アニタ・シングス・ザ・モスト
アニタ・オデイ(アーティスト), オスカー・ピーターソン(演奏), ハーブ・エリス(演奏), レイ・ブラウン(演奏), ミルト・ホランド(演奏), ジョン・プール(演奏)
・「ANITA SINGS THE MOST」
1957年リリースのアニタの中でも最もジャジィーなアルバムです。全11曲まとまりあるスタンダードが収録されているので、リラックスしながら聞くのにいいですよ。肩のこらないお勧めの一枚です。独特の口を大きく開けて歌うアニタの歌声はハスキーで、当時37歳のおとなのムードが漂うなんとも言えない、現代でも充分に魅力を感じさせます。
・「人生で一番オススメ!!」
むちゃくちゃイイ。私はjAZZにはぜんぜん縁がなかったけど、このCDに出会って聞くようになりました。
JAZZやヴォーカル物が好きな人で、聞いたことがない人にはぜひぜひぜひ聞いてほしい。
浮き沈みもあるけれど、それをも魅力にしているアニタ、本当に素敵です。まじめに全部素敵ですが、I GOT WORDS ON THE STRINGSとBe Withcedは特にオススメのバラードです。
・「ジャズボーカルの粋を感じるセンスと大人の味」
白人女性ボーカルといえばアニタ・オデイの名は外せない。ジューン・クリスティ、クリス・コナー、ペギー・リー、ヘレン・メリルとスターは数多くいるが、その姐御格はなんといってもアニタ・オデイだろう。ハスキーでドライなボイス、スキャットの自在さ、モダンなセンスなど他に秀でた資質を持っている。もちろん音程、音域、音質といったボーカリストとしての基本的な資質においてはむしろ他の歌手に劣っている点も多々ある。それらを補って余りあるのはやはりジャズの即興的要素やフィーリングにおいてアニタはモダンボーカリストの先駆者であるからだろう。このアルバムはジス・イズ・アニタと並ぶ彼女の最高傑作である。バックがオスカー・ピーターソン・トリオである点でジャズの濃度において一歩上を行く。ス・ワンダフル、ゼム・ゼア・アイズのハイテンポ、テンダリー、星影のステラにおけるバラードのしっとりしたムードなどアニタの魅力がいっぱい詰まっている。これぞ大人の味だといえよう。
・「軽さが心地よい」
軽く転がる、重みのない声が気持ちいい。技量的にはいろいろ意見があるようだけれど、粘つかず、さらりと、ころころ歌うアニタは、楽器になっているような気さえする。
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