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▼リターン・トゥ・フォーエヴァー:詳細

リターン・トゥ・フォーエヴァー

リターン・トゥ・フォーエヴァー
チック・コリア(アーティスト), ジョー・ファレル(演奏), フローラ・プリム(演奏), スタンリー・クラーク(演奏), アイアート・モレイラ(演奏)

▼クチコミ情報

・「永遠への回帰の始まり…
1972年発売当時、ジャズ関係のレコードとしては異例のヒット作である。そのため「コマーシャルだ」「ジャズじゃない」等の中傷も受けた名盤である。

・「ロックサイドからの評価
ジャケの美しさに惹かれて購入しましたが素晴らしい作品です。

自分はハードロックを中心に聴く種類の人種ですが、また素晴らしい音楽を発見出来たことに感謝したいと思います。ジャケのように爽やかな音楽ですが、爽やかさだけで終わらせない力強さ、メロディ、リズムの妙。ロック聴きでも十分ダイナミズムを感じることが出来ます。

世界は広く、まだまだ見知らぬ素晴らしき音楽の多いことよ・・・。

・「時代を超越した不朽の名作
 ミステリアスな女性のハミングで始まるこのアルバム、全編を通してとにかくチックコリアの知的で細やかなエレピが心地よくてたまりません。私にとってはまさに「神様からの贈り物」のような存在です。1曲目はミステリアスな女性のハミングから始まり、全体的にはダークな印象ですが、女性のミステリアスで時には叫びにも似たヴォイスが様々な形で曲にからんでいます。また、鋭いフルートの音が、この曲全体の、ゆったりとした中にも攻撃的でとがった印象を象徴しているかもしれません。2曲目は、雰囲気的にはヨーロッパの薄暗い街に霧がかかっているような、静寂と孤独を漂わせた曲。音楽というのは、「音」が隙間なく詰まっていれば「楽しい」というだけでなく、「間(ま)」というものの深い味わいを感じさせてくれる名曲だと思います。それから車のCMでも使われたことのある3曲目。この3曲目と4曲目の「Sometime Ago」の女性ヴォーカルの爽やかさ!そして爽快なフルート!5月の新緑と澄んだ青い空の中をそよ風が流れていくような清涼感。あるいは地中海の碧(あお)い海と空をイメージさせるような、多くの人が一度聴いただけで好印象を持つのも納得の曲です。そして最後の4曲目。静かで個々の楽器のプレイを際立たせたジャジィな演奏に続き、「Sometime Ago」の爽やかなメロディーへと連なります。それが終わると一転して静寂になり、そこからまた徐々に盛り上がっていき、アルバム最後にして最高の聴きどころとなる「La Fiesta」へと流れていきます。それは、激しさと知的な躍動感に満ち満ちており、繰り返されるサビのメロディーラインの美しさには、聴くたびに「爽やかな感動」や「生きている喜び」を感じずにはいられません。嗚呼!たまらない。この素晴らしい音楽を生み出してくれたRTF万歳!チックコリア万歳!!

・「リターン・トゥ・フォーエバー
まだ フュージョンが クロス・オバー なんて 言われてたころの 作品 。 チック・コリアの 演奏も さることながら フローラ・プリム と スタンリー・クラーク が 素晴らしい !!!

・「ジャケットどおりの音楽
なんやかんや言うても、ジャケットが音楽を語ってる難しいことは何もあらへん曇り空から青空へ今にも雨が降りそうやったのに、陽がさしてきた全体の流れで聴くとそうとしか思えへん最後まで聴いた時に心に陽がさしていた

・「昔の音楽です。
 チックという人は音楽演奏の幅が非常に広いので、ある固定イメージを持って別のアルバムを聞くと予想外なことがよくあります。 この作品はTV放送が白黒からカラーになるような時代に一日のTV放送終了に流されたであろうかのような楽曲です。なのでその当時の最先端ということになります。 非常に美しいですが、録音も高低がなくナローレンジで今時のミュージックと比較するとスローテンポで弱々しく感じます。懐古趣味の音楽です。 最近のチックのCD「現在・過去・未来」などだけをイメージしてこれを求めるのは、音楽の幅を広げるためには有効ですが冒険となるでしょう。

・「新しいジャズミュージック創造の記念碑的アルバム
マイルス・デイビスの変貌によりジャズはエレクトリックやロックとの融合化を目指すようになり、一方で前衛と呼ばれていたニュー・ジャズやフリー・ジャズが袋小路に入り、それまでのような衝撃力を持ち得ない時代に突入したとき、新たな方向性を示す音楽が登場した。マイルスの元にいたウエイン・ショーターがジョー・ザビヌルらと結成したウェザー・リポートとチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーがそれだ。リターン・トゥ・フォーエヴァーはおよそこれまでのジャズと違った心地よく親しみやすい楽想で、エレキ・ピアノがこれほど効果的にポジティブに聴けること自体が驚きでもあった。アルバム・ジャケットもジャズのイメージから程遠く、健康的で昼間の音楽という感じである。この当時チック・コリアの言葉で彼の考えを端的に表した言葉がある。それはフリー(ジャズ)に対する彼の答えでもあるが「フリーとは美に対する選択と決定である」というものだ。つまりフリーを自己目的化する傾向にあった当時の前衛に対する警句であり、同時にコリアの美意識を吐露しているのである。この後フュージョンを中心とした新しい時代のジャズが席捲することになるが、このアルバムこそその記念碑的ポジションを示した名盤といえよう。

・「神がかったフェンダーローズの響き
ジャズがフュージョンへと進化するのに貢献した鍵盤楽器は二つあり、一つがハモンド・オルガン(B-3)、もう一つがフェンダーローズ・エレクトリックピアノだろう。ハモンドの方はどちらかというと商業的なものが多く(後期プレスティッジやブルーノートなどの諸作)、フェンダーローズを使ったものにはやや前衛的なものが多かった。後者はマイク・ノックがリーダーとなった「フォースウェイ」やマハヴィシュヌなどのヤン・ハマーらがその最初期の音だったが、その時代の中でもチックのこの作品はフェンダーローズの響かせ方に、ほかのプレーヤーにはない新鮮さが今聞いてもある。ECMを率いたマンフレッド・アイヒヤーのプロデュースの才にもよるのだろうが、表題曲でのフローラ・プリムのボイスと絡むフェンダーの響きの艶めかしさには、ほとんど神懸かり的なもの感じる。約30年前に聞いたときの衝撃以来、この衝撃をを超える音色を持ったフェンダーピアノを聞いたことが無いのは、やはり全く新しい音楽の創造に挑む緊迫感の違いによるところが大きいのだと思う。

・「ラテン音楽の基礎に立った新しい試み・・・今もなお
もうかなり前のことになりますが、チックの大阪公演を聴きに行った時、高校生の頃このアルバムを初めて耳にした時の鮮烈な想い出がメラメラと甦ってきました。RTF全盛の頃からはかなりの時を経ていましたが・・・。ジャズピアニストとしては対照的なキースジャレットも好きですが、チックコリアの簡潔でアイデア溢れるタッチはまた格別です。いずれにしてもこの記念碑的なアルバムはこれから先もジャンルを越えた金字塔として残っていくことは疑いのないことでしょう!ジャズ・・・いや、フラメンコの色濃い名曲スペインへと繋がっていく理由が解りました。

・「エレクトリック・ピアノの魅力
「サムタイム・アゴー~ラ・フィエスタ」を何回聴いたでしょうか、特に冒頭部で転調するエレクトリック・ピアノの、虹のような色彩感の美しさ。このアルバムで、エレクトリック・ピアノ(フェンダー・ローゼス)の魅力に取りつかれました。コリアのキャリアでも、やっぱり飛び抜けた作品だと思います。

リターン・トゥ・フォーエヴァー
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