ダムネイション
オーペス(アーティスト)
・「前作と対になる静謐なプログレアルバム」
スウェーデンのメロデスバンド、オーペスの7作目。2003作以前から北欧的な薄暗い叙情にプログレ的な感性をまじえていたが、今回のアルバムは前作「DELIVERRANCE」と対になる作品ということで、彼らの持つ静謐なプログレ的部分を押し出した内容になっている。アコースティックギターにメロトロン、ノーマルヴォイスをメインにしたサウンドはデス色は皆無で、むしろプログレ方面の作品といってよい。曲はやや長尺に感じる部分もあるが、こうした極端なアルバムを出しても違和感がないというところがこのバンドの懐の深さを示しており、これでまた確実にリスナーの幅も広がってゆくだろう。
・「北欧の暗黒神「Opeth」のアコースティックサイド」
スウェーデンはストックホルム出身のデス&プログレッシヴメタルバンド「Opeth」が2003年にリリースした7作目です。2002年リリースの「Deliverance」がバンドとしても暴力性と醜悪な一面を見せた「ダークサイド」として位置づけるなら、間髪入れずに発表されたこのアルバムは「叙情性」と「リリカルな一面」をのぞかせる「アコースティックサイド」という年度をまたがる遠大な2部構成になっています。
いわゆる疾走系のデスメタルを期待する人にとって、ここで展開されるアコースティカルでリリカルとも言えるサウンドは、かなり拍子抜けすることと思います。リーダー兼ボーカルのミカエル・オーカーフェルトの歌声は、かのジョン・ウエットンを髣髴とさせる憂いを帯びたもので、単なるクリアーボイスでは終わらない奥深さを感じさせます。その意味でもキング・クリムゾンやUKあたりの70年代プログレファンをも惹きつける魅力があります。
このアルバムだけ聴くと、「何だ」ということになってしまいますが、あくまでも彼らがもつ音楽的な多面性の一部として捉えるべきでしょう。前出の「Deliverance」と合わせて聴くことはもちろん、まったく対称的な音楽性が動く映像で楽しめる「Lamentations: Live at Shepherd's Bush Empire」(2004年)も合わせて鑑賞することで、彼らの本質に近づくことができるでしょう。
・「OPETHの、OPETHによる」
活動当初から楽曲にプログレ要素を盛り込んできた彼等。前情報ではアコースティック性を前面に打ち出している、との知識しかなかったため、実際にこのアルバムを聴いてみるまではCredence、Benighted、Harvestといったタイプの楽曲が全体を占めているのかと想像していましたが、一聴してその考えは吹き飛びました。これはOPETHによるプログレッシヴロックでした。それもかなり暗鬱な北欧プログレ。彼らのアルバムでこんな形でメロトロンを聴くとは、意外でなさそうではあるのにとても驚いてしまいました。楽曲の構成は比較的シンプルなので、歌声、各楽器の音の心地良さと相まって聴き易さもあります。素晴らしいアルバムです。
・「捨て曲が本当にない」
聴いてる人数はプログレファンよりデスメタルファンの方がはるかに多いと思いますが、今現在こういうバンドが活動していることにプログレファンは涙したのではないでしょうか。声質、歌いまわし、CAMEL風味のギター、メロトロン等々、気持ち良すぎます。
曲が聴きやすいのは、やはりメロディックなメタルを通ってきてるから?完璧だと思います。
・「プログレサイドのアルバム」
もともとOpethというバンドはいわゆるメロデスバンドとしてだけではなく、非常にプログレッシブなバンドと認知されていたと思うが、このアルバムはかなり強烈だ。音は今までのアルバムに比べると非常にアンビエントかつアコースティック。デスパート、もっと言ってしまうとスピードパートは無く、まさにプログレ全開という作りになっている。
もともとのファンはもちろんプログレ、ゴシック、暗黒という言葉に何かを感じることが出来る人は試してみる価値はあると思う。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。