● 知的でクレイジー
・「ジャズの新境地」
現代トリオにおいて逸した存在でしょう。もはや“ジャズ”と呼ぶにはあまりにも昇華されつつある。時折比較されるB.メルドーとは似て非なるもの、スヴェンソン自身彼の影響を公言してはいるがサウンドが狙う新地は明らかに違う終着を予期させる、ともあれ本作のスヴェンソンは相変わらずハイセンスのメロディを堪能させる、尋常とは思えない高度な音の紡ぎに驚くのは毎度のことだが、ドラムのオストロムのプレイも強烈!「THE WRAITH」で聴けるツインドラムは鳥肌物である。ロック系のドラマーが聴いたら凍りつき、2度スティックを持てなくなるかも・・お勧めは2.4.6.9.11.特に11曲目に至ってはエレキギター参入でかなりカッコいいことになってますので。
・「新世代ジャズ・ピアノ・トリオの出世作」
~本国スウェーデンではマドンナやレディオヘッドと並びPop Chart~~ 15位にランクインし、ジャズのアーティストとしては快挙といわれたe.s.t.の出世作。なるほど、聴いてみると、単なるジャズのピアノ・トリオとしての作品ではない。プログレッシヴ・ロックの要素も取り入れた、いわばプログレッシヴ・ジャズ・ピアノ・トリオと言っても良い作品となっている。しかしエスビョルンのピアノはどこかキース・ジャレットを彷彿とさせ~~る美しさを持ち、その絶妙な音のバランスが素晴らしい。まさに21世紀を代表するピアノ・トリオ!~
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