・「絶頂期のエラの代表作」
ハーレムのアポロ劇場のコンテストで名を挙げたエラは、10代でチック・ウェッブ楽団のバンド・シンガーとしてデビューし、瞬く間にその実力を高く評価されることになるが、思いもかけないバンマスの死によって、バンド・マネージメントまで背負うこととなった。若かりしそんな時代のみずみずしい歌唱も素晴らしいが、エラの歌が円熟して、麗しい味わいを醸し出すようになったのはデッカ入りしてからのこと。このCDは、そんな絶頂期にあったエラの代表的傑作である。全編スタンダード・ナンバーのバラードで、エリス・ラーキンスの美しいピアノだけが伴奏を務める。エラの歌唱はまさに”メロウ”というべきもので、モノラルながらデッカの優秀な録音も、彼女の絶唱を見事にとらえて、名盤のお膳立てをしている。カーメン・マクレエの「ブック・オブ・バラッド」と並ぶバラード歌唱集の最高傑作である。
・「渋いけど エラの最高のアルバム」
エリスラーキンスのピアノとエラだけのアルバム。非常に渋く、聞き込むうちに良さがわかる逸品。エラ好きの私のイチオシ。
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