誌とかではもてはやされるんだけど、聴いてみると、「まあいいんじゃない?とりあえず次作に期待でしょ。」みたいな部分がほぼ皆無の逸材。アルバム前半の充実度は特筆モノ。
古き良き北欧メタルの空気感をどことなく漂わせるのもGOOD。安定しきった新人らしくない演奏に、これまた破綻皆無のキレイに伸びるヘイキ・ポイヒアのヴォーカルがまた素晴らしい。よく練りこまれた楽曲のアレンジも実にこなれた印象。
今は若干の方向転換をしているが、やっぱいいバンドだわ、コリャ。
・「レベル高し」
ヴォーカルの声を最大限生かしたサウンドは堂々と行進している感じ。派手めのギターと漂うキーボードの絡みも聴きドコロだろう。このほどよい疾走感とキャッチーなメロはメロディアス・ハードが好きな人にも受け入れられるくらいの仕上がりだ。とりあえず王道HMの名盤といえる作品であることには間違いない。
・「バランスのとれた新人」
フィンランドのメロディックメタルバンド、トワイライトニングの1st。2003作昨今のありがちな疾走メロスピとはやや異なり、適度に骨太なサウンドは楽曲、演奏ともに完成度が高く、アレンジのセンスなどもすでに新人離れしている。疾走曲はあまり多くなく、どちらかというとノリよりは曲を聴かせるタイプのバンドだろう。SONATA ARCTICAをやや正統寄りにしたという感じか。新鮮味は薄いが、パワー、メロディ、スピードの巧妙なバランス感覚が心地よいサウンドである。
・「10月かあ……」
9/16現在、待望の新譜が延期になってしまったようなので、日本デビュー盤(メジャーとしてはこれが1st)のこちらをレビューして気を紛らわすことにします。
SPINEFARM一押しの新人ということで(こういうレーベルの叩き文句はあまり信用できませんが)、速攻で買ったこのアルバム、とにかく①を聴いた時点でおしっこちびりそうになりました。とにかくバンドとしての演奏力と歌唱力がこの手のバンドとしては超A級。新人とは思えません。特に、Heikkiのボーカルは、凡百のクサメタルバンドがこうあるべし、と思わせるものです(頑張ってね、SUPREME MAJESTY)。
それより何より、全ての楽曲における展開美が素晴らしすぎます。捨て曲なし。全曲、サビメロやソロ、転調、ツボにはまりまくりです。タイトル曲④、唯一のバラード調⑥、Henkkiの表現力も素晴らしい⑧はもちろん、日本盤ボーナスの⑩⑪までまったくトーンダウンしてません。もうCDが回転しすぎて溶けるほど聴き倒しました。個人的に日本デビューのバンドでこんなにはまったのはEDGUYの3rd以来ではないでしょうか。(あ、SONATA ARCTICAの1stもかな)とにかく、一押しのバンドです。コアなクサメタルファンには、何故かあまり評価されていないようですが、それならば、いち早くメジャーなバンドになってしまえー、ってなもんです(妄想)。でも、どこぞのバンドのように音楽性は変えないでいって下さいね。
2ndも速攻で買って、いい評価のレビューしたいなあ。
・「ほんとに新人ですか?」
デビューアルバムです。とっても聞きやすく、かっこいい曲です。最初から最後まで捨て曲なし。こんなにすごいアルバム出して次は大丈夫?
・「捨て曲なしとはこの作品のこと」
北欧系メロディック・パワーメタルバンドの日本デビュー作品。有名バンドからの影響は確かにあるんですが、彼らの作り出すメロディにはかなりのフックがあり、曲全体を聴きやすいものにしています。日本盤ボーナストラックまで全ての曲のメロディが良く、捨て曲なしと言えるでしょう。StratovariousとかSonata Arcticaあたりが好きな人は必ずや気に入ると思います。
一聴して耳に残るだろう曲は4.Delirium Veilでしょう。ヴォーカルのリズムが変わってて、一回聴いただけだと不思議な感じですが、強力なサビは一発で覚えられると思います。その他の曲もメロディがとにかく強力で、疾走曲もパワーバラードも素晴らしい出来です。
ひょっとすると一本調子なリズムになりがちなジャンルなんですが、曲の中でのリズムの変え方が上手いと思いました。そこんとこが飽きが来ない理由かも。こういうバンドを聴くと、あらためて北欧ってスゴイなーと思います。次作に超期待。
・「カッコいい!」
Helloweenのオープニングアクトということで久々に買ったメタルだけどこれはイイ!
音もよくまとまっているし、パワー&スピードだけじゃない。どちらかというと正統派というかきっちりメタルしてるというか。。。キーボードに頼りすぎることなくいい味を出している。ホントに新人ですか?Dragonforceともに買ったけどあっちは「元気イイね!」っという感じに対してこっちは落ち着いたメタルを聞かせてくれる・・・。
捨て曲なし! って感じです。かなり気に入りました。
・「80年代のメタル!?」
今流行りの、スピードだけで勝負のバンドとは違い、メロディはしっかりしていてVo.もG.もちゃんと聴かせてくれる。聴いた瞬間、メタル全盛期の懐かしさを覚えたのは私だけではないはず。特に2曲目のAT THE FORGE、ツインギターが耳に残り易くて良い味出してる。コーラスも迫力&透明感あり。6曲目のUNDER SOMBER SKIESなんて、SKID ROWのI REMEMBER YOUばりに売れるんじゃないかと思ってしまう。80年代後半~90年代前半にメタルのシャワーを浴びていた人なら絶対このバンドを気に入るはず。新人なのにどうも大御所の素質がある気がしてならない。
・「衝撃の新人登場!」
このトワイライトニング!今時のKey前面に出したメタルではなく、正統派メタル(Keyもいるが、雰囲気付け程度)と言っても良い!しかしただの正統派メタルで終わらず、よき80年代ロックを取り入れた正統派メタル!これがすこぶるカッコよく、音楽のスピード、テンポ自体は今時なのに懐かしさすら覚える!
更に特筆すべき点は新人にしては演奏力が並ではないということだろう!よくありがちなヴォーカルがショボイとか、演奏が遅れてるとかそういった不安は全然ない。
音楽的にはミドルテンポ主体。これが意外ではあるが決して退屈はしないと思う!スピードチューンもちゃんとあるし、そういった意味ではバランスの取れたアルバムなのだろう!
1曲目なんて普通に「カッコいい!」が似あう曲♪
今時のメロディック・メタルに飽きてきた人は新鮮な気持ちを取り戻すためにも一枚いかがですか???もしお薦めできない人がいるのだとしたら、Keyを前面に出したメタルでないと嫌な人と、正統派が嫌いな人だけだろう!後の人は買って損なし!
・「いまどき貴重な正統派」
SONATA ARCTICAほどスピーディーでもなければ大仰でもないが,それでも十二分にメロディアスで適度にアグレッシブ。いまどき「正統派」というと「B級っぽくて地味」というネガティブなイメージで捕らえられる危険性もあるが,このバンド(アルバム)は良い意味での「正統派」という言葉がぴったりだ。
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